青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
(今日は交通関係の話はありません)

「♪トイレにはそれはそれはきれいな女神さまがいるんやで」という歌が流れる朝の情報番組のスタジオで、辛坊治郎 読売テレビ解説委員が、「初めて聴いた時、泣けて仕方なかった」と紹介しているその曲の、何がそんなに泣けるのか、誰の歌なのかも全く分からず、恐らく春だったその時は、出勤前のバタバタに紛れて深く気にも留めずにいました。

それでも、「トイレ」などという単語が出てくる、バラード調の歌というのはまあなかなかあるものではないので、記憶の片隅には残っていました。先日、車に乗っていて、たまたまラジオで流れたその曲を、ああ、半年前テレビでやっていたな、と思いながら聞いて数分、これはアカン、とラジオのスイッチを切りました。
嫌いだとか、合わないとかじゃないんです―――仕事でひとに会う前なのに、涙がこぼれそうになったから…。

家に帰って、植村花菜という川西出身のアーティストの「トイレの神様」という歌だと知って、ゆっくり聴くと、やっぱり泣けてしまいました。あまり歌詞の細かい内容を取り上げると、著作権の問題が生じかねないだけでなく、これから聴かれる方の楽しみがなくなるかもしれませんので、詳しくは書きませんが、辛坊氏の言っていたのはこういうことだったのか、と今更分かりました。
曲は10分ほどもあります。ポピュラー系統の曲としては極端に長いのですが、ある種の散文詩のような感じで、次にどうなるんだろう?と気になって、聴かずにいられなくなり、その長さが感じられませんでした。

ネットで見ていると、この歌が苦手、合わないという意見もあるようで、それはそれで全然いいと思いますし、冷静に考えれば、歌詞の流れ、構成は特に珍しいものではありませんが、私は、割と早く祖父母を亡くしているので、もっと思い出を作っておけばよかったな、と思う気持ちと重なったのでした。

本当に感謝したい相手は、往々にして、お礼を言う前に自分の前からいなくなってしまいますね―――

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コメント
この記事へのコメント
トイレの神様
「トイレの神様」、一週間ほど前、某大阪のFM局で10分近くノーカットで流れてました。いい曲ですね。
私の父方の祖母は10年ほど前に、高知で他界しました。年に一回会うくらいでした。私にとっては「田舎のおばあちゃん」でしたね。
妹が生まれるときは、はるばる高知から出てきて一か月ほど石山団地で一緒に暮らしていたのですが、そのこと自体はあまり覚えてません。
年に一回、家族で高知に帰省すると祖母は手料理をふるまってくれたのですが、幼稚園の頃の私は「ハンバーグが食べたい!」とか駄々をこねていたそうです。煮物中心の祖母の手料理が美味しいと思えてきたのは二十歳前後になってからでしょうか。
もっとおばあちゃん孝行しておけばよかった、と思う時もあります。祖母が亡くなったのは一月五日ですが、その前の年、やたらと親戚が祖母に会いに訪れたそうです。私もその一人で、当時の勤務地淡路島から、バス、JRを乗りついで一人で会いに行きました。それが最後のお祖母ちゃん孝行でしょうか。
母方の祖母は私が物心つくまえにガンで他界しました。写真でしか知りませんが、生前は従兄妹が嫉妬するくらいかわいがってくれていたそうです。
両祖母とも今も私を見守ってくれていると信じていますが、それに応えて恥じない人生を送っているかどうか、は自信がありません。
「おばあちゃん、ごめんなさい!」
この場で懺悔させてください。
妹の子供、甥っ子たちは私の母、(彼らからみればおばあちゃん)にしょっちゅう出会い、甘えてますが、軽いジェラシーを感じてます。
話は変りますが、高知への帰省はほとんど父の車でした。当時は勿論瀬戸大橋などなく、神戸から高松へのフェリーを利用していました。
四国を走る香川の琴電バス、高知の県交通、土電バスは、私が知る京阪バス、近江バス、帝産バスとは違う雰囲気を持っていて、すれ違うバスを見ていて飽きませんでした。
幼いころの妹は、船に乗って、車に乗って十数時間かかって着いた
父の高知の実家で、かなりの違和感を持ったらしく(言葉は関西在住の子供には理解できない土佐弁です。)、祖母にこう言ったそうです。
「ねえ、おばあちゃん!ここもにっぽん?」
長文駄文失礼しました。
ではでは。
2010/10/21(木) 01:39:28 | K2 | #-[ 編集]
Re: トイレの神様
K2様、いつもコメントありがとうございます。

> 両祖母とも今も私を見守ってくれていると信じていますが、それに応えて恥じない人生を送っているかどうか、は自信がありません。
> 「おばあちゃん、ごめんなさい!」
> この場で懺悔させてください。

そんなに卑下なさらないで下さい。
ぼくも、祖父母を思い出すと、こんな自分でいいのかな、と思うことはしょっちゅうです。

> 四国を走る香川の琴電バス、高知の県交通、土電バスは、私が知る京阪バス、近江バス、帝産バスとは違う雰囲気を持っていて、すれ違うバスを見ていて飽きませんでした。

土電バスは、今もモノコックのバスがあるそうですね。あのエンジン音を聞けるなら、それだけでも旅行する値打ちがありそうな気がします。
2010/10/22(金) 23:23:32 | 喜撰猿丸 | #-[ 編集]
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