青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
師走のクソ忙しい時に2泊3日で無理やり東京に行ってきました。

というのも、12月17日、中高生の頃から一度生で聞いてみたいと思っていた、デンマーク人リコーダー奏者 ミカラ・ペトリ(Michala Petri 1958~)が来日してコンサートを開くと聞いたからです。

↓乗り換えのために降りた原宿駅では、明治神宮参拝用の臨時ホームの改札の点検?

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時期的なものなら、凄い偶然です。ちゃんとSuica用のタッチパネルがあるんですね。

中高生の時は、彼女が第1リコーダーパートを演奏する、J.S.Bachの「ブランデンブルグ協奏曲第4番」(BWV1049)の録音を聴いたんですが、
「学校で吹いている(吹かされている)リコーダーにプロがいるのか!?」
と衝撃を受けました。で、簡単な部分だけ、その当時はそんなことばはありませんでしたが、今でいう「耳コピ」をして自分のリコーダーで真似してみたりしていたんです。

YouTubeに、ちょうど彼女が演奏している同曲の動画がありました↓



2人いるリコーダー奏者のうち、左にいる女性が彼女です。私は10:44辺りから始まる、第3楽章が特にお気に入りです。
YouTubeにたくさんの動画がUPされていて、チェンバロ(ハープシコード)奏者である母 ハンネ・ペトリと共演するNHKらしいテレビの映像もありました。

演奏会では、耳を疑うほどの超絶技巧の「悪魔のトリル」も生で聴けて大感激!素朴さと可憐さを併せ持つリコーダーって、やっぱりすごいな、と彼女の演奏で改めて感じさせられました。
また、3曲もアンコールしてくれて、歌いながら吹いて、声とリコーダーの二重奏というスゴ技まで見せてもらいました。

終演後のサイン会では、行きの新幹線の中で書いた英語のあいさつの下書き(デンマークはデンマーク語なんですが、北欧はだいたい英語がよく通じる)は、ほとんど消し飛んでしまい、ひとが多くてあまりゆっくり喋っていられないので、とりあえずその中でワンセンテンスだけピックアップして、
"I've been anxious to come to your concert for a long time."
(「長い間、あなたのコンサートに来たいと切望していたんです」と言っているつもり)
と言ったら、「英語が喋れるひと」と勘違いされてしまったのか、いろいろお話して下さるんですがほとんど分からず、
"Oh, I see!" "Thank you very much indeed !"(indeedをつけるとイギリス英語らしい、とどこやらで入れ知恵された)
「笑顔」で何とかしました(^-^;

↓プログラムにしてもらったサイン。一生の宝ですわ!

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なお、下の方のサインはチェンバリスト 西山まりえ氏のサインです。
アンコールではハープ演奏も披露して下さいました。この方もピアノ科出身であることからも分かるように、チェンバリストは普通、最初はピアノを専攻しているので、ほぼ必ずピアノは弾けるのですが、演奏方法も形状も全く違うハープなど、他の種類の楽器を同じようにプロとして演奏するひとというのは大変珍しいと思います。

一番の目的を達成し、その他の用事を済ませる合間に、ちょっとしたブログネタ探し。

まず、上野東京ラインのお蔭で発着する列車がほとんどなくなって、すっかり寂しくなった宇都宮線ホーム

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↓一応話のネタにと思って上野東京ラインに乗ってみたんですが、常磐線からの直通で、夜の品川止まり、ということで、ガラガラでした。

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常磐線からの直通は、交直流両用電車の両数が限られていて、あまり遠くまで延長運転すると車両のやりくりができなくなるので、基本的に品川までにしているようです。

関西では京阪神三都を直通するのが当然なので、今いちその凄さというか、斬新さが分かりにくいのですが、良くも悪くも、ひとの流れがごっそり変わりそうです。

それにしても上野駅の行き止まりホームはこれからどうするんでしょうかね。

石川啄木が泣いてしまいそうです↓

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もう、訛りは聞けません。

私も、立ち尽くしてしまいました。



東京の夜…。

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あんな高層ビルで働いているひともいるんだな…。小田和正の「Little Tokyo」「ラブ・ストーリーは突然に」を思い出してしまいました。バブル期に流行ったトレンディードラマを地で行くような、颯爽としたサラリーマンや、華やかなOLさんがいて、仕事や恋で競り合って、話題の店に通い、ブランド物に身を包んでおしゃれにクールに生きている……ドラマを全く見ないので、ステレオタイプな勝手な想像ですが…。

自分の生きている世界とは全く違う、と思いながら、不思議な切なさを覚える光景を、睡魔が襲ってくるまで、宿の窓から飽かず眺めていました――――。


翌朝、郊外に足を延ばしました。

関東ほどにICカードが普及していない関西に住んでいると分かりにくいのですが、最近、関東は本当に何でもSuica、何でもPASMOで、ラーメン屋の食券販売機までICカードが使えることに目を瞠りました。

便利な半面、東京に行っていなかったここ数年で、バスなどの1日乗車券も自分が持っているICカードに1日乗車券としてのデータを入れてもらう、という方式に変わって、磁気券や紙券がない事業者があることが分かって、正直困りました。データを入れられるのはSuicaやPASMOだけ。

私は基本的に「地縛霊」で、よそのバス会社に対する興味関心が希薄(というか、よく勘違いされるのですが、そもそもバス自体が好きというより走っている地域に関心がある)なのですが、狭隘路線が多くて例外的に興味があった東急バスの乗り潰しをしたかったのに、これによってできないことが分かり、途方に暮れました。

そりゃ、京都みたいな観光都市でもないのに、よその地方の人間がどれほど1日乗車券なんて買うんだ、と言われたらそれまでだけど…。
そのためにSuicaを買うのもばかばかしい気がしたので、仕方なく、「のりものニュース」の記事でもう1つ興味を持っていた「現場」へ。

↓行き先にご注目

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「上平尾区画整理」…これは地名じゃないでしょう……。
だいぶ無理な停留所名ですが、東京都稲城市の区画整理事業中の地域なので、このような名前になったようです。

なお、上の写真を撮影したのは起点の新百合ヶ丘駅で、神奈川県川崎市です。僅かな距離で東京都に入ります。平尾地区は稲城市の南端で、市の中心よりは寧ろ小田急線の中でも比較的大きな駅である新百合ヶ丘の方が近いようです。

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やっぱり乗らないと気が済みません。着いた終点がここ…↓

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………………



降りる時は上の写真の回転場で降ろされて、乗車は回転場の手前のこのポールです↓

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実は、ここで視線を左に転じると、既に分譲されている一戸建てがあるのです。
200-300m離れたところに、既存の別の路線のバス停があって、そちらに頻繁にバスが来るので、今無理にこんなところに路線を延長する必要性が感じられません。

多摩市では団地の空室や高齢化が問題となっているのに、すぐ近くでこうしてまた新たな開発をするということが本当に良いのかよく分かりません。団地とはまた需要の量も質も違うのでしょうけど。

何回か書いた気がするのですが、日本人はもともと紙と木でできた家で暮らしていて、地震や火事、水害などの災害が多くて、それほど家が長持ちするとは考えていないのだろうと思いますし、それだからこそマンションも戸建ても、どうしてもみんな新築を買いたがるのでしょうけれど(有名な話ですが、例えばイギリスは日本と逆に一般に古い家程高値が付く)、空き家の対策が必要な今、これで大丈夫なのかな、と思ってしまいます。

でもまあ、「趣味的」にはなかなか素晴らしい立地条件です。先ほど書いたこととは矛盾するようですが、これがもう少し既存の路線から離れているなら、街が完全にはできあがっていなくても、街を培養する手段として、住民を取り込むように路線網が張られるというのはある意味で理想的な形ではあるとも思われます。大津市内では、恐らく石山団地系統の開通当初(1966(昭和41)年)や、国分団地系統(1968(昭和43)年)がこれに近いと思います。

バラバラな話題の寄せ集めで恐縮ですが、特にコンサートのことはこのタイミングで書きたいな、と思い、UPしました。お付き合い頂き、ありがとうございました。

年内の更新は今回が最後です。今年もお世話になりました。
来年は何かと節目が多く、話題盛りだくさんになりそうだと見込んでおります。
年明けは少しお休みを頂いて、1月7日から通常通り3-4日に一度程度のペースで、暫くは京都今津線を中心とした記事をUPする予定です。ご興味がおありの方は引き続き宜しくお願い致します。
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