青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
郷ノ口 ごうのくち
所在地:(宇治方面)京都府綴喜郡宇治田原町郷之口本町
    (維中前・石山駅方面)京都府綴喜郡宇治田原町郷之口上柳原
開設年月日:1922(大正11)年10月1日
廃止年月日:不明
付近:郷ノ口郵便局 郷之口会館
キロ程:役場前から0.3キロ(石山駅から20.3キロ)




郷之口は昔から宇治田原町で最も人口の多い中心的な集落です。地名は「郷口」ですが、バス停名は「郷口」でした。現在は地名と一致するように「郷之口」に改められているようです。

バス停の西寄りにある郵便局は未だに「郷口郵便局」が正式名称のようです。

DSC_0038.jpg

湯屋谷にある、「局前」のバス停名ともなっている「宇治田原郵便局」の方が名前からすると中心的な存在のようですが、集配や内容証明郵便取扱いなどより多くの役割を担っているのは郷ノ口郵便局の方です。

↓こちらは旧道のバス停跡地付近です。

IMG_3482.jpg

古い住宅地図には、「〇」しか書かれていないのできっちりどの辺りとは言いにくいのですが、電柱の辺りから、その奥に写っているお宅の間くらいだったようです。

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上の写真で写っている横断歩道から左の方に視線を転じると、南に向かう道。

かつてはここで京阪宇治交通「犬打(いぬうち)線」が分岐して東名村まで走っていました。

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↓ここにも走らなくなった路線バスに向かって、「路線バスを除く」の補助標識。

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「犬打」というバス停はどこにもありませんが、犬打川に沿って走るので「犬打線」だったようです。

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起終点や主要経由地のバス停名でない、すぐには意味の分からない路線名に却って興味が湧きます。今、「犬打線」と検索キーワードを入れても、関係のありそうなものは何もヒットしないので、もう忘れられてしまった路線名なのだと思いますが、『地域とともに60年』にははっきりと書かれています。

「犬を打つ」とは何とも乱暴に聞こえますが、地名というのは漢字の意味の通りに解釈してもよく分からないことが多くて、寧ろ「音」の方が大事なことがよくあります。吉田金彦は、これはもともと「犬内」が正しかったのだろうと言っていて、鉱山を渡り歩いたひとを「犬」と言い、それらの人々が集まったから「犬内」でないか、としています。この説が本当だとしたらひとのことを「犬」に例えるというのも随分な話です。

↓この道を南に向かうと、現在の「郷之口」バス停がある、バイパスとの交差点にぶつかります。犬打線はバイパスを越えて更に南下していました。

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「商店街」と言うほどではありませんが、何軒かの店があります。

旧道が間もなく終わります。岩山の北側や禅定寺と郷之口の間を行き来する時は、旧道の方が距離が短いので、今も往来する車が多いです。しかし狭くて、今は生活道路となっていますので、この沿線に用事がない限りは通らない方がいいでしょう。

IMG_3953.jpg

もし今もバイパスがなくて、この道をバスやトラックなどの大型車も含めた車が全てひっきりなしにこちらの道を行き交ったら、と思うとぞっとします。

↓訪れた時は秋でした。

IMG_3957.jpg

次は、下町です
(記事は一旦バイパス回りを扱う関係で、「長山口」に戻ります)
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