青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。

Ⅶ 次の(a)から(f)について各和文の意味を表すように、1から7を並びかえて英文を作るとき、3番目と5番目にくる語の番号を解答欄に記入しなさい。

(略)

(d)虹は、大気中の水滴内を光が屈折することで生じる気象学現象である。
A rainbow (1.phenomenon 2.a 3.is 4.caused 5.meteorological 6.by 7.light) refracting inside water droplets in the atmosphere.

(略)

第97回工業英語能力検定3級(2013(平成25)年11月)より



今日はいきなり何の話だ、と思われるかと思いますが、交通関係の話題はないので、興味のない方はまた別の記事をお待ち下さい。

IMG_8243.jpg

因みに正解は、以下の通りです。
(A rainbow) is a meteorological phenomenon caused by light (refracting inside water droplets in the atmosphere.)

∴ 答えは5、4 

私の解き方はこうです。
5の何だかよく分からない長ったらしい単語、私はこんなの知りませんでしたが、気象学なんだろうな、とあたりをつけます。(実際は、「気象学の」「気象学的な」という形容詞)

「虹は気象学現象である」だけ先に組み立てます。 (A rainbow) is a meteorological phenomenon.
その現象を説明しようと思うと、受身になっているcausedが使えそうだな、と考えます。causeはもともと、「原因となる」「発生する」という意味ですから、「光の屈折で生じさせられる現象」caused by light refractionと繋がるのだな、ということが分かり、まとめれば冒頭の文章になります。

工業英検というのがまたマイナーな試験で、私も存在は昔から知っていましたが、まさか自分が受けることになるとは夢にも思っていませんでした。

でも、超が付く文系人間の私にとって、実はこんな無機質な難しい話はチンプンカンプンで、極端に言えばどうでもいいのです。

そんなことより、虹と言われると私は中学校の国語の教科書で読んだ「どうすれば虹の根もとに行けるか」(黒井千次)を思い出します。

ハンス・カロッサの「幼年時代」という小説を引用しながら、この小説に登場する「ニジマス」と呼ばれている少女が言った、
「虹は草の中の金の皿の上に立っていて、夢にも考えずにひょっこりそれをみつけたら金の皿は自分のものになるが、わざとそれを探したりすると罪になる」
ということばこそ、
「虹についての問いかけへの答として、これほど美しく完璧なものが他にあるだろうか」
と黒井は言います。

子供の頃に抱いた疑問や不思議への問いかけは、決して大人によって答えられてはならない。というより、その質問は大人にはもともと答えられる筈がないものなのだ。子供はそれを何年も何十年もかけて追い求め、自分が何を探していたのかを忘れかけた頃、はじめて謎を解く鍵を与えられるのである。



IMG_8244.jpg


虹を見るたびにこの話を思い出す私は、決して虹の根元にたどり着くことはないのでしょう。

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