
大津市民病院 おおつしみんびょういん
所在地:(浜大津方面)大津市本宮二丁目 (石山方面)大津市本宮一丁目
開設年月日:不明
改称年月日:1993(平成5)年6月20日 国道市民病院→大津市民病院
付近:大津市民病院 コープしが膳所店 大津市立やまびこ総合支援センター
キロ程:滋賀マツダ前から0.3キロ
大津市民病院は、言うまでもなく大津市内のみならず、滋賀県全体でも指折りの総合病院です。
英訳がOtsu Municipal Hospitalであることからも分かるように、大津市立の病院です。


この病院の国道寄り、現在「本館」と呼ばれる建物がある位置が京阪バス大津営業所だったことは多くの方がまだご記憶されているのではないかと思います。
大津営業所があった当時の停留所名は「国道市民病院」でした。
この停留所は大津営業所の京阪バスの運行上の拠点の1つであり、時代による多寡はあるものの、ここを起終点とする系統、区間運転で運転を打ち切る系統もそれなりにありました。
旧大津営業所の様子をご覧になりたい方は、リンクさせて頂いている「京阪バス情報局」の特別企画をご覧下さい。
もちろん、乗務員交代も行われていたでしょうし、同級生からは、浜大津から乗ったバスの調子が悪くて、急遽車庫内で降ろされて、代わりのバスに乗り換えさせられた、などというエピソードも聞きました。
↓石山駅方面のバス停から見た大津市民病院

かつては大津営業所の整備場が角の所に見えたことでしょう。
↓石山駅方面を望む。

↓浜大津方面を望む。

懐かしい景色です。ここにいると、思いが深く自分の内側に沈み込んでいくのを感じます。
市民病院からの帰り、うまく上千町行に乗れることなどまずなくて、ここでバスを待ったものでした。当時は日中、草津駅行きと草津駅西口行きが交互に10分間隔で走っていたので、今にも、旧塗色の近江バスが走ってきそうな気がします。
↓対向車線から見た景色。

国道が優先なので、歩道の信号の待ち時間が長く、信号待ちしているとちょうどバスが行ってしまうということもありましたが、10分間隔なので、それほど「行ってしまった!」という感じがしなかったものです。
↓国道・湖岸を連絡していた13号経路があった頃は、このようにして市民病院から国道にバスが出てきていましたが、この光景は、市民病院始発の8号経路や22号経路を彷彿とさせます。

病院のバス路線は重要です。どう考えても今のダイヤは、県を代表する病院の前のバス停とは思えません。
以前は目の前に見えているのに、国道側から膳所駅に行くのは大変なこと、というか、行こうなどという考えが浮かばないほどでしたが、陸橋ができてから行きやすくなりました。それでもまだまだ遠いです。
↓次は、滋賀マツダ前…以前は他のバス停と同じような形状だったはずですが、ヘッド部分だけ外して、掲示の中に取り込んでしまっています。

↓何とまだこんなのが残っています。

誰も本気にしないと思うけど、信楽行きを待つひとがいたら大変です。
↓こちらは浜大津方面


↓石山駅方面に続き、こんなのまで!

三条大橋東詰!懐かしい。
↓14号経路の市民病院行きが到着。

次は、本宮町(浜大津方面)/市民病院前 終点(旧8・22号経路)/市民病院玄関前(旧13号経路)です。

※編集の都合上、次回は「市民病院前」に進みます。
8・22号経路の市民病院前行き用、及び大津比叡平線や6号経路など西側から来る国道市民病院行きが降車用に使用していた「国道市民病院」のポールについては、便宜上次回の「市民病院前」でまとめて取り上げます。
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