青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
本宮町 もとみやちょう
所在地:(石山駅方面)大津市本宮一丁目 (浜大津方面)大津市本宮二丁目
開設年月日:不明
付近:本宮町自治会館 社会福祉法人滋賀同仁会滋賀保護院・大津老人ホーム
キロ程:大津市民病院から0.4キロ


平野神社の元宮がこの地にあったことによる地名です(『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』P769)。



京津国道線で扱おうとしている四条大宮など、京都方面の未取材の一部のバス停は別として、大津市内の京阪バスの現役のバス停の中では、何とここが最後の「取材」となりました。
市民病院より1つ向こうというだけで特に印象もなく、まして乗降もしたことのない中途半端なバス停が最終地点になるとは思いませんでした。

ここで浜大津方面のバスは左折して、一旦山側に回り込むようにして立体交差で国道をくぐります。

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逆に浜大津から石山方面に向かうバスは、このスロープから国道に上がってきます↓

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↓なので、国道をくぐるこのガードの手前、「本宮一丁目西」交差点で、石山方面のバスは左折し、浜大津方面のバスは写真奥から直進してくることになります。

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この、高速道路のインターチェンジにも似た立体交差の歴史は意外に古く、1966(昭和41)年版の住宅地図では、既にそれらしいものの存在が確かめられますし、1962(昭和37)年1月12日付滋賀日日新聞では、以下のように伝えられています↓

S37.1.12S 大津ICと湖岸を結ぶバイパスを計画b

あまりちゃんと意識したことがありませんでしたが、なるほど、名神大津インターと、湖岸道路を結ぶというのが目的で、国道との取り付け部分は「支線」なのですね。

現在の京阪電車の『琵琶湖文化館前』踏切のところには、民家などが立ちふさがっていたこともこの記事で分かります。

大津市は、京都市同様東レの工場など一部を除いて戦災にほとんど遭っておらず、少なくともここ数百年ほどは大きな災害もないため、古い町並みが残っているのはいいのですが、半面、住民が家の取り壊しや立ち退きに免疫がなく、同意を得るのが難しいと何かの記事で見たことがあります。

ここは石山駅方面も浜大津方面も、少なくともここ30年ほどはほとんど乗場の位置が変わっていないようです。

↓石山駅方面乗場

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茶色いワンボックス車の陰に、浜大津方面の乗場が見えます。市民病院の建物もよく見えます。

バス停付近には、家並みが途切れて北側の眺望がきくところがあります↓

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↓浜大津方面

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↓石山方面を望む

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↓浜大津方面を望むアングルで撮ると、石山方面の乗場もよく見えます。

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↓B-3245の石山駅行きが付近を通過します。

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この何でもない光景を平日は1日5往復、土日祝日は1日3.5往復しか見ることができないのです。とんでもないローカル線。

事あるごとに書いていますが、いくらJR線沿いだと言っても、駅間距離や人口密度、大きな病院が沿線に2か所あることを考えると、本当はもっと本数があっても採算が取れるのではないかと思います。本数を減らすから利用者が減る、減った利用者を見て、ほらやっぱり需要がないじゃないか、と言ってまた減らす、そういう循環を繰り返すうち、本当に需要がなくなって掘り起こすこともできなくなる―――全国至るところで似たようなことがあるのでしょうか。

次は、松ヶ枝町です/検察庁前です

※京阪バスにも、帝産バスの信楽線などと同様に、大津駅や浜大津に立ち寄らずに国道を直進する路線があったようで、それでいくと次は検察庁前なのですが、詳しい資料が存在しませんし、本シリーズは大津市内総合線ですので、ここではこれを取り上げず、国道経由系統のシリーズは今回で終了とさせて頂きます。
松ヶ枝町以遠は湖岸道路経由系統の記事などをご覧下さい。
浜大津より更に北は別の機会に取り上げます。

湖岸から国道にかけての長らくのお付き合い、ありがとうございました。
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