青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
本題入る前に、京都市美術館で開催中の『ルネ・マグリット展』が空調設備の故障で休止するというニュースがショックで暑さが余計に身に沁みます。平日に休みを取って、少しでも空いている時にマグリット展に行くんや!とその日を指折り数えて、このクソ暑い中ヨロヨロしながら出勤していたのに…。

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誰でも当たり前に知っている、モネ、ピカソ、ミレー、ゴッホや、最近話題のフェルメールなどに比べると、もう一段階踏み込んで絵に興味があるひとでないと名前を知らないだろうな、と思うのですが、私は、好きな画家は?と聞かれた時(誰もそんなこと聞いてこないけど)、間違いなくすぐに名前を挙げる画家です。

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お願いだから、早く再開して……、頼んます…。
最近、ブログのスケジュールがキチキチで、美術関係とかの雑記が全然書けないのですが、行けたらできるだけ早めに、感想書いて、皆様にも魅力をお伝えしたいです。

では、真野浜の記事に移りたいと思います。

↓湖西線沿いを南下すると、小野駅が見えてきます。

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↓琵琶湖の方を見ると、この取材時点で既に「巨大な廃墟」として有名になっていた「ピエリ守山」が見えてきます。

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昨年12月に復活オープンしました。

↓小野駅はあっても、国道側からは入ることができません。
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尤も、周囲に民家も店もないので、こちら側に出入口を作る必要性がないのでしょう。

↓渋滞がない代わり、強風でよく遅れるじゃないか、と思うのですが。近江舞子の暴風壁で運休が大幅に減るだろうといわれていたのに、あまり減った印象がありません。

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↓やっと琵琶湖ローズタウンの入口までやってきました。

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スイミングスクール・コジャックの送迎バスがちょうどやってきました。
もともと路線バスだったのだろう、と思っていたら、あとでトップドア車だと分かりました。だいぶ後になって話を聞かせて下さった、ある江若の運転手さんによると、やはりこの車は最初からコジャックで購入したものだということでした。

↓漸く本命の真野までやってきました。

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真野浜 まのはま
所在地:大津市真野五丁目
開設年月日:1962(昭和37)年5月19日?
廃止年月日:1974(昭和49)年7月19日?
付近:まの自動車教習所 真野浜公民館 琵琶湖大橋病院 真野浜水泳場 (現在ないもの)大津市役所真野支所 堅田警察署真野交番


志賀町合併以前からの大津市域に入って最初のバス停は「真野浜」です。
大津市の住宅地図で、バス停の記載もある最も古いものは国立国会図書館所蔵の1971(昭和46)年版のゼンリンの住宅地図で、当時はポールの記号はなく、〇印しか載っていなくてそれもあまりあてにならない感じなのですが、真野浜については、ほぼ現在と同じ場所に〇印があり、少なくともこの40年ほど位置に変化はないようです。



↓浜大津方面のポールは、「真野浜公民館」の真ん前です。

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「真野浜」という停留所名は、単に真野浜という水泳場があるからというだけでなく、時代により、この地域が「真野浜村」と呼ばれたり、「真野村」の「浜組」とされたりした(『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』P648)、琵琶湖岸から内陸まで広がる真野の中でも特に湖岸の地域を指す地域名であることに依っているものと思われます。

江若鉄道がまだ走っていた1968(昭和43)年当時の住宅地図を見ると、この位置は真野派出所(交番)でした。隣は市役所の真野支所です。現在、真野交番に直接相当する交番・駐在所は存在せず、支所は内陸の真野小学校の隣に移転しています。

余談ですが、2014(平成26)年8月にここを通りかかった時に、公民館が大変身していることにびっくりしました↓

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先述の通り、真野は湖辺から山手までの広い範囲ですが、ほぼ真野川の下流域であるという点でまとまっており、奈良時代頃には既にみられた地名のようです。「真野氏」が支配していたようですが、吉田金彦は、それも更に遡ると「真津(まつ)」が旧地名で、堅田が発展する以前に交通の要衝として発展した場所だと指摘しています(『京都滋賀古代地名を歩く』1987 京都新聞社 P195)。

同じ大津市でも石山とは遠く離れていて、ほとんど交流はなさそうですが、意外なことに石山寺の造営の時に、この真野村から白土が上納されたという記録が「正倉院文書」にあるそうです(『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』P646)。

↓北行きのバス停は、まの自動車教習所前にあります。

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↓少し歩くと、琵琶湖の船だまりに出ます。

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かつては景勝地で、小倉百人一首の撰者、藤原定家が「秋はただ入江ばかりの夕べかは月待つ空の真野の裏波」と詠んでいます。

↓ここは江若鉄道の「真野駅」の代替バス停です。真野駅は、まの自動車教習所の西の少し山手、現在真野動物病院がある辺りにあったようですが、湖西線には真野駅に相当する駅は設けられませんでした。



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次は、琵琶湖大橋口です。
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