青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
前回の記事の末尾の「誰のための本だと書かれているでしょうか?」の答えですが、

Hyperion Books for Children and Pigeons

とあることから、「子どもとハトのための本」です。ことさら強調せず、さらっと大真面目に奥付に書くのが憎いです。


さて、京津国道線の記事が続く中挿入になりますが、10月15日から11月13日までの土日祝日に、大津商工会議所が運営主体となって江若交通に委託する形で、「湖都古都・おおつ ぐるりんバス」が走ります。

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大津市内にはコミュニティバスが走った履歴がありません。
ただでさえ「タクシーで行くには近い、歩くには遠い」という中途半端な位置にある駅や施設が多いのに、石山駅以北を中心に、京阪電車やJRと並走している、ということでバス路線の廃止や減便が相次ぎ、これから一体どうなっていくのか、不透明な情勢です。
このバスのルートが十分とは思いませんが、今後の公共交通と、大津市中心部の活性化の在り方を考える試金石となりそうです。

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第1回は中途半端なのですが、敢えて島の関から取り上げます。表題でも分かりますように島の関にはかなり古い時代には京阪バスの路線があったのですが、古い地図を確認する限り、昭和40年代に姿を消したようです。どのような系統だったのか判然としないバス停については、今後も随時「その他の廃止路線」としてこれらを取り上げようと思いますが、今回についてはその第1回と、「湖都古都・おおつ ぐるりんバス」の記事を兼ねることにしたいと思います。
というのも、「湖都古都・おおつ ぐるりんバス」のバス停の中で、廃止されたバス停の事実上の「復活」且つ名称も同一というのはここだけだからです。

※「湖都古都・おおつ ぐるりんバス」については、バス停1つ1つの単位で取り上げることはしないつもりでいます。

島ノ関 しまのせき
所在地:(湖岸側乗場)大津市島の関 又は大津市中央四丁目 (浜通側乗場)大津市島の関 (ぐるりんバス乗場)大津市島の関
開設年月日:(京阪バスとして)不明
廃止年月日:(京阪バスとして)不明
付近:京阪島ノ関駅 大津市立大津幼稚園 大津市立中央小学校 大津公共職業安定所 一般財団法人滋賀県韓国人育英会・韓国人旅行者支援センター 島の関自治会館 京滋信用組合滋賀支店 福賢寺 (現在ないもの)琵琶湖汽船島の関造船所 大津税務署
キロ程:※全て京阪バスとして (湖岸)法務局前から0.2キロ 琵琶湖文化館前まで0.2キロ (浜通り)市役所前から0.5キロ 甚七町(有楽座前)から0.4キロ 県庁前から0.3キロ (湖岸と浜通りの乗場相互間は0.1キロ)


最初は県庁前の交差点で、島の関から走ってきたバスが、大津駅方面に右折するところを撮影するときっとうまく写りそうだと思ったのですが、まさかの工事で、交差点にはみ出すようにトラックが止まってしまったので、諦めて県庁から島の関に北上しました。

↓走行中で、表示が切れてしまいました。

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この通りを路線バスが通るのは、40年以上ぶりではないかと思われます。

1964(昭和39)年全国旅客自動車要覧編集室編の『全国バス路線便覧』によると、柳ケ崎(又は滋賀里)-近江神宮前-円満院-三保ヶ崎-浜大津‐(浜通り経由)-島の関-県庁前‐大津駅-浜大津-三保ヶ崎-柳ケ崎(又は滋賀里)という循環線が合計30本/日(どうも片循環のようです)、これに柳ケ崎から同じ道筋で大津駅まで、という区間運転便が6本/日走っていたという記載があるので、この辺りではそのバスが走っていた道をトレースしていることになります。

↓島の関バス停

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滋賀県韓国人育英会・韓国人旅行者支援センターのまん前です。

↓それなりに本数があります。

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↓バス停から北、島の関交差点・京阪島の関駅方面を望む。

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↓南向き、県庁方面

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先ほどの便覧のバス路線も、恐らく片循環だったのでしょう。ただ、浜通り経由なのでこのバス停がある位置は通っていないことになります。
路線図ではこの通りにも路線があった記載があるので、それはまた別の系統だと思うのですが、逆にそれについては便覧に記載がなく、よく分かりません。

↓島の関交差点で。

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さすがに湖岸道路をこういう風に渡る路線はなかっただろうと思います。

ぐるりんバス、及びその他の大津市内廃止路線については今後も随時取り上げていきます。また、京阪バスとしての旧島の関バス停についても別途取り上げます。
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コメント
この記事へのコメント
謎が解けました
今日、たまたまこのバスを目撃して、いつのまに新規路線ができたんだろうと頭の中に「?」が飛びましたが、疑問が解消しました。

バス停の形状は江若バスのタイプなのかな。京阪、帝産、近江、滋賀とは違う形なんですね。
2016/10/16(日) 22:37:33 | じゅうしまつ | #-[ 編集]
Re: 謎が解けました
じゅうしまつ様、コメントありがとうございます。
正式に定着するといいんですけれどもね。

> バス停の形状は江若バスのタイプなのかな。京阪、帝産、近江、滋賀とは違う形なんですね。

一応江若バスの仕様なのだろうと思います。

最近運転手さんに言われて気付いたのですが、国道から浜町にかけてのバス停は、大津駅のようなターミナルになってしまっている場所や後で直されたような場所は別にして、基本的に滋賀交通の様式のバス停なんですね。そう言えば甲西などで見かける国道沿いのバス停と形が同じです。
2016/10/16(日) 22:59:59 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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