青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
今からちょうど60年前、1954(昭和29)年1月12日付の滋賀日日新聞↓

S29.1.12S 国電を膳所まで延長b

実に興味深い記事です。
1956(昭和31)11月19日に、東海道本線 東京―神戸間の中で最後まで非電化で取り残されていた、米原―京都間が電化されたわけですが、その前に、膳所―京都間だけを暫定的に電化開業させようとしていたことなど、今誰が知っているでしょうか?

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膳所は今でも貨物の側線がありますが、以前は更に複雑な配線を持っていて、今コンクリート工場の下の駐車場になっている辺りにも側線が伸びていたのをはっきり覚えています。
それだけ広い構内を持っていて、しかももともとスイッチバックをしていたような駅ですから、特別に構造を変えなくても、当時はちゃんと折り返すことができたのかもしれません。

実現していたら、「普通・膳所行き」が存在したことになり、ひょっとすると緩行電車(各駅停車)の標準的な運転区間は、現在の京都・高槻-西明石・新三田間でなく、膳所-西明石間となっていて、列車の運転体系が大きく変わっていたかもしれません。膳所が緩急接続の拠点となり、車両基地が設けられたりして、石山駅や大津駅より、大きく発展していた、などという可能性もあります。

しかし、これが実現した形跡は全くありません。

駅の石山寄りには、下りは内側線から外側線に転線できる渡り線が、上りは逆に外側線から内側線に転線できる渡り線がありますが、ここ10年以上ほとんど毎日のように京都まで通っている私も、ダイヤが乱れた時に外側を走っていた草津行きの新快速が内側に移った1回しかここを通った覚えがありません。

まして、折り返しができるような線路など存在しません。

今、膳所駅は全ての歴史を飲み込んで、生まれ変わろうとしています。

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コメント
この記事へのコメント
管理人様、はじめまして。
『京都 私的パワースポットランキングbest10』
というブログを運営している、京冒険家と申します。

貴サイト拝見させていただきました。
1年半ぐらい前まで大津に住んでいたので、
膳所駅の写真を見ると少し懐かしく感じました。
膳所駅が新しく生まれ変わるのは全然知りませんでした。
車で南北が通れるようになる!?なら
かなり便利になるでしょうね。
新しくなったら、行ってみたいです。

貴サイト拝見させていただいて、
素晴らしい内容でしたので、
さっそく当サイトの右側リンク集に追加させていただきました。

■ブログ名
京都 私的パワースポットランキングbest10
■URL
http://kyotom.com/
■内容
京都のパワースポット、神社仏閣、観光地、名所、グルメなどを
リポートして、動画や写真を添えた文章で紹介しています。

もし、よろしければで結構ですので相互リンクしていただければ嬉しいです。
唐突ですが、ご検討いただければ幸いです。

2014/01/21(火) 20:00:16 | 京冒険家 | #Tf9aLMeg[ 編集]
Re: タイトルなし
京冒険家様、初めまして、コメントありがとうございました。
素晴らしい内容だなんてお恥ずかしいです。貴サイトこそ充実の内容でうらやましいです。
リンクの件、京都のことはあまり書けないのですが、こんな内容で宜しければこちらこそ宜しくお願い致します。私も後ほどリンクに入れさせて頂きます。

膳所はややなじみが薄いので、ご期待に添えるような内容にできるか分かりませんが、現在進行中の「旧大津市内線」の記事でも取り上げる予定ですので、宜しければまたご覧ください。
2014/01/21(火) 23:58:57 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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