青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
石山高校前 いしやまこうこうまえ
所在地:大津市国分一丁目
開設年月日:(国分系統)1965(昭和40)年4月22日 (国分BP系統)1993(平成5)年6月20日
付近:滋賀県立石山高等学校 
キロ程:晴嵐小学校前から0.4キロ




大津営業所管内で恐らく過去にも現在にも、高校の名前が使われているバス停名はここだけだろうと思われます。

バス停名は「石山高校前」ですが、高校自体は国分バイパスから少し東に入ったところにあります。

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京阪石山寺駅に近い、東側にも門があって出入りが可能なため、石山寺駅で降りて坂道を登っていく高校生の姿をよくみますが、正門はこちら側です。

私が行った時はちょうど耐震工事中でした。
1963(昭和38)年の開校で、高校としては新しい方です。当初は滋賀大の旧校舎を利用していて、現在地に移転したのは1964(昭和39)年のことです。石山など、大津市南部の人口増加に対応するために設置されました。

↓1963(昭和38)年1月11日付朝日新聞滋賀版 

S38.1.11A 石高仮校舎 滋賀大旧校舎にb

滋賀大を仮校舎とすることが報じられていますが、何とまだどこに本校舎を建てるか決まっていません。順番があべこべな気がするのですが…。
興味深いのは、国分の他に、焼野や南郷が建設地の候補だったことです。焼野なんかになっていたら不便だっただろうな…。
最終的な候補は、焼野でも南郷でもなく、平津の滋賀大周辺と国分の2か所に絞られ、交通の便やガス、水道などのインフラの整備の都合から、国分に決まったそうです(同年3月5日付朝日新聞滋賀版)。

石高と言って滋賀県民の誰もが真っ先にイメージするのは、恐らく滋賀県唯一の「音楽科」でありましょう。普通科に遅れること5年、1968(昭和43)年に設置されます。普通科の校舎より奥、京阪石山寺寄りの東側に別棟の校舎があります。現在は学年全体で10クラスあるうちの「10組」が音楽科で、残り9クラスが普通科です。

普通教科の授業ももちろんあるのですが、芸大・音大や教育学部音楽科への進学を想定し、何を専攻するにしても不可欠な楽典・楽理ソルフェージュ(調音・視唱)、個々人の専攻に合わせた、ピアノ(専科・副科)声楽その他の楽器などの専門科目に多くの時間を割いています。
国分バイパスが完全に整備されるのは平成に入ってからのことで、バイパス上のバス停の設置は1993(平成5)年の大津営業所の移転の時です。当然、国分団地系統の方がはるかに古い歴史があることになります。
国分団地系統用のバス停と、国分バイパス系統用のポールは、両系統が合流してすぐに名神高速道路を跨る「国分森橋」という橋梁がある関係で、国分バイパスの系統が開通してから後も統合することができず、別々になっています。

拙稿では編集の都合上国分バイパス側の乗り場も取り上げます。

まず、国分団地系統用の乗り場

↓手前が国分団地方面の乗り場、向こう側が石山駅方面の乗り場です。

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右手で名神高速道路を渡っている国分森橋をちょうど回送のバスが走行しています。
これほどほとんど向かい合わせになっているバス停は意外に少ないです。

↓石山駅方面

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石山駅行きは向こうに見える交差点を左折します。
時間帯によってはかなり込み合います。写真を撮影した時も結構混み合っていたのですが、ふと車がうまく途切れたので、このように撮影出来ました。

↓こちらは国分団地方面の全景です。

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1997(平成9)年頃までは、今のバス停位置より石山駅寄り、上の写真で電柱が立っている辺りに国分団地方面のポールがあったようです。

↓石山駅方面のポール、ヘッド部分の字体に年季が感じられます。

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かつてはこんなちゃんとした歩道もバスポケットもなくて、名神のフェンスにへばりつくようにして待っていないと、通行する車に削られそうな位置だったように記憶しています。

↓私が国分団地系統のハイライトの一つと思っている、狭隘区間から出てくるところです。

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普通車はおろか、軽自動車でもこのままでは離合できないであろうことがよく分かります。
地元の方も京阪バスの運転手さんたちも、どこなら離合できるのか分かっていて、慣れているのだと思いますが、自分で運転してみても、バスに乗ってみても、やっぱり緊張します。

続いて、国分バイパス側の乗り場。石山団地方面全景↓

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↓逆に石山駅方面全景。

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国分団地方面、山手幹線につながる交差点がかなり遠くに見えます。
同じバス停名でいいのかと思うくらいの距離です。

この国分バイパス側の停留所には、1990年代の一時期、石山駅に立ち寄らない際物、137号経路(大津車庫-宮ノ内-浜大津-びわこホテル)が停まっていました。この路線が設定されたタイミングで、運賃計算に歪みができるのを防ぐため、ここから松ヶ枝町までが「1区」を構成するように改められ、定期券の「大津南地区」の南端がここまで延長されました。

最近気づいたのですが、いつの間にか「大津中央地区」がなくなっていて、今はここから浜大津までで大津南地区の「1区」を構成する形になっていますね。

販売実績がどのくらいあるか分かりませんが、ここから石山駅まで定期利用するひとは、石山地区か大津南地区か、自分の好きな方を選択できるということでしょう。

石山高校は少し離れていて、右手の歩道の縁石が尽きて、緑のフェンスが見える辺りから右手に入ったところまで行かなければなりません。

↓両方向の乗り場。手前が石山団地方面です。

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石山駅方面の方が待つひとがずっと多いはずなのに、ベンチは石山団地方面にしかありません。

↓競艇場の無料送迎に充当されるのでしょうか?B‐1230が回送で通過します。

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次は、(国分町方面)泉福寺/(石山団地方面)国分一丁目です。
※本シリーズでは泉福寺に進みます。
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コメント
この記事へのコメント
ご無沙汰しています
石山高校、懐かしいです。姉は滋賀県の高校に行ってた(石高ではないですが)のと、記事にある通り音楽科がある学校ということで馴染みがあります。
石山寺から歩く生徒さん、けっこう多かったと私も記憶していますが、子どもの頃の感覚的には結講遠い?(高校が石山寺駅から徒歩圏で、かつ名神高速沿いというのが距離感が掴めず)ように思いましたが実際はどうなんでしょうね。
2015/05/13(水) 00:39:02 | れお | #pamUQ3n2[ 編集]
Re: ご無沙汰しています
れお様、久々のコメントありがとうございます。
やっぱり石高は音楽科のイメージですね。あと、学力的にはよく似通っている東大津が比較的規律を重んじるのに対して、石高は自由だと言われたりすることがよくありました。

> 石山寺から歩く生徒さん、けっこう多かったと私も記憶していますが、子どもの頃の感覚的には結講遠い?(高校が石山寺駅から徒歩圏で、かつ名神高速沿いというのが距離感が掴めず)ように思いましたが実際はどうなんでしょうね。

私も歩いたことがないのでよく分からなかったのですが、今Yahoo!地図で調べたら760mくらいですね。ただ、標高差が10mほどあるので、しんどいのではないでしょうか。
2015/05/14(木) 00:00:02 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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