青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
菩提寺 ぼだいじ
所在地:湖南市(旧甲賀郡甲西町)菩提寺
開設年月日:不明
廃止年月日:不明
付近:名神高速道路菩提寺PA ハイウェイサイドタウン自治会館 フレンドマート菩提寺店
キロ程:不明


1973(昭和48)年現在の路線図には記載がなく、1976(昭和51)年の路線図には記載があることから、この間に設置されたのか、それともミスなのかは不明です。

なお、1966(昭和41)年3月1日付『広報 こうせい』には、

「将来名神高速道路にバスストップでも出来るようになれば、その距離(引用者注 京都方面への距離)も一段と短縮されることになるわけで(略)」


とあることから、この時点ではまだバス停は存在しなかったということでしょう。パーキングエリア自体は、開通当初から存在しました。



地名は、この地にある「少菩提寺」に由来するとのことですが、残念ながら戦国時代に織田信長軍と佐々木六角軍の戦乱により焼かれてしまい、その後再興することはなかったそうです。現在の栗東市金勝(こんぜ)にある金勝寺(こんしょうじ)を大菩提寺と呼ぶのに対して、「少菩提寺」なのだそうです。「少」は「小」の間違いでなく、本当にこのように書いたようです。

↓今も麓の菩提寺の旧集落にはこの少菩提寺跡の石仏や石塔が見られます。

IMG_0433.jpg

↓地蔵菩薩三体。中央と、脇侍2体とは時代が違うのではなかろうか、ということです。

IMG_0434.jpg

確かに中央だけ、光背の上に庇のように別の石が載っています。
光背は素朴ですが彫りが深くて、地蔵菩薩の存在感がよりいっそう強調されています。

↓石塔。木立の中で見る石塔の圧倒的な存在感に、遠い日にここに存したであろう大伽藍に思いをはせずにいられません。

IMG_0435.jpg

↓閻魔の像というのはあまり見たことがありません。右に大きな亀裂が入っているのは、大地震か何かの傷跡でしょうか。

IMG_0436_201309150928107c5.jpg

旧集落から住宅街を上がって名神高速道路とクロスすると、そこに菩提寺バス停があります。

↓周辺。田園の中の住宅街が見えます。

IMG_0148_20130303124058.jpg

↓京都・大阪方面のバス利用者用出入口

IMG_0146.jpg

IMG_0147.jpg

↓京都・大阪方面乗り場

IMG_0145.jpg

IMG_0143_20130303123907.jpg

↓京都行きが概ね1時間に1回、大阪行きは1日4回、普通のひとが通勤に使えるようなダイヤではありません。

IMG_0144.jpg

名古屋方面は次回別途取り上げます。
関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
最寄りバス停になりました
10年近くお世話になった「南郷洗堰」バス停を離れ、最寄りバス停の1つになりました。ブログの記事のお蔭で、安心して辿り着くことができ、今回も助かりました。

近くを走る滋賀バスは1時間に1本が基本なので、時間帯が合えば、京都・大阪に乗り換え無しで行き来でき重宝しています。

運賃の精算方法が、バス会社毎に違うのが、初心者には分り辛かったです。
2015/11/02(月) 15:06:59 | じゅうしまつ | #-[ 編集]
Re: 最寄りバス停になりました
じゅうしまつ様、久しぶりのコメントありがとうございます。最初、

> 10年近くお世話になった「南郷洗堰」バス停を離れ、最寄りバス停の1つになりました。

の文意が分からなくて、離れたのに最寄になったというのはどういうことなのだろう?と不思議に思ったのですが、どの記事に頂いたコメントか確認して、意味が分かりました。(管理画面を開いただけでは何の記事に頂いたコメントか分からないので)

> ブログの記事のお蔭で、安心して辿り着くことができ、今回も助かりました。

そういう利用の仕方があるんですね。特に意図していたわけではないのですが、今後の編集の参考になります。ありがとうございます。

> 近くを走る滋賀バスは1時間に1本が基本なので、時間帯が合えば、京都・大阪に乗り換え無しで行き来でき重宝しています。

地方によってはかなり田舎でも、ある程度幹線道路沿いなら、小さな集落やごく普通の街角から県庁所在地その他中心的な都市に直接行ける中長距離バスが走っていることがしばしばあるのですが、滋賀県はそういう点が非常に弱くて、菩提寺は例外的な存在ですね。
車社会なのは東京など一部を除けば日本中どこでも似たようなもので、今に始まったことではなく、滋賀県だけ特別に車社会化が進んだ、という理由ではないのでしょう。一つにはJRの便利がよくなりすぎてスピードで叶わないこと、琵琶湖が中央にある特異な地形で、陸上交通においてはそれが障壁となり得るということがあるのではないかと思います。

> 運賃の精算方法が、バス会社毎に違うのが、初心者には分り辛かったです。

あ、そうなんですね。それは気づきませんでした。取り敢えず乗車券代わりに現金を払っておけばよいのだと思っていました。
2015/11/03(火) 00:27:37 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
余談:精算方法
コメントありがとうございます。ご無沙汰しておりました。高速バスの停留所は入り方が難解なことが多く、各バス会社のページを見ても判然としないこともあるので、よくネットで調べてから赴くようにしています...

中長距離バスは本当に滋賀県弱いですよね。乗ってみて気付いたのは、名神八日市や菩提寺は私の他にもちらほらと乗降者がいます。どちらもバスや近江鉄道でJR駅に出るだけで数十分かかるので、高速バスが所要時間で対抗できているような気がします。

> 取り敢えず乗車券代わりに現金を払っておけばよい

私もそう思っていたのですが、乗る度に運転手のツッコミを受けた結果...

●JR東海バス
乗車時に目的地を告げ、運転手が運賃箱で印刷発券する乗車券を買う

●西日本JRバス
整理券を取って、降車時に精算する

●名阪近鉄バス
乗車時に目的地を告げ、運転手から手書きの乗車券を買う

●名鉄バス
乗車時に目的地を告げ、降車時に精算する(整理券発券されず)

まあ、利用者が少ないからでしょうが、難解です(笑)
2015/11/03(火) 17:08:30 | じゅうしまつ | #-[ 編集]
Re: 余談:精算方法
じゅうしまつ様、こちらこそありがとうございます。

> 高速バスの停留所は入り方が難解なことが多く、各バス会社のページを見ても判然としないこともあるので、よくネットで調べてから赴くようにしています...

ああ、そう言われてみたらそうですね。諸外国のケースまで勉強していないのですが、もうちょっと何とかならないものかと思いますね。

> 中長距離バスは本当に滋賀県弱いですよね。乗ってみて気付いたのは、名神八日市や菩提寺は私の他にもちらほらと乗降者がいます。どちらもバスや近江鉄道でJR駅に出るだけで数十分かかるので、高速バスが所要時間で対抗できているような気がします。

MKのハートライナーでしたっけ?八条口から立命館のびわこくさつキャンパスや飛島グリーンヒルを結ぶバス。あれもあっという間に廃止されましたね。
草津程度の距離で京都駅発着ではJRとの差がつかなくてダメなんだと思います。南草津に新快速が止まるようになってしまったから、一層苦しくなってしまったのでしょう。
四条河原町発着だったらちょっと違っていただろうと思いますが、今度は渋滞がひどそうですね。

八日市や日野など、JRからの距離が遠いところなら、今でもある程度需要があるのではないかと思うのですが、甘いのでしょうかね。他の地方だったら、絶対放っておかないルートだと思うのですが。

乗車券は難しいですね。そんないちいち手で書いたりしていたらダイヤがどんどん乱れそう。人数が少ないと言ったって、2人、3人いたら結構面倒な作業ですよ。それをバス停に着くたびに繰り返していたら…。
まあ、基本は予め買っておけ、ということなんでしょうね。

それにしても、近いところにいらっしゃる間にご挨拶できず、残念でした。洗堰のカフェに行こう行こうと思いながら忙しさにかまけておりました。申し訳ないです。
2015/11/03(火) 19:49:42 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://contrapunctus.blog103.fc2.com/tb.php/305-adb53c2d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック