青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
地蔵谷 じぞうだに
所在地:京都市左京区北白川中山町
開設年月日:1958(昭和33)年4月19日?
付近:北白川ラジウム温泉 不動温泉 身代不動尊


北白川地蔵谷町と北白川中山町の境界線ですが、マピオンの地図より、バス停は中山町側にあるものと判断しています。地図により若干の異同があるかもしれません。

北白川地蔵谷町は、岩坂と同じく昭和40年から現在の地名となり、それ以前は左京区北白川字地蔵谷でした(『角川日本地名大辞典 26 京都府上巻』P494)。こんな山の中ですが、辞典編集時(1982)で6世帯16人が生活していることになっています。
ただ、町域は白川の北側のうち、北白川琵琶町の細かい飛地を除くかなり広い範囲で、北白川仕伏町-北白川琵琶町間の北側の車窓から見える「京都北白川アーバンコンフォート」(1998)というマンション↓も住所は北白川地蔵谷町なので、恐らく現在は、この時とは比べ物にならない世帯数と人口になっていると思います。

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よくこんなところで建築許可が出たものですね。



地蔵谷といえば、何と言っても「北白川天然ラジウム温泉」ですね。興味がなくはなかったのですが、結構入湯料がいい値段なのと、限られた時間での取材だったのとで入るのはやめておきました。
ラジウムは放射性物質ですが、いわゆる「ホルミシス効果」(低線量の放射線はかえって体に良い)により、体にいい影響があるのだそうです。尤も「ホルミシス効果」もどの程度正しいのか分からない部分があり、ひとによって効果の表れ方も様々のようです。 

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道路が狭隘なため、つい数年前までは日野誕生院とともに、バスを誘導する整理員が常駐する停留所だったはずですが、今はいないようです。

↓温泉を背景に上ってくるB-1229 比叡山頂行き。

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上の写真でちらっと黒い車が写っている辺りに、京都方面のバス停があります↓

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↓B-1229到着です。

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ここの比叡平、比叡山方面の停留所は、バスポケットというレベルでなく、立派な専用通路のようなものがあります。尤もラジウム温泉には専用の送迎バスがあり、一般の民家もないため、乗降するひとはほとんどいないのではないかと思います。

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京都方面に少し下ったところには身代不動尊↓

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「みのしろ不動」?物騒な名前やな、と一瞬思ってから、「みがわり不動」だと分かりました。『角川日本地名大辞典 26 京都府下巻』(1982)によると、寛政期に作られたと伝えられ、山中越を行く旅人の危難をこの不動が身代わりになって防いだことからこの名がつけられたということです。石造の不動明王の立像が安置されています(P248)。
イエス・キリストは人類の罪を背負って亡くなったわけですが、「身代わり」という発想は世界中どこでも多かれ少なかれ共通して存在するのでしょうか。

ここから京都市内中心部均一運賃区間、即ち京都市交通局のエリアに入ります。紙の回数券の時代は、昼間割引回数券の表紙を見ると、この停留所が境界であることが分かります。京都比叡平線は、地蔵谷から東が対キロ区間制運賃であり、特殊区間制運賃を前提としたこの回数券は地蔵谷以東も以西も使えなかったので、比叡平の住民の方にはなじみがないと思います。

昼間割引券表紙

京大農学部以遠の京都側から乗った時には、ここまで均一運賃で220円に抑えつけられていた運賃が、ここから対キロ区間制の計算となるため、一気に跳ね上がります。(銀閣寺道以北からだと、対キロ制で計算しても220円以下の運賃になるのか、山中上まで220円となっています)

↓美しく紅葉する山を下りて行きます。

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次は、北白川琵琶町
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