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青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
下仰木 しもおうぎ
所在地:大津市仰木六丁目
開設年月日:不明
廃止年月日:(京阪バスとして)1974(昭和49)年7月20日?
付近:下仰木自治会館 三寶寺 東光寺
キロ程:




江若バス仰木線の終点、「上仰木」に対してこちらは「下仰木」です。単にバス停名だけでなく、地元での呼称も上仰木と下仰木を対照させるのが普通のようです。

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この辺のバス停のポールは、ほとんど片側しかないですね。
京阪バスも片側だけに設置していたのか、京都今津線同様、江若と共用していたのでしょうか。仰木のどこかのお宅のアルバムには、きっと何枚かは、バス停が写り込んでいる写真があるだろうと思うのですが。

心はまるく、田んぼは四角に↓
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……棚田で不規則な形が多い仰木の田んぼの実態とはかみ合わないので、全国的に農村で見られる看板を農協が適当に持ってきただけなのかと思いましたが、調べてみると、10~15年ほど前に圃場整備について賛否が分かれたころに盛んに立てられたものの生き残りのようです。

棚田は確かに美しくて私も大好きなのですが、機械が入れないので生産にコストがかかり、よほど付加価値をつけたり、ボランティアの手を借りるなどの工夫をしないとこの厳しい競争時代には生き残ることができない、と考えたひとがいてもおかしくないことでしょう。

仰木の棚田米は、なかなか普通の市場には出回らないようで、同じ大津市内でも石山辺りでは見掛けませんが、堅田の米プラザで販売されているほか、ネット通販もあるようです。

一度食べたことがあるのですが、程よい水分でつやつやもちもちしていて、普通でも十分おいしい江州米に輪をかけて素晴らしい旨みでした。

↓年季の入った家屋

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こんな、茅葺屋根の家並みを期待してしまいますが、私が見る限り、もう茅葺はないですね。
私が子どもの頃は、まだ南郷にも茅葺の家があったのですが、今は全国的に見ても、京都の美山など特別に保存されているようなところ以外、もう、茅葺なんてないんでしょうか。

↓4年後に訪れると修理されていました。

IMG_7891.jpg

↓ポールのヘッド部分も変わっていました。

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「利己を崩して利郷を築こう」……さっきの「心はまるく」もですが、まあいろいろあったんでしょうね。

↓バス停のすぐそばには古刹・三寶寺

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↓京滋はどこでもお地蔵さんが非常に多いですが、仰木は特に多い気がします。

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そして、こういうお堂の場合は、たいていよだれ掛けがたくさん結び付けられていて、訪れるひとの目を楽しませてくれます。定期的に取り換えられているのでしょうか。
下仰木バス停近くのこのお堂の場合、26枚結び付けられていましたから、毎日着替えても約1か月分あることになります。すごいおしゃれで清潔です。お地蔵さんのファッションショーが開けそうです。

↓付近にバス停のポールのようなものが立っていたのですが…

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↓反対側を見てびっくり。

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「子供を交通事故から守りませう」

ませう??一瞬、戦前からここにこうしてあるのか?と思いましたが、「交通事故」という概念やことばが日常的に使われるようになったのは、自動車が普及し、「交通戦争」ということばも生まれた戦後ではないかと思いますので、まだ旧仮名遣いの方がなじみがあるひとが少なくなかった昭和30年代から40年代初めのものではないかと思いました。

次は、十王堂前です。
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