青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
膳所神社前 ぜぜじんじゃまえ
所在地:大津市丸の内町
開設年月日:不明
廃止年月日:不明
改称年月日:不明 (1963年ころまで膳所神社前→1964年1月6日付路線図上 膳所公園前)
付近:膳所神社 大津膳所本町郵便局


屋根注意 屋根注意…

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……屋根注意 屋根注意

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大型車に屋根を削り取られることが、膳所の住民の大きな悩みでした。

湖岸道路が全通して長い年月が経過し、大型車の通行が少なくなった今も、狭い道にこんな掲示が残っています。



『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』にも「膳所神社」の独立した項が設けられているのですが、天正年間に兵火に遭って記録がなく、詳しい由緒は分からないそうです(P419)。もともと湖岸にあったのを、膳所城を整備する時に現在の場所に移したのだそうです。表門は、明治3年に膳所城を壊した時に、城門を移築したものだと言います↓
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神社に門、というのは珍しいです。鳥居が門の代わりですから。
もちろん、鳥居もちゃんとあります↓

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↓門の脇の石碑。これは旧制度の「國寶(国宝)」の指定を受けていた、という意味だと思われます。

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1950年(昭和25年)8月29日に文化財保護法が適用されるまでは、「重要文化財」という用語はなく、それまでの「国宝」は全て「重要文化財」となりその中で特に貴重なものが「国宝」とされました。

↓………

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重要文化財に画鋲でこんな無粋な張り紙をすることこそ、文化財保護法に照らして大丈夫なのか、と思います。

神社自体は浜大津方面行で1つ先の、膳所本町との中間地点です。最初に行った時は往路の取材で、神社の存在に気づかず、どこに神社なんてあるのだろう、と思っていました。

余談ですが、山科営業所管内の「大石神社」「花山稲荷」「折上神社」も、肝心の神社がどこにあるのか分かりにくい停留所で、実際バス停からどう歩いたらその神社にたどり着けるのか、未だに分かりません。

バス停は、膳所公園、膳所市民センターから膳所本町に向かう道と旧東海道がクロスする交差点付近にあったようです。

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↓この辺りは膳所城の中大手門だったようです。

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↓魚屋町・浜大津方面を望む

膳所神社前?浜大津向

↓膳所本町・浜大津方面を望む。ここから中ノ庄までの間は、再び上下線が重なります。従って、浜大津方面のバスは、石山方面から走ってくると、ここで左折して、膳所本町の方向に向かっていました。

膳所神社前?膳所本町向

↓石山方面を望む

膳所神社前?石山向

↓向こうに膳所公園が見えます。

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そのせいかどうか、1963(昭和38)年の地図では「膳所神社前」だったのが、1964(昭和39)年1月6日付の路線図では、「膳所公園前」となっています。

次は、膳所浜田町(刑務所前)です。
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コメント
この記事へのコメント
いつもこのあたりま昔を想像する時に思います。
湖岸道路はなかったけれど、膳所公園はあった =膳所城址ですからね。

かなり飛び出ていたということになりますね。湖岸線が自然な綺麗な形で走っていたのでしょうか。
その名残の中、ボンネットバスが走っていたとすれば、とてもいい風景です。
2014/06/17(火) 21:14:31 | yume | #/eG2YYas[ 編集]
Re: タイトルなし
> 湖岸道路はなかったけれど、膳所公園はあった =膳所城址ですからね。

湖岸道路がない、というのが頭では分かっていても、どんな感じなのかどうしてもイメージできません。地図でも確かに、膳所城が突き出したような格好になっているのですが。

> その名残の中、ボンネットバスが走っていたとすれば、とてもいい風景です。

そうですね。こんな街を走るボンネットバス、いいですね。
尤も、運転手さんにとってはこんな狭いところ冗談じゃない、という感じかもしれませんが。
2014/06/18(水) 21:59:43 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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