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青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
60年前の今日、1958(昭和33)年4月19日、京都比叡山線と大津比叡山線が開通します。

往時を偲び、近年の状況も踏まえながら、「走って」行きたいと思いますので、暫くの間お付き合いのほどお願い致します。

なお、開通当時の新聞記事等は、2011(平成23)年4月15日付拙稿京都・大津比叡山線開通①及び同年4月19日付京都・大津比叡山線開通②をご覧下さい。

取り上げ方ですが、以下のようにしたいと思います。

1.大津比叡山線は、田ノ谷峠より大津駅方面側に大津比叡山線独自のバス停というものがなく、全て大津市内総合線などの停留所を共用しておりますので、ここでは田ノ谷峠以東大津駅方面の停留所は取り上げません。

2.田ノ谷峠以北比叡山頂(四明嶽)・横川までは京都比叡山線と大津比叡山線が重なって走っていたことが明らかですので、両方の路線の停留所としてこれを取り上げます。

3.無動寺、延暦寺バスセンター、東塔、比叡山頂は、系統により停車順序が異なっており、特に京都比叡山線の横川行きや、大津比叡山線については正確なことが分かりませんので、ここでは現在の京都比叡山線の停車順序(先述の順序)で取り上げます。比叡山頂まで済んだら、次は西塔から再スタートして北上します。

4.横川より先については、現時点では京都比叡山線が走行していたという確認はできず、大津比叡山線が堅田駅まで、正規の路線名か通称かは分かりませんが、「比叡山縦走線」として走行しておりましたので、大津比叡山線のバス停としてこれらを取り上げます。

5.時代により、比叡平を経由する便があったこともありますが、比叡平団地内の各停留所は、大津比叡平線、京都比叡平線の停留所として扱っていますので、ご興味がおありの方はそちらをご覧下さい。

6.現在も路線がある、京都駅-比叡山頂、及びシャトルバスの横川までの区間を、ここでは京都比叡山線の「新線」とします。
  1985(昭和60)年現在の路線図では、現在の河原町通、川端通経由の系統は存在せず、烏丸通、東山通を経由していますので、これを「旧線」とします。

7.この他、横川から先についても、恐らく湖西線開通のタイミングでルート変更になったと思われる個所がありますので、これらも古いルートを「旧線」、廃止時点で経由していたルートを「新線」と扱います。



八条口 はちじょうぐち
所在地:京都市南区東九条上殿田町
開設年月日:不明
廃止年月日:不明
付近:JR京都駅 近鉄京都駅 京都市営地下鉄烏丸線京都駅 ホテル京阪京都 京都アバンティ 京都駅八条口郵便局 駿台予備学校京都駅前校・京都南校 イオンモールKYOTO 新都ホテル (現在ないもの)京都市上下水道局九条営業所 京都市交通局八条営業所




あまり知られていなくて、残っている資料も少ないのですが、少なくとも昭和末期ないし平成初期の段階では、八条口始発の京都比叡山線が存在しましたので、本シリーズも再開発工事中の八条口からスタートしてみたいと思います。

八条口でバス、というと私はアバンティ前のバスターミナルをイメージしてしまいますし、現在は直Q京都号も、26号経路の淀駅行きも、アバンティ前の乗場を「京都駅八条口」と呼んでいます。

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八条口の乗場について、現在の京阪バス公式HPにおいては、身内なので「ホテル京阪京都前」をしつこいくらいアピールしていて、「アバンティ」の「ア」の字も出ず、却って一般利用者は「ホテル京阪京都」ってどこだったっけ?とまごつくかもしれません。何のことはなく、アバンティの一部なのですが。

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しかし、本来、八条口のバス停はまた別に存在しており、京都市交通局においてはアバンティ前はあくまでも「八条口アバンティ前」という別のバス停です。

トリビアですが、アバンティができる前は京都市交通局の「八条営業所」でした。
平凡社の『京都市の地名 日本歴史地名体系27』で「八条通」を調べると、この付近が湿地が多くて居住に不向きな地で開発が遅れていたようです(P835)。確かに華やかな烏丸口に比べて「裏側」に見えてしまいますが、そのイメージを打破して、駅南側を整備する端緒となったのがアバンティなのです。

↓いつの間にかこんなものができています。

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どう使うのでしょう?

話が逸れてばかりでしたが、京都比叡山線は、僅かに残されている路線図上の位置関係を見た上で古い住宅地図を確認すると、京都市交通局の八条口バス停を発車していたのだろうと思います。

因みに、逆便はありませんでした。

↓京都駅八条口バス停。西を望む。

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↓東を望む。

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1982(昭和57)年の段階で、既にここにはこうして電話ボックスがあったことが住宅地図から分かります。少なくともその10年前の時点でも、ぴったり同じではありませんが、付近に電電公社のマークがあるので、公衆電話はあったのでしょう。
ここで待っていたら、向こうから「7 比叡山」という表示のバスが来たのでしょうか。

↓こちらは使われていなかったであろう反対側のバス停。年季が入っているなあ、と思って撮影してしまいました。

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↓再開発が進む八条口

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撮影したのは2015(平成27)年の7月頃ですので、記事をUPする頃には美しく完成しているのでしょう。

次は、京都駅です。
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コメント
この記事へのコメント
京都比叡山線・大津比叡山線60周年
比叡山線の特集待ってました!!懐かしい路線です。この路線は、まだ生まれてから一回しか乗っておらず(30数年前)始めてバスで乗り物酔いした路線でもありました(笑)その時は延暦寺バスセンターから大津駅行きに乗っていましたが、途中の近江神宮前で下車してしまいました。
絶対通しで乗る人がいなかったであろう比叡山縦走線などいろいろ出てくるみたいですので楽しみにしてます。
2018/04/21(土) 09:30:14 | 京阪バスが大好きな滋賀県人さん | #EBUSheBA[ 編集]
Re: 京都比叡山線・大津比叡山線60周年
京阪バスが大好きな滋賀県人さん 様、コメントありがとうございます。
日程や編集の都合上、5月6月に若干の中断を挟む予定なので、恐らく秋まで続く長丁場になるかなと思います。各路線のバス停を1つ1つ取り上げるというタイプの記事で、大掛かりなものはこれが最後になるだろうと思いますので、ご期待されるほどの内容にできるか分かりませんが、じっくりご覧下さい。

体質的に乗り物酔いしやすい方には厳しい路線でしょうね。私は小さい時から乗り物に慣れているからかあまり酔ったりはしないのですが、最近目まいしやすくなってきたので、三半規管が弱っている可能性があり、もしかしたら今だと調子が悪くなってしまうかもしれません。それでも乗車経験は貴重なものですね。私の場合、ネットが普及して情報が得やすくなり、歳を重ねてお金と行動半径の自由が利くようになった頃にはもうなくなっていた、という感じです。
2018/04/21(土) 12:28:26 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
駐輪場の使い方
こちらの動画で紹介されていますのでご参考までに
https://youtu.be/pcZSU40RBrg
2018/07/17(火) 21:57:53 | じゅうしまつ | #p3bOkBJg[ 編集]
Re: 駐輪場の使い方
じゅうしまつ様、コメント頂いていたのに遅くなりました。
事前に登録しているひとだけが使えるんですね。未来的な技術ですが、何だかんだ言っても恐らく当分自転車というものは存在し続けるでしょうし、その形状もそう大きくは変わらないから暫くはこれで行けそうですね。ただ、自転車の大きさや形状、種類によって使える使えないはありそうですし、もっと遠い未来にはそもそも自転車というもの自体がどうなっているか分からないですね。
2018/07/22(日) 12:20:30 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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