青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
昔の新聞を見ているとこのブログで「投書」という別カテゴリが必要かと思うくらい、バスに関する投書が多数寄せられています。
やはり多いのは、乗務員の態度に関する苦情と運行本数を増やして欲しい、という要望ですね。

今回取り上げるのは、1956(昭和31)年4月11日付産経新聞滋賀版の投書↓

S31.4.11Sa 投稿 江若合理的なダイヤ改正をb

今津から浜大津に行くバスはこの当時3本しかなかったんですね!まあ江若鉄道がまだバリバリ現役の時代だから当然ですが、この方は、どうせ運転するなら、江若鉄道の列車と列車の間に走らせて欲しい、と言っています。尤もです。

しかしそれができない理由がなかなかすごい。投稿された方には申し訳ないのですが、江若鉄道からの回答が、歴史的には大変興味深い記述です。

京阪バス京都今津線の開通こそ1962(昭和37)年でまだ先のことですが、1950(昭和25)年10月1日から三条-和邇間で京阪バスと江若バスが相互乗り入れを実施しており、翌1951(昭和26)年7月8日には、更に白鬚駅前(白鬚神社)まで延長を実施していることが背景にあることがよく分かるのです。

また、国鉄バスに関する記述も、4月20日は間に合わなかったようですが、5月1日には開通することが56年前の今日、4月24日付読売新聞滋賀版で明らかになります↓

S31.4.24Y 小浜‐浜大津に国鉄・江若バスb

浜大津-小浜間3時間45分、三条大橋-小浜間4時間5分!トイレなんてないバスで、2時間を超える運転は厳しい気がしますが、休憩とかあったのでしょうか?うっかりコーヒーやビールなんて飲めないですね。

この国鉄バスと江若バスの相互乗り入れは早くから取りざたされていました。

↓同年3月8日付読売新聞滋賀版

S31.3.8Y 国鉄バス小浜‐今津開通b

滋賀県の「北海道」やなんて、今なら物議を醸しそうな譬えですね。

↓同年3月9日付京都新聞滋賀版

S31.3.9KS 今津‐大津間国鉄バスb

この国鉄バスはその後も細く長く、湖西線開通まで生き永らえたようです。湖西線開通後は江若、国鉄(JR)両社とも近江今津以北のみ共同運行となり、近江今津以北と以南の直通はなくなりました。共同運行もなくなり、JRバス単独運行となったのは、1997(平成8)年のことです。

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