青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
川口町 かわぐちちょう
所在地:大津市浜大津三丁目?
開設年月日:不明
廃止年月日:不明
付近:川口公園 大津市立図書館(本館)




現在も「川口公園」などにその名を留める「川口町」は、金沢藩ゆかりの川口弥蔵という荷問屋が居住していたことによる地名です。「川口公園」は、江戸期には「川口堀」という船着き場で、周辺には主に薪炭を扱う問屋が集まっていて(『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』P251)、繁栄を極めたそうです。
京阪電車に詳しい方なら、開設年月日も、廃止年月日も不明の「川口駅」が浜大津-三井寺間にあったことをご存じでしょう。

この駅の開設、廃止年月日を突き止められたら、京阪グループファンの中ではノーベル賞ものの功績かもしれません(?????)。

↓この辺りは、京阪石山坂本線の中では唯一の路面区間です。

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川口公園は、もともとが「川口堀」という舟入だった関係で細長いです↓

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路線開設から2年ほどした昭和31年には、もう既に今のような公園になっていたようです。
その後滋賀会館前とともに、街頭テレビが設置されていて、多くのひとが集まったといいます。

↓長等公園の石橋は、この川口堀に架かっていたものを、埋め立て時に取り外して移築したものです。

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川口公園は、小さいながらも春は桜、秋は紅葉が美しいです。

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↓バス停があったと思われるのは、公園の北側、大津市立図書館の西数十メートルほどのところの交差点です。

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右手角に見えるお宅など、この辺りが昔花街だった名残をとどめているように思われます。


↓長等公園、三井寺下方面

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↓浜大津・石山駅方面

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左手に見えてくるレンガの建物が市立図書館です。

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↓1981(昭和56)年11月26日に開館した大津市立図書館。県立図書館とともに、知るひとぞ知る「図書館行政の先進県」である滋賀県を代表する図書館の1つで、全国で最も早く貸出をコンピュータ化した図書館の1つとしても有名です。因みに滋賀県は、2010(平成22)年度の統計では、図書館蔵書数全国1位、利用者数2位、人口当たり貸出冊数1位です。

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それまでは大津市立中央公民館の中に「大津市民図書館」がありました。中央公民館そのものは図書館開館の頃に市民会館に移転しているので、実質、市民会館内に大津市民図書館があったといってもよいでしょう。今、図書館の利用者に、図書館の前の通りに路線バスがあったといっても、ほとんど誰も信じないのではないかと思います。

旧大津市内線が走っていた頃は、ここに現在の「大津中央郵便局」の前身、「大津郵便局」がありました。移転したのは1969(昭和44)年6月ということで、今も旧市街在住、出身の年輩の方は、ここに郵便局があったのをはっきり記憶しているようです。

更にその前、1928(昭和3)年頃までは、華族も利用する竹清楼という有名な料亭があったそうですが、全面改築を行って披露パーティーをしようとしたその前の晩に火災で全焼してしまったといいます(大津の町家を考える会編「第4章町家で商う」『大津百町物語』P154 1999)

図書館の前を過ぎるとすぐ、国道161号線です。「市役所前」まではこの交差点の真向いの浜通りを走行するのですが、バスはいったん左折して、浜大津に向かいます。

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次は、浜大津です。
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コメント
この記事へのコメント
年配
そろそろ「年配」の域に入るかもしれない(笑) 私は市立図書館のところに郵便局があったのをよ~く覚えています。親が実際利用していたのは 北保郵便局でしたが、大津郵便局へは社会の授業で学校から見学に行ったんです。その時の記憶がかなり鮮明です。

父の実家は、川口公園の西側の道を入り3軒目あたり。すでに街頭テレビはありませんでしたが、「テレビがあったんよ~」と従兄弟が自慢していました。 ちなみに 今 京阪電車石場駅の近くにある 喫茶店「マタリ」は昔父の実家の隣あたりにありました。

ただ、バス停の記憶がありません。
北国町から浜通りへ曲がるバスは知っているけど、バス停を知らない。利用する事がなかったのでしょうね。


市立図書館には大変世話になっています。 タイトル検索して南郷図書館に毎回回送して頂いています。
2014/06/05(木) 20:17:21 | yume | #/eG2YYas[ 編集]
Re: 年配
> そろそろ「年配」の域に入るかもしれない(笑) 

コメントを頂く直前に、自分が書いたことを読み返していて「年配」はまずかったかな、と思いましたが、時すでに遅かったでしょうか(笑)。

>私は市立図書館のところに郵便局があったのをよ~く覚えています。親が実際利用していたのは 北保郵便局でしたが、大津郵便局へは社会の授業で学校から見学に行ったんです。その時の記憶がかなり鮮明です。

北保郵便局とはどこのことだろうか?と思ったら、今の観音寺郵便局の前身なんですね。
市立図書館の前の様子、というのは私は全く知らないので、写真を検索しましたが、何もヒットしないですね。

> 今 京阪電車石場駅の近くにある 喫茶店「マタリ」は昔父の実家の隣あたりにありました。

「マタリ」って確かカツサンドが有名なところですね。まだ食べたことがありません。

> 市立図書館には大変世話になっています。 タイトル検索して南郷図書館に毎回回送して頂いています。

「南郷一丁目」の項でも書きましたが、南郷公民館の図書室は実に不思議な存在ですね。
小さな図書コーナーがある市民センターは他にもあるようなのですが、大津市立図書館とオンラインで結ばれているのは南郷だけで、規模も別格です。
2014/06/07(土) 20:44:20 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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