青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
いよいよ沖島に上陸です。



滋賀県に住んでいても、沖島に上陸するのは初めてです。
北海道や沖縄に旅行に行ったことがある滋賀県民より、沖島に上陸したことのある滋賀県民の方が、少ないのではないかと思います。

このアングルだとよく分からないのですが、港の中には消防艇の艇庫もあります。救急車や消防車はもちろん来ることができないので、船が緊急自動車代わりです。

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↓漁業会館。集落の中にあるコミュニティセンターなどとともに、沖島の中核といってよい機関でしょう。
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ここでは地元漁協の方が、名産の手作りのつくだ煮や『よそものコロッケ』という新しい名物を販売しています。

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コロッケは揚がるのに時間がかかるということで、欲しいひとは20分弱の上陸滞在時間の間に揚げてもらえるように、名前と個数をメモで漁協の女性に渡して予め依頼することになっています。

漁協会館の脇には、バスどころか車の一台もないのに何とバス停が!

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写真にも写っていますが、沖島は行政上は1954(昭和29)年に3月31日から近江八幡市の一部で、住所を書くときは「近江八幡市沖島町」です。人口は350人ほど。ただ、島としての沖島だけで「沖島町」になっているのではなく、本土側にも「沖島町」の領域があります。一般に漁業の島だと思われていますが、それだけでなく本土側にコメを出づくりしているらしく、その歴史的な経緯が影響しているのかもしれません。

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昔は、沖島と本土を船で行き来するというと長命寺港から向かうのが常識でしたが、1日1往復しかなく、現在は堀切港との間の方がはるかにたくさんの船が通っているため、こちらがメインルートです。その堀切港のバス時刻表をわざわざここで掲げているのは、インターネットを使えない高齢者のためにいつでも簡単に時刻を確認できるようにという配慮なのでしょうか。

2010(平成22)年7月28日付放送のテレビ朝日系「ナニコレ珍百景」で、この島にはサドルにお菓子の缶を被せた三輪自転車がやたらと多い、というのが紹介されていましたが、私はこのバス停こそ「珍百景」ではないかと思います。

接続するバス便は、1時間に2、3本走る近江八幡市屈指の重要幹線である長命寺に比べるとぐっと少ないのが難点。
うまくいかないものです。

↓近江八幡沖島郵便局

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↓町並み

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一瞬、路地の雰囲気でベネチアとか地中海沿岸の町を思い出してしまいました。

島の神社からの眺め。屋根瓦の統一感が美しいです。

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↓港の漁業会館に戻ってくると、コロッケが揚がっていました。

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ここでしか食べられない貴重な味です。川魚を使っている、という感じの臭みはありません。

断面を撮影しようとしましたが、船が揺れてうまくいきませんでしたorz 

↓ジャガイモではなくておからを使っているんですね。

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もっと頼んだらよかったと思うおいしさです。
でも、「よそもの」であるブラックバスなどの外来魚がいなくなって、このコロッケを作りたいと思ってももう作ることができない、という状態が琵琶湖にとって、沖島の漁師にとって理想なのかもしれません。

↓沖島を後にします。もう少しゆっくりしたかったです。

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船は、次の目的地・竹生島に向かいますが、その前にメインイベント?のひとつ、お弁当です。ここからはまた今度、折を見てUPさせて頂きます。
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コメント
この記事へのコメント
沖島バス停!
シリーズが始まった瞬間に、このレポートが来ると期待していました☆取材お疲れさまでした!
2013/12/27(金) 10:51:35 | じゅうしまつ | #-[ 編集]
Re: 沖島バス停!
じゅうしまつ様、お久しぶりです。
始まった瞬間に沖島のこのバス停の記事を予想されるとはさすがです。

島めぐりは不定期に続けますので、また宜しくお願い致します。
2013/12/28(土) 07:55:06 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
沖島
こんにちは。

小学校3年生だったかな?の校外学習で正にインターラーケンで
大津港→沖島→近江舞子→大津港という行程を辿りました。

私自身、船に弱いというわけはありませんが、
当日はやや体調を崩していたこともあり、沖島到着前にダウンしてしまい、
沖島内の散策は引率の先生との別行動で狭い路地裏を歩いた
記憶があります。

先の記事の「うみのこ」の歌共々、20年以上前の懐かしい思い出です。
2013/12/28(土) 12:29:44 | 膳テツ | #L8AeYI2M[ 編集]
Re: 沖島
膳テツ様、いつもお世話になります。
校外学習で沖島ですか?それはすごいですね。

> 当日はやや体調を崩していたこともあり、沖島到着前にダウンしてしまい、沖島内の散策は引率の先生との別行動で狭い路地裏を歩いた記憶があります。

それは大変でした。でも、今となってはいい思い出になっていらっしゃるようですね。
ちょうど昨日12月28日付の朝日新聞に、「うみのこ」の記事が載っていました。この30年で、もう滋賀県民の3分の1に当たる人数が乗船したということですが、老朽化しているので新造する予定だとのことです。
2013/12/29(日) 10:17:31 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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