青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
旧大津市内線の話題の途中ですが、曽束系統が50周年という節目ですので、先に短い特集を挟ませて頂きたいと思います。ご了承願います。

今からちょうど50年前の今日、東京オリンピックを目前に控え、日本中が熱気に包まれていたであろう1964(昭和39)年8月7日(金)、『ドラえもん』のあの野比のび太の設定上の誕生日でもあるこの日(!)、大石小学校-曽束系統が開通しました。

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私が、インターネットで検索できる情報だけでは満足できなくなって、今のように古い新聞記事を検索してみようと思い立って、試しに図書館のマイクロフィルムで曽束系統の開通前後の新聞記事を検索して、開通を伝える小さな記事を見つけたのが、私の新聞調査の最初でした。
その後、『京阪自動車五十年史』の年表で見つけた、主要路線の開通日の前後の新聞記事をチェックしていましたが、その他にもバス会社に対する要望などの読者投稿記事や、年表でも把握できないようなダイヤ改正の記事などがあることが分かり、今のように全ての日付の新聞をチェックするようになりました。
今では集めた新聞記事は大型のファイル4冊分になりました。

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その時の新聞記事は、著作権法第56条、57条の規定によると、公表の翌年1月1日時点で50年を経過しているものについて著作権が消滅するということになりますので、現時点ではまだネット上での公開は控えます。

本系統単独のバス停はたった6か所しかありませんが、先述の通り、私の新聞調査の始発点ともいうべき路線で、大津市内でも不便とされる地域で、どんなにバスが歓迎されたのかを想像しながら、特集を進めていきたいと思います。

東大石淀町 ひがしおおいしよどちょう
所在地:大津市大石淀三丁目
開設年月日:1964(昭和39)年8月7日?
付近:大津市立大石緑地スポーツ村 中山病院 専念寺
キロ程:大石小学校から0.7キロ(石山駅から9.5キロ)




↓大石小学校を出発したバスがまず停まるのは、東大石淀町です。
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ここは、自然に恵まれ、スポーツが盛んな大石学区を象徴する大石スポーツ村↓や、大石学区屈指の医療機関である中山病院の最寄バス停ですが、大石小学校からわずか700mなので、わざわざ乗り継ぎ運賃を払って乗るようなひとはほとんどいないのではないかと思います。

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スポーツ村では県総合体育大会が開かれることがあり、その際は石山駅から次々と臨時バスが出ますが、多くは通常は回送で大石に送り込む車両を臨時に営業運転に回しているようです。実はこの時のために「直通 大石」という表示も用意されているのですが、私も未だに本当に使われているのは見たことがなく、ネットでも検索できません。

淀の地名は瀬田川の流れが停滞することに由来すると言われており、もともと膳所藩領、大津宿の助郷とされています(『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』P730)。

伏見の「淀」の方がずっと有名で、私も単に「淀」とだけ聞いたら、そちらの方をまず思い出しますが、別に大石の淀と関係はないようです。ただ、やはり水の流れが停滞しやすいところを指すことには変わりありません。

他の大石各町にあるバス停と違って、淀の2つのバス停だけが「大石淀町」という正式町名(但し、住居表示の施行に伴って、現在は「大石淀」)を使用しています。「淀西」「淀東」などとされてもおかしくなかったのに不思議です。

↓バス停のポールは曽束方面しかありません。ほとんど乗降はないと思いますが、大石小学校方面に乗りたければ、道の向かいに立っておかなければいけません。

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↓最初の写真と逆に、大石小学校方面を望んでいます。

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『大石のあゆみ』(1970)には、

大石中町~曾束町間の市道は、昭和41年自衛隊によって拡幅され、その後整備舗装され京阪バスが運行されて現在に至っている。(P37)


とあります。

ただ、バスが運行されるのは1964(昭和39)年なので、『大石のあゆみ』の記述が正しいなら、暫くは舗装されていない状態で運行されていたのでしょう。

↓この付近に、大石中町のバス停付近に短絡する抜け道があります。

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昔、ここを通り抜けたら、1日数本しかない宇治バスの石山駅行にちょうどいいタイミングで乗れたなんて言うことがありました。

次は、西大石淀町です。
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