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青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
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辻ヶ下 つじがした
所在地:(雄琴駅・堅田駅方面)大津市仰木三丁目 (比叡山頂・大津駅方面)大津市仰木二丁目
開設年月日:1974(昭和49)年7月20日?
廃止年月日:
付近:
キロ程:


大津比叡山線(比叡山縦走線)が雄琴回りで運行されるようになって以後、奥比叡ドライブウェイを出て最初に停車するバス停はここ、「辻ヶ下」でした。



辻ヶ下は江戸期から続いた村名で、明治7年に仰木荘(おおぎのしょう)4村がまとまって仰木村となりました(『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』P474)。現在は公的な住所ではないものの、この辺りを指す通称となっています。

標高の高いところから低いところに、段々になっている仰木の集落の末端、一番低くなったところにあるバス停です。
「辻」という集落の下だから、「辻ヶ下」ということのようです。そういえば江若交通仰木線に「辻」というバス停があります。
最初の取材は、夕暮れになってしまい、「辻」の方から集落の中の狭い道を下りて行った記憶があります↓

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既に江若交通の路線も廃止されていますが、今も北行きのバス停の跡があります↓

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↓バスがあった当時で時が止まったかのようです。

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10年程前、試験的に上仰木-雄琴駅間の路線が復活運行?されましたが、すぐに廃止になりました。それより前はそもそもどんな路線が走っていたのでしょう?
よそ者が言うのも何ですが、仰木のバス路線は、仰木線は仰木線、仰木の里線は仰木の里線、ということでなく全体をひっくるめて抜本的に見直す必要があるのではないかと思います。本当は仰木の旧集落にも潜在的なバス需要があると思うのに、情けないほど少ない本数で、少し離れた仰木の里はそれなりに走っています。かと言って仰木の旧集落の高齢者が仰木の里に簡単に下りて行けるかというと、そこまで近いとは言えません。行ける脚力があるならおごと温泉駅まで歩くわ!と言われそうです。

↓遺構がしっかり残っている北行きに対して、南行き(雄琴駅方面)はバスがあった当時の住宅地図くらいしかないので困りました。

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暗くなり過ぎたので、結局この時はおごと温泉駅まで歩いて帰り(今思えばうんざりな道のりですね!)、数年後の夏に再度やってきました。

↓こうして改めて見ると、やはり日本全国の典型的な農村とはかなり異なる景観です。

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水が得やすい平地か、そうでなければ谷筋に集落が形成されることが多いものですが、ここは尾根に開けています。日本では割と珍しいと思います。

バス停付近から琵琶湖方面の眺め↓

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普通は、高台にニュータウンができるものですが、ここは旧集落の方が上にある逆の構成なんですね。

↓比叡山から下りてきて、雄琴駅に向かうバスのフロントガラスから見えたのは、こういう景色だったんでしょうか。

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…もっと狭かったんでしょうね。右折レーンがありますが、これは県道47号伊香立浜大津線であって、つい最近できたものです。

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↓逆に県道47号線との交差点より雄琴駅寄りから比叡山方面を眺める。

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↓こうして見ると、今もバスが停まれるスペースが十分あることが分かります。

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↓もう一度雄琴駅方面の乗り場跡付近を明るい状態で見直してみますが、何も分かりません。

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そもそもこんな歩道、なかったんでしょうね。
ただ、40年以上前にこういうアングルで撮影すると、この中のどこかにバス停が写り込んでいたことは確かでしょう。

次は、雄琴駅です。
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