青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
蹴上 けあげ
所在地:京都市東山区谷川町
開設年月日:不明
付近:京都市営地下鉄東西線蹴上駅 ウェスティン都ホテル 蹴上浄水場 蹴上発電所 琵琶湖疏水インクライン跡 南禅寺 私立東山中学校・高校 日向大神宮 無隣庵 京都市国際交流会館(旧京都市結婚相談所・京都市長公舎・東山会館) (現在ないもの)京阪京津線蹴上駅 京都大学原子核研究所 京都大学化学研究所蹴上分室


地下鉄東西線の蹴上駅の所在地は「東山区東小物座町」、バス停の位置は「東山区谷川町」となっていますが、そんなことを言っても分かるひとはほとんどいないことでしょう。半面、「蹴上」と言えば、京都市民の他、京阪電車に詳しい方なら必ず知っている地名だと思われます。ただ、行政上の正式な地名ではないので、「蹴上」という町名、住所は存在しません。

↓蹴上駅の1番出口脇にあるウェスタンスタイルのバー

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↓なるほど「蹴上」で、"kick up"ということか!

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日中もカレーなど昼食を商っているようです。

しかし、欧米の街角を思わせるおしゃれなこの看板は、「蹴上」という地名の由来の半面でしかありません。

九条山の処刑場に、罪人を蹴り上げながら登ったから「蹴上」だという俗説もネット上ではかなり広まっていますが、一般には、京の出入り口であるこの場所で、源義経が供をしてくれたひとと別れを惜しんでいた時に、たまたま平家側の武者と従者(ずさ)9名が通りかかり、その従者のうちのひとりが乗っていた馬が、偶然水溜りの水を蹴り上げて、義経の衣を汚し、激昂した義経が従者を全員切り殺し、武者の鼻と耳をそいだということからついた地名だ、と言われています。
源氏サイドは、奥州への出立としては吉兆だと喜んだようです。

いずれにしろ、あまり気持ちの良くない由来です。

それにまた追い打ちをかけるようで申し訳ありませんが、1955(昭和30)年6月8日付京都新聞市民版↓

S30.6.8KC 京津国道 開通工事に人骨ゴロゴロb

もともとメインは渋谷街道で、九条山の方は刑場があるため、気味悪がられてほとんど使われておらず、京津線の開通に合わせて開発され……人骨がゴロゴロ出てきた、ということのようです。「日ノ岡」の項で取り上げた石碑についても書かれています。

「めっきり増加」…これも違う意味で気持ち悪いなあ。「めっきり」の後は必ず「少なくなる」など、マイナスの単語でなければダメです。こんな時代でも、結構変な日本語が使われていて、ことばの乱れは今に始まったことではありません。



地下鉄に乗って「取材」に行ったのですが、ここは「峠の入口」という全国的に見ても地下鉄としては特異な立地条件のためか、東西線の各駅の中でも特に深い駅です。

ホームに降り立つとまずエスカレーター↓

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このエスカレーターを降りるとすぐまた長いエスカレーターに乗らなければなりません↓

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上から眺めていますが、向かって左は下りで、これは途中の踊り場なしにホームに直行しています。

↓これでやっと改札口にたどり着くのですが、これからがまた長い…。

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↓私が行ったときは、ちょうど蹴上駅の「アニマル駅長」の選挙期間中でした。

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知名度の低い、なかなか地味な動物もいます。結果はゴリラのモモタロウに決定でした。

最近、活躍を聞かないなあ。ちゃんと仕事しているんでしょうか?駅長なんだから、駅にちゃんと出勤してもらわないと(???)

↓長い通路の先は…

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↓またまたエレベーター。

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↓またまたまたエレベーター

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↓やっと地上に着くというところで、先ほどご説明した、正式な所在地名の銘板が出てきます。

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↓琵琶湖疏水記念館の案内。そう、蹴上と言えば何と言っても疏水です。

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Lake Biwa Canal Museum of Kyoto ……おかしい。the Museum of Kyotoなら「京都に関する展示をしている博物館」という意味だと受け取れますが、先頭に、Lake Biwa Canal がついているので、強いて言うなら「京都に関する琵琶湖疏水博物館」という意味になってしまいます。
こういう場合は必ずinを使って、Lake Biwa Canal Museum in Kyotoです。

↓しかし、後にもっとすごいのが出た…。

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私が英語ができないから何を言っているのかわけが分からないのかと思っていたのですが…。

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いやいやいやいや……。

まず、2行目のbaiというのが何なのか是非聞きたいです。英和辞典、英英辞典、手元のあらゆる辞書を見ましたが、全く分かりません。何を言いたいのでしょう。

「付近」は確かにvicinityですが、どうしてこんな大げさな単語を使うのか。これはもっと堅い場面で使うことばではないでしょうか。near、 atなど、中学校で習うような簡単な前置詞を使えば十分ではないかと思います。stationなんて単語も、ここは駅だと分かり切っているんだから要らないでしょう。

多分、こういう感じが一番無難かな、と思います。

We have a vending machine of umbrellas near the ticket gate(s).

there is構文でも表せなくはないですが、単に突き放したように「存在している」ことを言うだけで、どうぞご利用下さい、という雰囲気が出ない気がします。

あまり自信がないけど、こんなのもいけるかな。

A vending machine of umbrellas is available near the ticket gate(s).

何なら、別に改札口のところということで、atでもいいと思いますし、本当にすぐそばという感じを出すならbyでしょう。aboutやaroundもいけるかもしれません。

installは確かに設置する、という意味がありますが、何か大げさに見えますね。その辺の「語感」みたいなものまでは私もしっかりとは分からないのですが、使うなら、

A vending machine of umbrellas is installed near/at/about the ticket gate.

としたり、あと、installedの代わりにprovidedも自然かと思います。

You will need help. 

これも何のことか分かりません。「あなたは助けを必要とすることでしょう」 No, thank you.と言いたくなります。
文法的には変ではないのですが、何のために書かれているのかがよく分からないのです。

太秦萌ちゃん密かにファンだから、是非是非ちゃんとした英語をしゃべらせてあげてほしい…。
というオッサンの世迷言はまあいいとして、次回はちゃんと地上に出ます。
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