青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
年始1回目は京津国道線の続きで、一方の終点(書類上は恐らく起点)の「四条大宮」です。

四条大宮 しじょうおおみや
所在地:京都市下京区立中町(又は下り松町)
開設年月日:不明
付近:阪急大宮駅 京福四条大宮駅 京都市立洛友中学校 関西アーバン銀行四条大宮プラザ 京都銀行大宮支店 近畿産業信用組合京都支店 りそな銀行四条大宮支店 大宮阪急ビル 西方寺 光林寺 光林保育園 京都四条大宮郵便局 妙巌院 アークホテル京都 (現在ないもの)京阪バス株式会社本社
キロ程:四条烏丸から1.0キロ


四条烏丸から四条大宮までというのが意外に距離があります。「取材」の時は1日乗車カードがあるから、バスに乗ってしまおうと思って待っていました。西に向かうバスなら、どれに乗ってもいいのかな、と思っていたら、四条堀川で右折するバスに乗ったらダメなんですね。危なく12(立命館大学行き)に乗るところでした。京都なら分かっているつもりでが結構分かっていないことが…。

次を待っていると、降車扱いをした43系統が「四条大宮・みぶ」の表示に。

IMG_8156.jpg

ロケーションシステムにも出ていないし、ダイヤもどこに書かれているのか分からないけど、「四条大宮」って書かれているから乗っていいのかな、と思って乗ってしまいました。入庫のためなんだ、もしかしたらすごい珍しいものなのかもしれない!と思って、みぶまで乗り通してしまいました。

みぶって、交通局本局も移転してしまって、今どの程度の機能が残っているのかな、と思ったのですが、何かしらの建物と操車場は残っていました。この時は気づかなかったのですが、市電の起点がここだったということもあり、京都市交通局発祥の碑もあるそうです。

後でよそのサイトさんをいろいろ見て分かったのですが、13・43系統の操車業務がみぶに移り、四条通を回送で走ることが交通規制の都合でできないため、四条烏丸-みぶ間を営業運転しているということで、交通局のサイトにもちゃんと時刻表がありました。そんなに珍しいものじゃないようです。残念…。

13は四条烏丸折り返しだからともかく、43は何なら最初からみぶ発着の路線だということにしてしまえばそれでいいことなのに、と思われるのですが、そうもいかないのでしょうか。

結局みぶから歩く羽目になりましたが、京津国道線の終点の1つ、四条大宮に到着しました。



四条大宮と言えばこのカーブを描く阪急大宮の駅ビルが印象的ですね。

IMG_7060.jpg

1963(昭和38)年6月17日、阪急本線河原町延伸に伴って途中駅になりました。京阪の天満橋など、延伸後も折り返し設備が残され、定期・不定期の折り返しが行われる駅もしばしばある中で、この駅は後に折り返し設備がなくなって、優等列車も停車しなくなるなど、かなり地位が低下してしまった駅です。

ただ、その後も現在に至るまで長らく、今特集している京津国道線初め、ここを起終点とするバスが市バスにも残っていて、往年のターミナル機能を彷彿とさせます。半面、なぜ敢えて四条大宮行きなのかがよく分からないというのも偽らざる感覚です。

「大宮」を名乗る阪急に対して、西南角にある京福電鉄の駅は「四条大宮」を名乗っています。

IMG_8199.jpg

浜大津から来たバスは、恐らく南東角の広場に進入したのだろうと思われます。

ちょうどこのバスのように…↓

IMG_8175.jpg

W-6237号車です。
今ここで発着する京阪バスは、終着となる片道しか来ない83号経路を別にすると82号経路だけです。繁華街も、主要なターミナルも避けるように走る82号経路は小栗栖団地―阪急東向日系統の子孫なのでしょうか?だとすると、幻の「浜大津向日町線」の末裔だとも考えられます。

この広場は、木が植わっていること以外、何一つそれらしい要素がないにもかかわらず、「公園」と呼ばれています。

かつてはここから比叡山方面のバスも発着していたようです。

IMG_8167.jpg

↓今はこうして観光バスやタクシーが止まるだけですが、古い写真を見ていると、ここに京阪バスが溜まっていたようです。

IMG_8169.jpg

↓現在82号経路が使っているポールは比較的新しいものだろうと思います。

IMG_8165.jpg

IMG_8177.jpg

↓面白い標識を見つけました。

IMG_8172.jpg

右折は禁止なわけですが、「路線バスを除く」とわざわざ補助標識で除外しています。
現在、ここを右折する必要がある定期路線バスは空港バスの二条駅方面などだけかなと思うのですが、京津国道線もこの例外が適用された路線なのではなかろうかと思います。

長くなりましたので、続きは次回にしたいと思います。
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コメント
この記事へのコメント
こんばんは
ブログ興味深く拝見しました
昭和50年頃かと思いますが石山小学校前15時35分と16時35分発外畑ボートのりば始発で四条大宮行きのバスがありました
四条大宮といえば当時小学生だった自分の子供心に
山脈の彼方憧れの大都会のイメージでした(笑)
四条大宮からも外畑ボートのりば行きの便がありましたが
京都で外畑と言っても??と思われるのか
「浜大津 石山 南郷・外畑」という行先表示に変更されていた記憶があります
松ヶ枝町からは国道1号経由だったと記憶します
2017/01/03(火) 20:56:08 | 石山男 | #BsF.FdqU[ 編集]
Re: タイトルなし
石山男様、コメントありがとうございます。

> 昭和50年頃かと思いますが石山小学校前15時35分と16時35分発外畑ボートのりば始発で四条大宮行きのバスがありました

やはりそのくらいの時代でしょうね。昭和51年頃に全路線のワンマン化などを含む大規模なダイヤ改正があったようなので、その頃になくなったのでしょう。

> 四条大宮からも外畑ボートのりば行きの便がありましたが
> 京都で外畑と言っても??と思われるのか
> 「浜大津 石山 南郷・外畑」という行先表示に変更されていた記憶があります

どんなレイアウトで書かれていたのか興味深いですが、残念ながら写真がないんです。お持ちの方がいらっしゃったら嬉しいのですが…。

> 松ヶ枝町からは国道1号経由だったと記憶します

ええ、そこはほぼ間違いないと思います。湖岸道路経由なら経路番号を奇数にしたはずですし、他にも何か資料があった気がします。最近手が回らなくなっているのですが、また調べておきます。
2017/01/04(水) 22:49:58 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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