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青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
比叡山ドライブウェー、そして京阪バス京都比叡山線、大津比叡山線が開通した直後の1958(昭和33)年4月23日付京都新聞で、もう早速山中越えの道の悪さが問題にされています↓

S33.4.23K 山中越狭すぎる 何とかならぬかb

今のどこなのかもはや知る由もありませんが、バスが今にも潰れそうなエンジン音を立てて、よろよろと走る、というより躙(にじ)るようにして這い登ってくるのではないかと思われるような写真も載っています。
何と舗装されていません。いや、「何と」ということもないのでしょう。この当時は国道でもダート(未舗装)でおかしくはなかったようです。

余談ですが、展望台前の項で取り上げた、「馬ケ背展望台」がこの時点で既に存在していることが地図で分かります。

京都側に比べ、滋賀県側の整備の遅れが目立ち、3時間も流れが滞るほどの大渋滞が発生しているということです。

拡幅には莫大な費用がかかり、民有地については補償問題もあるということで、すぐに解決する方法はなさそうで、何と一方通行にする(完全に京都側からの一方通行にするか、日ごとに交代するかなど)、という案が示されていますが、本当にそんなことをしたのでしょうか?
北白川琵琶町や岩坂町、大津市山中町の住民にとっては迷惑千万な話でしょう。

その後も事あるごとにその危険性を指摘されながら、少しずつ改修が進められながら、何とか今の姿になったようです。
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コメント
この記事へのコメント
非常に参考になりました。御連絡ありがとうございました。
山中ですが昔、山中分校がありました。非常に古くからある良い所で、江戸時代、滋賀里から滋賀大仏を通り山中越えで京都に抜けるのがポピュラーだったそうです。逢坂は関所があるためお金を取られたようで、小関越えは山科に一旦出て日ノ岡峠を越えないといけない等の理由があったようです。
2018/04/25(水) 10:51:39 | 滋賀の影丸 | #-[ 編集]
Re: タイトルなし
滋賀の影丸 様、コメントありがとうございます。

山中分校については、2013年1月14日付拙稿山中町【京都比叡平線開通30周年記念特集9‐1】 http://contrapunctus.blog103.fc2.com/?mode=m&no=623で触れております。

> 江戸時代、滋賀里から滋賀大仏を通り山中越えで京都に抜けるのがポピュラーだったそうです。

但し遅くとも幕末にはもう廃れていたといわれています。というのも本来の山中越え(志賀越道)の京都側が一部京大のキャンパスで中断していますが、それは明治以降京大ができたからそうなったということでなく、江戸後期に建造された武家屋敷の敷地がすでに街道を潰すような形で存在していたからだということで、街道としての重要性は失われていたとみられているのです。
だいたい、こういう間道は幕府が関所破りの原因や本来通るべきところを通らないことで宿場や伝馬役などの商業振興が阻害されるとして好ましく思っておらず、2016(平成28)年3月26日付拙稿片原町【京津国道線5】http://contrapunctus.blog103.fc2.com/blog-entry-474.htmlにも書きましたように、1837年、水野忠邦は逢坂峠以外の道を使用することを禁止しました。逆に言うと、こうした禁止によって、街道が廃れたのかもしれません。

>逢坂は関所があるためお金を取られたようで、小関越えは山科に一旦出て日ノ岡峠を越えないといけない等の理由があったようです。

文意から江戸時代の話だということと認識しますが、それなら申し訳ないですが間違いです。
江戸時代に幕府が設けた、通行手形を持たないものを通さない、特に「入り鉄砲出女」を改める関所と、江戸時代よりも前の時代に地元の有力者が通行料金として関銭を取ることを目的に設置した関所とを混同していらっしゃいます。

逢坂の関は後者であり、確かに関銭は取られたようですが、江戸時代には関銭もありませんし、恐らく逢坂の関そのものもありませんでした。

もちろん、袖の下とか長い江戸時代の中ではいろいろあったのはあったのかと思われますが。
2018/04/26(木) 00:06:49 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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