青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
競輪場前 けいりんじょうまえ
所在地:(堅田・近江今津方面)大津市二本松 (浜大津方面)大津市柳ケ崎
開設年月日:不明
廃止年月日:不明
付近:旧大津びわこ競輪場
キロ程:不明(江若交通としては際川から1.0キロ)




2011(平成23)年3月に閉場となってからも、「競輪場前」を名乗り続けています。

戦後の競輪ブームはすごいもので、あまりにひとが殺到しすぎて、昭和30年代には競輪にまつわる犯罪やトラブルのニュースがしばしば新聞紙面を賑わしていました。臨時バスもかつては四条大宮からの直通便や、大阪の応援もあったそうで、私は自分の記憶にはないのですが、大阪ナンバーの京阪バスも普通に走っていたそうです。競艇場とともに競輪場の無料送迎バスの幕は、観光用も含め、京阪バス全車両が共通して標準装備していました。そのくらいの力の入れようだったのです。

時に、無料送迎輸送が諸事情で中断したこともありましたし、大津市は市民の生活に必要な路線バスの運行を支えることより、ギャンブル輸送に力を入れている、といった批判もあり、その道のりは平坦なものではありませんでした。

ただ、競艇、競輪の無料送迎バスのこと自体は調査が不十分ですので、今回はあくまでも、バス停としての「競輪場前」を取り上げたいと思います。

↓際川を出ると、浜大津方面の江若バスだけが止まる「鏡が浜」バス停があります。

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2009(平成21)年頃設置された新しいバス停です。これを通り過ぎると山側に、こんな広い土地があったのか、と驚くような広い駐車場跡が見えてきます↓

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現在は、「ケーズデンキ」西大津店の敷地になっているようです。

↓大津びわこ競輪場跡

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↓この広い駐車場に、かつては無料送迎バスがひしめき合っていたようですが、私は競輪場が現役の時はほとんど行ったことがないので、はっきりした記憶がありません。

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↓つはものどもが夢の跡

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当分は自転車競技場として維持管理されるそうです。

↓これほどの規模の施設ですので、恐らく現役の競輪場の時からだと思いますが、避難場所にもなっています。

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↓正面玄関の南に、北行きのバス停があります。

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↓柳ケ崎方面を望む。ぶれてしまいましたが、ちょうど大津駅行きが発車するところでした。

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↓堅田方面を望む。

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↓こちらは浜大津方面のポール

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北向きに撮っていますが、最近は湖西道路の開通もあってか、日中でもふと車が途切れることがしばしばあります。

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↓こういうものを見ると、全部バス停に見えてきます。

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因みに、だいぶ以前ですが、外畑/大平【石山外畑線23】の項で取り上げた「バス停のポールのようなもの」は、その後ある現役の運転手さんが「ええ、確かにポールです」と教えて下さいました。

こんな記事を見つけました。1959(昭和34)年5月23日付朝日新聞滋賀版の読者投稿↓

S34.5.23A 競輪場前停留所 便所裏で不潔b

これ、競艇場の間違いじゃないのか、と思うのですが…。競輪場は尾花川ではありませんし、競艇場なら通り沿いにすぐ建物があるので、トイレがバス停のそば、ということも十分あり得ると思われます。

↓大動脈だったはずの浜大津線も、最近は中型が目立つようになってきました。

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【追伸】
よく考えたら、昔の京阪バス車内の定期券地区範囲図では、大津北地区の北限は「競輪場前」になっていて、「昔」と言ってもその時点で柳ケ崎以北に京阪バスの定期一般路線は既になく、当時は旧35号経路(大津駅又は県庁前→浜大津→161号線→叡山駅)があったという知識もなかったので、おかしいな、と思っていました。
今思えばあれは、35号経路の名残だったのかもしれませんが、しかし、際川がずっと国道161号線沿いの京阪バスエリアの北限のはず(1977(昭和52)年7月19日付産経新聞滋賀版に、「特殊区間制を採用している大津市内(瀬田大江‐際川間)」という記述がある)なのに、どうして1つ手前の競輪場前を大津北地区の北限としたのかよく分かりません。運賃の区界はどう考えても際川なのに。

現在は京阪バス公式HPの、滋賀地区の共通乗車制度御案内を見ても、やはり際川が江若交通の「大津北地区」の北端で、ここの記述を見ると、京阪バス・江若交通、どちらの「大津北地区」が含まれる定期券を持っていても共通に利用できる、ということのようです。

次は、柳ケ崎です。
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