青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
今津南浜 いまづみなみはま
所在地:高島市今津町今津
開設年月日:不明
廃止年月日:不明
付近:西日本JRバス近江今津営業所 高島保健所 高島市役所今津支所南浜分室 高島市カンガルー教室 琵琶湖汽船今津営業所・今津港 西福寺 琵琶湖周航の歌資料館 滋賀県警高島警察署(旧今津警察署)
キロ程:今津中浜から0.4キロ




中浜とともに、戦国時代には既に見られた地名ですが、今の南浜と同じ位置かどうかまでは分からないようです(『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』P668)。
因みに「今津」は、「新しい港」という意味です。これに対して古い港を表すのが、このバス停の1つ南の木津(こうづ)で、「古津」(こうづ)と書かれることもあったようです(『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』P121・311)

下辻川 【京都今津線2】でも書きましたように、キロ程や地形図などを確認していない、表面だけしか見ていなかった時は、住宅地図などに記載がある、今津保健所(現・高島保健所)、JRバス近江今津営業所近くの、「高島保健所」バス停↓がほぼこれに相当するのだろうと思っていましたが、どうも京阪バス京都今津線があった時代には、この道路がなかったらしいことが分かり、再度調査しました。



下辻川の回でも取り上げた1957(昭和32)年国土地理院発行の1:25000地形図「今津」の一部です↓

S32発行 今津

今津駅から数えて3番目、湖岸に2つあるのうち、南にある方が、今回取り上げる今津南浜の位置ではなかろうかと思っております。

なお、この地形図でもわかりますように、この当時は、次の木津付近の道路が未整備で、湖岸から内陸に、道路が変に屈曲していました。古い時代の地図を見ていると、今は考えられないようなこうした屈曲やカーブがよくあり、まっすぐな道が本当にありがたいです。

今津港の前あたりだと、営業距離的には若干ずれるものの、ありうる範囲の誤差で、営業上もいいロケーションなので、却って自然かと思います。
但し、1964(昭和39)年時点の路線図では、京阪バスはここは通過していて、今津中浜の次は木津だということになっています。

今津中浜の回でも取り上げた、案内図もご覧頂きましょう↓

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↓浜通りには、古くからの家並みが続きます。

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↓今津港

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↓港の前から南方を望む。

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↓逆に北方を望む。

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この港の前の交差点付近のどこかに、「今津南浜」のバス停があったのでしょうか。

こちらは、東の近江今津駅方面↓

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↓角には「琵琶湖周航の歌資料館」があります。

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「琵琶湖周航の歌」は何度聞いてもいい歌ですね。
JR西日本は、東日本と違って、あまり個性的な発車メロディを導入したがらないなと思っていましたが、最近、大阪環状線で大阪出身のアーティストや、駅名、駅付近の名所などに因んだ発車メロディが全駅出そろいました。

滋賀県内の各駅では、やはり滋賀県を代表する音楽と言って間違いない、「琵琶湖周航の歌」をモチーフにした発車メロディーを作ってほしいですね。

作詞者・小口太郎(おぐちたろう 1897-1924)は実は理系人間で、東大理学部出の科学者なのですが、この曲の作詞者として有名です。惜しくも26歳で夭逝しています。
昔のひとは文系理系問わず、羨ましいほど漢詩や和歌の素養があり、どうやってそういうものを身につけたのだろうか?と不思議です。そして、それを下敷きにしながら、独自の歌の世界を展開する能力は、もちろん天賦の才でしょう。
作曲者である吉田千秋(1895-1919)もまた24歳で夭逝した語学に堪能な若者でした。結局2人はお互いに出会わずじまいだったそうです。

↓通りにある歌碑

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↓少ししみじみしたところで、安曇川の道の駅「藤樹の郷」で腹ごしらえ。

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「とんちゃん」と聞くと豚のようですが、かしわ(鶏肉)なんです。なぜか分かりませんが、この辺りではいつの頃からか味付けした鶏肉を「とんちゃん」と呼ぶようになったそうです。「秘密のケンミンショー」か何かでも取り上げられていた気がします。

↓頼んでみました。

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香ばしい香りと甘辛いたれで、食が進みます。また食べたい味です。

↓こちらは、もっとたくさん買ったらよかった、と後悔した湖西方面でしか手に入らないアドベリーパイとパウンドケーキ。

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もちろん、パウンドケーキもおいしいのですが、アドベリーパイがたまらない!顔が紫色になるまで食べ続けたい。後で分かったのですが、「びわこ大橋米プラザ」が販売の「南限」のようです。もっと南で売っているところをご存知の方、ぜひお知らせ下さい!

アドベリーは、ボイズンベリーというニュージーランド産のベリーを移入したもので、気候が合っているのか、安曇川を中心に新しい名産として盛んに栽培されているようです。イズン」を最初イズン」(=poison 毒)だと勘違いして、
「名前は毒でもおいしいのか」とか「毒を抜くのかな?名前はそんな名前だけど、ドクダミみたいに実は毒がないのかな」とか、勝手な想像をしていました。実際は"boysenberry"といってblackberry(ブラックベリー)とraspberry(ラズベリー)の交配品種なのだそうです。

※推敲した時に、ラズベリーの綴りがおかしいのではないかと思って調べ直しましたが、これでいいようです。心理学のpsychology、聖歌のpsalmなど、「発音しないp」はたまにありますが、私が知る限り単語の頭ばかりで、途中というのは他に知りません。ごくごく特殊なケースだと思われます。

まだ旅が始まったばかりなのに、もうこんなに食べて、と思われるかもしれませんが、安曇川高校前などの補足取材の時に同時に行っているので、もうお腹ペコペコだったんです。すみません。

次は、木津です。
(2011(平成23)12月10日付拙稿「木津【京都今津線5】」にジャンプします。記事としては、次回は「びわこバレイ口」を取り上げる予定です)
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