青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
昨日は、上千町行きの廃線跡を下千町付近まで辿りましたので、その続きを取り上げます。

下千町を過ぎると、昔ながらの民家が多く、水路で洗濯をしたり、野菜を洗ったりできるような場所が確保されているところもあったりします。ふとわき道を覗くと土塀があったり、秋には柿が赤く色づいていたりして、落ち着いたたたずまいです。

私が小さい時は、千町の旧集落にはまだ茅葺きの家もかなりあったのですが、今はもう一軒も残っていません。

千町 わき道


再び道が狭くなり、普通車同士の離合も厳しくなったところで、中千町の信号が見えてきます。

ここで、52・54の南郷中学校系統とクロスしますが、8号経路と共存していた1987(昭和62)年から1993(平成5)年の6年間、昨日も書きました通り、8号経路には停留所が設けられませんでした。

今でこそ信号がある立派な交差点ですが、8号経路があった当時は信号などありませんし、上千町寄りの道は、こんなに広くはなく、車線も書かれていませんでした。
右の写真は、逆に下千町寄りを写したものです。

中千町から上千町方向  中千町から下千町方向

この辺りは、昭和28年の台風で、大水害に見舞われたところで、それを記録した石碑「水害想出之塔」が、中千町から上千町に向かっていく途中に立っています。

水害想出之塔2

つい最近までこんな建物はなかったですし、ない時の写真もどこかにあったと思うのですが、見つかりませんので、現在の様子…。シャッターが付いているので、ただの民家ではないのかな、と思います。

石碑の辺りにも、チラホラ民家が見えますが、上千町の集落の中心はもっと山寄りで、バス停もそこにあります。岩間寺に上る坂の途中に、小さな回転場があり、そこで、ターンします。バックで一旦、回転場の右手の細い道に入り、そこから頭を出し直すという形で、下手なことをすると、下の窪地に落ちてしまうので、昔から、必ず誘導員がいました。中型の場合は、逆に頭を細い道の方に突っ込んでからバックするということもあるようです。
この写真の撮影時は、今は亡きA-1934が使われていました。

上千町転回1  上千町転回2  上千町転回3  上千町

毎月17日だけ運転の岩間寺行き臨時バスは、ここから岩間寺まで更に約3キロ走らなければなりません。その間に標高差約250mを登り切ります。

桜の時期はこんな感じになります。

上千町の桜

この桜の木は、どんなバスを見てきたのでしょうか?かつては、ボンネットバスも来たのでしょうね。

「最重要研究課題路線」なんて書きましたが、実は非常に資料が乏しく、例えば下千町のバス時刻といった、基礎的なことすら分かりません。千町方面にお住まいの方、ご出身の方で、想い出のある方、何かご存知の方がいらっしゃいましたら、お知らせ頂けると幸甚です。

8号経路については、岩間寺も深くかかわりますので、今後も断続的に取り上げます。
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コメント
この記事へのコメント
千町口のバスの時刻
鉄道好きで、やはりそれも古いものが好きで、友達と古い地図を参考に廃線跡を歩くこともあるのですが、自宅前の千丈川沿を「廃線跡」。。と表現していただくと、なんだかくすぐったいような嬉しいような。。♪です。

さて、時刻表ですが、確実に記憶しているのは、千町口9時40分発
 石山駅12時40分の千町バス。これは、小さな子供を連れて石山まで買物に行く時に利用していましたから確実に覚えています。

あとは、千町口7時過ぎ、8時過ぎ、13時過ぎ(さきほどの石山駅12時40分の折り返しでしょう) 18時台 19時台に 石山方面行きがあったと記憶しています。

あと逆に千町口を通って上千町まで行くバスは、18時台 19時台にありました。
これも、バス通勤をしていた父が健在していれば確認できたのですれども残念です。

以上は昭和53年以降の話で、平日、土日の詳細は記憶がなく申し訳ありません。

昭和30年代後半~40年代後半位にも夕刻のバスはありました。
2010/12/13(月) 19:17:15 | yume | #/eG2YYas[ 編集]
No title
貴重な情報ありがとうございます。
9:40なんて、そんなラッシュを過ぎた遅い時間にもバスがあったんですね。石山駅12:40発は、市民病院始発ですね。私も覚えています。
大石小学校からでさえ朝ラッシュ時に石山駅以北への直通は運転されていないのに、こんな離合もままならないような路線に、市民病院行きが運転されていたというのが実に不思議です。

昭和30年代から40年代!やっぱりそれなりに歴史があるんですね。昭和36年には開通していたようなのですが、その頃は、今では想像できない田舎だったんでしょうね。

あの辺りに昔から住んでいる時のひとの家には、開通当時の写真とか、思いがけないものがあるのかもしれませんね。
2010/12/14(火) 23:57:20 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
No title
大変ご無沙汰しております。
41号経路の忍が丘~寝屋川市の乗り納めを最後に
ちょっと動きづらくなってしまい、
最近は読ませていただくばかりで・・・・・・

1年前の記事へのコメントで恐縮ですが、
京阪バスHPや岩間寺HP
を拝見しますと、8月17日石山駅~岩間寺
「無料シャトルバス」と?????
一体何が起ったのでしょうか?
2011/08/13(土) 23:24:47 | 木津川 | #-[ 編集]
岩間寺無料送迎バス
久しぶりのコメントありがとうございます。

無料シャトルバスの件は、いつもお世話になっている「京阪グループバス掲示板」でもhttp://0bbs.jp/keihan021/40書かせて頂きましたが、気になりますね。
岩間寺の公式HPhttp://www.iwama-dera.or.jp/には特にバスが無料だとか、書かれてはいませんでしたが、よく見ると、
「ご縁日の毎月17日は駐車場がバス専用となります。ご縁日はJR・京阪石山駅よりシャトルバスを運行しています。シャトルバスをご利用ください。バスの運行予定表はこちらからご覧下さい」
と書かれているんですね。今まで、17日だからといって、駐車場がバス専用だったことはもちろんありません。
車は岩間寺より先に通り抜けができない一本道で、駐車場がいっぱいになると、あとはもう参拝を終えて下りて行く車を待つしかなくなるという地理的条件からして、あまりたくさん登ってこられて、駐車場に入りきらない、坂道が危険、麓の上千町の集落に迷惑がかかるといった何かがあったのかもしれません。

ただ、あまりにもPR不足過ぎなのが気になります。本当に厳密にこんなことをしようと思ったら、上千町か、完全に一本道になる奥宮神社前で、知らずに車で来た参拝客に通行止めを告げなければならないわけですが、何か騒ぎが起きるのではないかと思います。
ニュース検索、京都新聞の記事検索を掛けても何も出てきませんし、観光協会のHPにも何も書かれていませんし、本当に実施する気でいるのか?と思われてきます。
岩間寺の公式HPも、17日は一般車両の駐車が禁止です、というだけで、だから無料のシャトルバスが出ている、という書き方ではないですし、京阪バスの方は逆に「無料」の案内だけで、「お車での参拝ができませんので、ご利用下さい」みたいな書き方でもなく、単純にリンクさせているだけで、お互いの情報がそれぞれに中途半端で、かゆい所に手が届かず、何とももどかしいです。

ただ、岩間寺の公式HPの書き方からすると、今後ずっと岩間寺臨時便は、無料運行される可能性が高いですね。本当にタダというわけにはいかないから、お寺さん側で、利用実績に基づいて負担するのでしょう。
2011/08/14(日) 08:54:17 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
岩間寺
お早ようございます。木津川です。

いよいよ17日になりましたが、
あれれ~HPから「無料」の文字が消えていますね。
結局バスも従来どおりで、駐車場に来てしまった車は、
入れてあげている気がいたしますが、
どうなったのでしょうか?

「臨時バス」と「シャトルバス」の線引きは、
人によって感覚が異なると思いますが、
私にとっては、猿丸神社や岩間寺は、まだ「臨時バス」です。
いや猿丸神社は「免許維持路線」に分類すべきか悩みますね(笑)
安曇川・北小松線は立派な定期路線で有名なので迷いませんが
2011/08/17(水) 10:26:28 | 木津川 | #-[ 編集]
Re: 岩間寺
木津川様、レスが遅くなり、申し訳ありません。

> いよいよ17日になりましたが、あれれ~HPから「無料」の文字が消えていますね。

私も確認しました。説明もお詫びもないですね。個人のサイトじゃなくて、会社の組織としての公式発表なんだから、説明もなしにそういうことをするのは、利用者に迷惑だと思いますね。

> 結局バスも従来どおりで、駐車場に来てしまった車は、入れてあげている気がいたしますが、どうなったのでしょうか?

あ、実際に現地でご覧になったのでしょうか?私は見られなかったので、よかったらまた掲示板などでルポして頂けると嬉しいです。
確かにあの程度のPRで駐車場をバス専用になんてできないですね。

> 「臨時バス」と「シャトルバス」の線引きは、
> 人によって感覚が異なると思いますが、
> 私にとっては、猿丸神社や岩間寺は、まだ「臨時バス」です。
> いや猿丸神社は「免許維持路線」に分類すべきか悩みますね(笑)
> 安曇川・北小松線は立派な定期路線で有名なので迷いませんが

臨時かシャトルか、というところで線が引けるものではありません。路線か貸切か、というところで線を引くことを考えた方がはっきりすると思います。臨時もシャトルも、どちらも法的根拠に基づく名称でなく、単に会社でそういう名前を付けているだけで、実態は路線免許を根拠にしている場合も貸切の場合もありますから。

猿丸神社や安曇川・北小松線は、行き先の表示や運賃収受方法や普通の路線図に記載があることから路線免許があるということだと思います。無料だったり、回数券、カード、或いは環境定期券などの利用ができないとか、表示が「京阪」などの特別表示だと、それは「貸切」だろうと思われます(猿丸神社は環境定期もカードも使えます)。もっとも、貸切でも、路線免許があるところと重なっている場合は、その一般路線の「臨時増発」として扱われるというケースもあるようです。
2011/08/21(日) 10:40:53 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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