青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
馬場東町 ばんばひがしまち
所在地:大津市馬場一丁目
開設年月日:不明
廃止年月日:不明
付近:大津市立平野小学校 大津板紙株式会社




義仲寺を出るとすぐに、ときめき坂との交差点です↓

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一体いつ頃から、誰が「ときめき坂」なんてマンガみたいな呼び方をするようになったのでしょう。もともとが高等女学校だったという歴史があって共学ながら女子高生が多い、大津高校が近いから、というのが有力な由来ですが、詳しいことはよく分かりません。
少なくとも旧大津市内線が走っていた頃にそんな呼び方はなかったでしょう。それどころか、人通りもほとんどなかったのではないかと思います。

↓義仲寺方面を振り返っています。
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↓いつもは人通りが多い膳所駅方面ですが、この時は静かでした。

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寂れてしまっている浜大津・長等や、個人店がどんどん減ってマンションばかりが目立つようになってきた石山駅前と比べるとここの人通りの多さは大津市内では特筆すべきものでしょう。

↓西武百貨店方面を望む。

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↓一番人通りも車の通行も少なく、静かで、なじみが薄いのが今回取り上げる馬場東町の方向です。

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この道がどこに通じていて、どんな町が広がっているのかなど、ほとんど考えたことがありませんでした。

ここは旧東海道沿いのバス停の中でも特に湖岸道路が近い位置で、「馬場一丁目」のバス停から一筋南に下がっただけです。「馬場一丁目」が代替バス停なのでしょう。
『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』(1979)P579によると、1951(昭和26)年から1964(昭和39)年まで続いた町名で、もともとは大字馬場でした。

同書には、「大岡寺前の桜馬場があったことによる」という由来が書かれています(P577)が、「大岡越前」はともかく「大岡寺前」をキーワードにしても何もヒットしないので、誰のことか分かりません。ただ、隣の中庄には今も「桜馬場自治会」があります。

今は膳所駅があることから、私たち大津市民はこの辺りを「膳所」と認識していますが、ここまでは旧大津市の範囲だったようで、明治22年に大津町が成立すると、大津町の大字となり、明治31年に大津市が成立した時にも大津市の一部とされました。1964(昭和39)年に現在のように馬場一丁目~三丁目となりましたが住居表示制が施行されたのは更に後の1967(昭和42)年です(同書P577-578、766)。

ここでは湖岸道路から国道に直線でつながる数少ない道とクロスしていますが、それも細い抜け道程度です。

↓浜大津方面を向いています。

馬場東町?浜大津向

↓この交差点から少し山手に上がると、「大津板紙」の工場です。

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東レなどの全国区の企業以外で、大津市に地盤がある企業としては屈指の有名会社だろうと思います。

↓交差点付近には、今も自治会名としては「馬場東町」の地名が残っていることをうかがわせるものがあります。

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↓石山方面を望んでいます。

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次は、滋賀大学前です。
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コメント
この記事へのコメント
湖岸ライン
このあたりは「歴博」の「湖岸ラインを歩く」という講座。。 私は抽選落ちしたけれど参加した知人と一緒に歩いたのが始めてでした。

湖岸道路、ショッピングセンターの影になり全く目立っていない通りですね。

バス路線を辿ることにより、昔の大津の姿が見えてくるので詠み進むのが楽しいです。
2014/06/09(月) 21:53:07 | yume | #/eG2YYas[ 編集]
Re: 湖岸ライン
> バス路線を辿ることにより、昔の大津の姿が見えてくるので詠み進むのが楽しいです。

そういって頂けると私も書き甲斐があります。またいろいろ教えて頂ければと思います。
2014/06/09(月) 22:50:35 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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