青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。

古いアルバムをめくるときに、湧きあがってくるような感覚をこの本から味わっていただくとともにそこにみなさんの思い出を重ね合わせていただければ幸いです。
(大津市歴史博物館編『江若鉄道の思い出 ありし日の沿線風景』P3、2015)



先週末、大津市歴史博物館の「江若鉄道の思い出展」に行ってきました。

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2006(平成18)年の「ありし日の江若鉄道」展から、もう9年も経つんですね!早いなあ…。
「ありし日の江若鉄道」展の図録は、図録としては異例の売れ行きで、後に増刷されたと聞きました。

↓今回は図録というより、普通の本として出版されていて、Amazonなどから取り寄せができます。

江若鉄道の思い出: ありし日の沿線風景江若鉄道の思い出: ありし日の沿線風景
(2015/02/20)
大津市歴史博物館

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↓入館するとまず、三井寺下駅のジオラマがお出迎え

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他に、展示会場内などで浜大津、高島町、白鬚の各駅のジオラマが展示されているのですが、全て西村雅幸氏が作ったものです。
ジオラマは撮影が可能です。

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西村氏は廃線当時、同志社大学鉄道愛好会にいらっしゃったのだそうです。
この精緻さには何度見ても驚かされます。

↓企画展示室の前には、白鬚駅のジオラマ

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白鬚駅は今も存在していたなら、全国でも屈指の絶景だったことでしょう。

↓そして、当時の車掌を模したマネキンと、車両の一部の再現

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↓展示室内には高島町駅

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↓そして迫力満点の浜大津

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京阪、江若、国鉄貨物線の線路が複雑に絡まり合っている様子がよく分かります。

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↓本当に浜大津のバス乗り場は狭いですね。線路もすぐそばなのに、怖いですね。電車の運行に支障が出そうです。

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2011(平成23)年2月12日付拙稿1966(昭和41)年2月12日付朝日新聞 バス停「浜大津」に書きましたが、当時、停めておくことができるバスは、何とたった3台、なのに発着するバスは1日900本という神業でなければ捌くことができない本数でした。

他の展示資料は撮影出来ませんが、今回は特に沿線住民や社員の思い出の証言に重点が置かれていて、生まれていない私も、なぜか懐かしい感覚に浸ってしまいました。

よく、英語をはじめ、ヨーロッパの言語には「懐かしい」に直接当たることばはない、と言われたりします。
しかし、例えば、古いアルバムを見たような時、

This album brings back me good memories. (直訳 このアルバムは私に良い思い出を連れ戻ってくる)

なんていうと、古いアルバムを見た時に湧きあがってくる、「このアルバム、懐かしいな」という感覚が表せるのだそうです。

4月12日の最終日まで、まだ少し間があります。近くの旧京阪別所駅跡など、美しい桜を愛でがてら、是非展示をご覧になって下さい。
たくさんのひとの懐かしい思い出の積み重なりがまた新しい思い出と、次の時代を作り出すのではないかという気がします。

The special exhibition, "the Memories of Koujaku Railway" will bring back you a lot of good memories.
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