青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
「新唐崎」の続きです。
前回冒頭に書きましたように、1964(昭和39)年現在の路線図では、ここから更に「阪本港」(下阪本を「下坂本」と書いたりしているくらいなので、恐らく誤記で「坂本港」なのだろうと思う)という湖寄りのバス停に0.2キロ路線が伸びていることになっているのですが、前回書きました、大宮川橋の南詰がバス停だったとすると、これより湖側に0.2キロもバスが通れるような道はないのです。

強いて言うなら、若宮神社の前から大津漁協に向かう道↓がある程度広さがあり、ここと大宮川橋南詰のバス停推定個所を結ぶと約0.2キロなのですが、路線図では、比叡辻‐新唐崎‐坂本港が一直線に並んでいて、坂本港が行きどまりということになっているのです。

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↓坂本港の現在の様子。


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1921(大正10)年、家出した宮沢賢治を追ってきた政次郎は、そのまま父子で関西を旅行し、湖南汽船でここ坂本港に降り立ちました。もはやその当時の面影はなく、どこがどこやらさっぱりわかりません。

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寧ろ、比叡辻から通じる道と旧道との交点、若宮神社の前の方が道が広くてバスが止まりやすそうです↓

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↓しかもここで左折するとすぐ坂本港であり、比叡辻、新唐崎、坂本港の順に一直線に並ぶ路線図の雰囲気とも近いです。

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↓北の方角を望む。私の手元にある各種資料を見る限り、こちらの方にはバス路線はなかったようです。来迎寺鐘化前バス停付近で国道161号線に合流します。

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↓比叡辻方面を望む。

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↓逆に、比叡辻側から若宮神社を望む。

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↓こんな道標がありました。

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結局、確実にここが新唐崎だ、坂本港だと言えるような証拠は見つかりませんでしたが、今は静かなここが本来の比叡辻であり、比叡山参拝の拠点の1つだったということは分かりました。

いずれは前回記事で取り上げた「もたて山」も取材してみたいですね。

次は、比叡辻/太間町です。
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