青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
昨日、大阪・福島の「ザ・シンフォニーホール」の「ブルーノ=レオナルド・ゲルバー ピアノリサイタル」に行こうとして乗った新快速が、島本の京都寄りで急に速度を落として、あら?と思う間もなく、ピタッと止まってしまいました。踏切の非常ボタンが取り扱われたそうです。

ちょうど9月18日付朝日新聞に「なぜ遅れる?JR西日本ダイヤ」という記事が掲載されましたが、走行100万キロあたりの30分以上の遅れ、運休発生件数(09年度)は、私鉄5社の1件未満に対し、JR西は4.92件と断然多いのだそうです。JRはよく遅れる、という印象がありますが、数字ではっきり裏付けられたことになります。

その理由の1つが、踏切の多さなのだと記事に書かれていたのを、車掌のアナウンスを聞きながら思い出しました。

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 そこで、JR西は折れにくい素材の遮断棒を独自に開発。3月から9月末までに全踏切の3分の1にあたる1800カ所で着け替え、遮断棒の破損を10年度の3分の1に減らす目標を掲げる。

 踏切で車が立ち往生すれば重大事故につながりかねず、JR西は遮断棒を押し上げて脱出するよう呼びかけてきた。ただ、実態は遮断棒の破損によるダイヤの乱れが大きく目立つ状況で、踏切マナーの向上策も必要といえそうだ。



もちろん、民鉄と違って、運行距離が長くて、複数の路線に跨る列車が多い、というのも大きいでしょうね。

関西空港と新大阪や京都を結ぶ特急「はるか」など、複数の路線をまたぐ長距離列車が入り込む。特に朝晩は乗客数や運行本数の多さもあって、ちょっとしたトラブルでも遅れが生じやすい。寄せられる苦情では、京都や滋賀で生じた遅れが神戸に及ぶなど、離れた運行区間に影響することへの不満が目立つという。



逆もありますね、「どこやねん、それ?」と思うような神戸線の駅名が出されて首を傾げる、眉を顰める…。

何年か前、阪和線・山中渓駅の桜を見に行った時、和泉砂川かどこか忘れましたが、だいぶ南の方で、

「琵琶湖線石山-膳所間の踏切で非常ボタンが扱われたため、通過待ちを行う予定のはるかが遅れております。その影響により、この電車も…」
なんてアナウンスが流れて、びっくりしました。あんなところで「石山」「膳所」なんていう地名を聞くとは夢にも思いませんでした。乗客の中で私以外に琵琶湖線方面から来た人間なんているかな?と分かるわけがないのに当たりを見回してしまいましたw

東京の中央線は、結構非常用の渡り線をたくさん設けていますが、JR西日本もやはりそれに近いことを考えたようで、

 遅れの波及を抑えようと、JR西の佐々木隆之社長は14日の記者会見で、新たな対策を発表した。大きな遅れが出ると、京阪神ではこれまで、新快速や快速が普通列車よりも先に運休となっていた。今回は尼崎、吹田、灘の3駅に折り返し運転できる設備を約17億円をかけて新設。年明けからは新快速や快速も折り返し運転できることになるという。



とのことでした。

「灘」はもともと折り返しは全くできません。阪神大震災後暫く、西からの電車は「灘」止まりだったはずですが、どうも神戸かどこか別の駅で転線していたようで、灘自体の配線を変えたのではないようですね。(間違っていましたら、お知らせ下さい)
余談ですが、震災後は東側からも新快速は「住吉」止まりでした。ネットやデジカメが普及する直前ということもあってか、「住吉」の行き先表示の画像は、検索しても出てこないですね。

「尼崎」「吹田」は前から折り返しできるはずなのに、変だな、と思いましたが、今は折り返しできるホームが限られていたり、ちゃんとした引き上げ線がないのかもしれませんね。

京都方面が手薄なのが気になります。

そんなことを考えるうちに、大阪に着きました。

「……快速土山行きはお降りになった同じホームでお待ち下さい」

「土山行き」??? もちろん定期列車に「土山」行きはありません。ダイヤが乱れた時に現れると聞いたことはあるけど、実物を見るのは初めて。電車が遅れていても、リサイタルにはまだ十分な時間があったので、ホームで待つことに。

IMG_2455 (2)

「本日は行き先を『土山』に変更しております」(だったかな?)
という日本語の自動アナウンスはもちろん、英語でも、

"This train's destination is changed to Kobe and Tsuchiyama."

(日本語もちゃんと記憶できないのに英語はまして怪しいけど…)
と言っているのにはびっくり。あのアナウンスは、賢いというか、すごい備えっぷりですね!

果たして、土山行きがやってきました!

225系です↓

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IMG_2461 (2)

去ってしまってから、車内の液晶画面がどうなっているのか見忘れたことに気づきましたorz。

221系は「土山」行きがプログラムされているようで、ネットで検索すると、ちょこちょこ出てきますが、223系はないようです。

「土山」……滋賀県民にとって、それは旧甲賀郡土山町(甲賀市土山町)以外の何物でもありませんが、この「土山」は……私も明石か加古川かあの辺に、そんな駅があったかな?程度にしか知りませんでした。今調べたら加古川の2つ手前、西明石の3つ先です。

私は「運用番号」なんて列車番号だけで十分やのに、何やねんそれ?という感じで、意味が分からないので、ほとんど関心を持ってみたことがないのですが、「A0000」なのでやはり突発だということですね。

遅れることを期待するのは不謹慎ですが、こういう臨時はやはり注目してしまいます。

リサイタルには無事に間に合いましたが、お蔭様で昼を食べる暇がなくなってしまい、2曲目の「ワルトシュタイン」の静かなところでお腹が鳴って顰蹙(ひんしゅく)を買いそうに…。やむなく休憩中に、高くて手が出せないけどいつかちょっとは楽しみたいと思っていた、ホールのラウンジで、コーヒーとサンドイッチ合計1,000円の臨時出費(>_<)(>_<)(>_<) やっぱりコンビニのサンドイッチなんかより高級品なのかおいしかったけど……w

IMG_2498.jpg

撮影したのはリサイタルが済んでから後なのでガラガラです。

石山駅に帰りつくと、うろこ雲が最後の夕日を受けていました。秋ですね。

IMG_2479.jpg

リサイタルの感動はまた機会があったら別途書きます。
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コメント
この記事へのコメント
綺麗~
うわぁ~ 綺麗な石山駅~ こんな時があるんですねぇ。。
「土山行」もいいですね。 急いでるときの列車の遅れはイライラ落ち着かなくなってしまいますが、のんびりしている時はその対応や、行先変更に興味深深になってしまいます。
以前、加古川あたりで遅れる原因となった列車のすぐ後ろを走っていて その時は5分遅れ程度だったのに、停車を繰り返し 石山駅に着いた時は1時間半遅れとなってしまった事がありました。
「渋滞はどうして起こる?」じゃないけど、「列車の遅れはどうして起こる?」版みたいに貴重な経験でした。

石山・膳所間の踏切って、石山駅を過ぎてすぐあたりのあの広い吹踏切でしょうかねぇ?
2011/10/03(月) 13:51:58 | yume | #/eG2YYas[ 編集]
No title
>うわぁ~ 綺麗な石山駅~ こんな時があるんですねぇ。。

上手なひとがいいカメラ使って撮影したら、もっときれいでしょうね。写真がなかなかうまくならないのが悩みです。

>「土山行」もいいですね。

東加古川や、加古川で降りたいひとは困るでしょうけどね。
あの辺は、大久保、東加古川、宝殿、御着、英賀保など、普段は折り返しがないものの、しようと思えば折り返せる駅がたくさん続いています。

>急いでるときの列車の遅れはイライラ落ち着かなくなってしまいますが、のんびりしている時はその対応や、行先変更に興味深深になってしまいます。
>「渋滞はどうして起こる?」じゃないけど、「列車の遅れはどうして起こる?」版みたいに貴重な経験でした。

私も、リサイタルまで時間がなかったら、いらいらしたと思います。遅れてみられなくなっても、何の補償もないでしょうし。

貴重な経験と思うことができればいいことです。列車の場合は、前がつかえると動けなくなってしまうので、順々にはけていかないとどうしようもないですね。草津-西明石間では、複々線であることのメリットを生かして、外側から内側、内側から外側に転線させることもあります。

膳所駅の東にある、何に使うのかよく分からない渡り線も、ダイヤが乱れた時、乗っていた新快速が渡ったことがありました。10年以上京都に通い続けて、後にも先にもその1回しか経験していません。

>石山・膳所間の踏切って、石山駅を過ぎてすぐあたりのあの広い踏切でしょうかねぇ?

それか、もう少し膳所寄りの細い踏切か、どちらかしかないですね。
2011/10/03(月) 23:19:05 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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