青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
京町通り きょうまちどおり
所在地:(石山駅方面 旧ポール共)大津市京町二丁目 (浜大津方面)大津市京町一丁目
開設年月日:不明
付近:乘念寺 榮泉寺
キロ程:浜町から0.3キロ




京町通とは、東西に長く伸びた大津市の中心市街地を東西に貫く3つの主要な通りの1つで、旧東海道筋です。
京都から大津に来たときに札の辻で東に折れるとこの通りであり、京に直結する通りとしてこの名がついたと言われています(『角川日本地名大辞典 25滋賀県』(P283)

全国に「京町」は多数ありますが、たいてい、京都に向かう道筋であるといった意味合いなのでしょう。

行政上の「京町」は昭和40年に「鍛冶屋町」「東浦一番町」などの細かい町が住居表示制の施行に伴って合併してできました。(同書P283)

↓浜大津方面のポール

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こうして撮影すると、背景のお宅の格子戸と相俟(あいま)って、「京町通り」のバス停名が実に似つかわしく思われます。
浜大津方面のポールは、少なくとも住宅地図がほぼ今のような体裁になった1985(昭和60)年前後から位置が変わっていないようです。

ただ、1968(昭和43)年3月10日付京都新聞滋賀版には、ここや滋賀病院、唐橋前の国分団地方面などが「危険なバス停」として挙げられており、ちゃんとした歩道がなかったのか、あるいは今と違って信号機よりも大津駅寄りにあって渋滞を引き起こしていたのかもしれないと思われます。滋賀病院や、浜町がそういう形状だったそうです。

写真は写る範囲が限られているので、何枚も撮影するとここはこの付近の激変から免れた場所であるということが分かります。

↓浜大津方面バス停ポールのすぐ南、拡幅された百石町通りから浜大津方面を望んでいます。

IMG_1514.jpg

↓こちらは石山駅方面のポール

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これも背景のお寺の風格があって素敵です。写真がうまいひとが撮ったらどれほど素晴らしいかと思います。
しかし、この場所にバス停が移転してきて、まだ10年も経過していないのです。

2006(平成18)年版の住宅地図から、現在の場所に移転しています。道路の拡幅自体は2003(平成15)年には完了していたようですが、免許申請の手続きや、位置の選定、大津駅ターミナル工事との兼ね合いなどいろいろあったのかと思われます。

↓はっきりした記録がある1985(昭和60)年頃から2003(平成15)年頃までは、この辺りにバス停があったようです。

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いくら中心部に疎い私でも、何度となく通ってきたところなのに、「あったようです」としか言えないのが歯がゆいです。
建物でさえ、取り壊されると前に何があったのかすぐに思い出せなくなる、とよく言いますが、ましてバス停などという小さいものは本当にすぐに分からなくなります。

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却って、その後、2004(平成16)年から2005(平成17)年に掛けての位置の方が、痕跡がはっきりしています↓

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↓点字ブロックも残っています。

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ポールが立っていた場所も、こんなによく分かるところはそうそうないと思います。

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もしかすると2003(平成15)年以前からここにあったのかもしれないと思われるほどですが、何年間にもわたって、先ほどの写真の、現在の「ステイディア大津」前にポールがあったように書かれているので、それはないのでしょう。

現在の石山駅方面のバス停に戻ります。

IMG_1517.jpg

拡幅された百石町通り沿いにありますが、昔がどういう雰囲気だったのか全く思い出せません。

↓西の方角を望むと、大津日赤が見えます。

IMG_1518.jpg

↓東の方角を望む。

IMG_1515.jpg

次は、大津駅です。
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