青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
9月8日付拙稿南笠駅? 狼川駅?で取り上げた、南草津-瀬田間新駅に続き、更に驚くべき発表がなされたのは8月25日。

琵琶湖線瀬田-石山間に新駅!?

新聞に掲載された地図を見ると、位置は、瀬田から見ると瀬田川鉄橋を渡るすぐ手前です↓



行政上は、「大津市玉野浦」です↓が、「大津市瀬田」との境であり、位置によっては「大津市大江」も絡んできます。

IMG_1382.jpg

宅地開発が進んでいるのは確かですが、駅間距離もかなり短く、正直、強引な気がしました。
↓南の三洋電機側。東の方で国道1号線につながる道路沿い。ここでは国道が瀬田川大橋から続く高架のため、直接はつながっていません。
工場はかなり縮小され、更地になっているところもあるので、この発表を聞いて、もっと早く駅ができていたら、どんなに通勤が便利だったか!と思った社員やOBもいるかもしれません。

IMG_1365.jpg

↓JR 瀬田川鉄橋のたもと、石山方面を望む。向かって左が下り、右が上りですが、恐らく複々線化の前にどちらか一方の橋が先に架かっていて、複々線化の時に増設して、方向別複々線としたのでしょう。複々線化は1970(昭和45)年、まだまだ貨物輸送重視の時代に、首都圏のほとんどの複々線区間のように、乗り換えが不便な線路別複々線とならなくて、本当に大正解です。

IMG_1366.jpg

↓玉の浦バス停 「玉野浦」ではなく「玉の浦」なんですね。

IMG_1360_20110903122506.jpg

↓付近を走行する近江鉄道バス。20数年前は、石山駅から、「胃腸病院行き」が1日に1、2本日中にあった気がするのですが、いつの間にかそれが「大萱六丁目西行き」という実に中途半端な行き先になって(あるいは「胃腸病院」が通称で、そもそも「大萱六丁目西」が正式なバス停名だったような記憶もあります)、ふと気がついた時には、瀬田駅からの片循環になってしまっていました。

IMG_1378 (2)

↓この辺りは、湖周道路の中でも特に、「夕照(せきしょう)の道」と呼ばれ、近江八景の「瀬田夕照」(せたのせきしょう 本来「の」は表記しないものだそうです)に選ばれた美しい景色が続きます。私の写真で申し訳ないですが……

IMG_3023.jpg

近江八景の中では、今も比較的昔の面影がよく残り、また、夜に雨が降らないとダメな唐崎や、冬の寒い時しか見られない比良と違って、晴れてさえいればいいので、比較的一般に見やすい景色だと思います。

IMG_3017.jpg

↓付近はマンションや漕艇場、一部に宅地があり、この更に北に、大型ホームセンターや新瀬田浄水場などがあります。この辺りの埋め立て地の歴史は意外に古く、昭和30年代にさかのぼるそうで、なかなか用途が決まらず、難儀したそうです。

IMG_1379.jpg

↓付近は宅地開発が進んでいますが、駅の計画を進めるなら、早くそれとリンクさせないと、とんでもなく不便なことになると思います。

IMG_1380.jpg

↓先ほどの玉野浦バス停付近から、大江方面に通じる新しい道路。最近まで封鎖されていましたが、こないだ行ったらもう開通していました。

IMG_1375.jpg

↓その道路から見た、新駅建設が検討されていると思われる場所

IMG_1373.jpg

IMG_13682.jpg

↓道路の反対側には、保育園の建設予定地も。

IMG_1370.jpg

↓分譲住宅が予定されているのですね。開発事業者は、びわ湖放送の個性的なCMで有名なあの会社でした。

IMG_1371.jpg

やはり気になるのは、開設されたとして、その駅名です。
瀬田の旧市街地に近いのは、今の瀬田駅より、むしろこちらで、JRの南側の町名は、先ほども書いた通り「瀬田」なのですが、まさか瀬田駅にするわけにもいきませんので、何か別の名前を付けなければいけないでしょうけど、「西瀬田駅」は語呂があまり良くないし、「瀬田西駅」では何だか名神のインターチェンジと間違えそうだし、そもそもあまりそうして東西南北をむやみにつけるのは個人的には好きではありません。ここはやはり付近の地名から「玉野浦駅」とするのが一番自然でしょうか。「大江駅」は北近畿タンゴ鉄道が有名な他、名鉄にも既にあるので、わざわざ同じ名前の駅名をつけるのは、という気がします。

駅ができるとするなら、「島本」「桂川」式に、複々線の真ん中に1本だけホームを設置して、内側線を走る列車だけが止まる、という形にする可能性は十分ありますし、設置費用や維持経費を考えると、そうでなければとても無理だし、無駄でしょう。

駅前にしっかりしたロータリーを作れば、田上方面からの帝産バスは、わざわざ渋滞が激しい唐橋を渡らず、新駅の前でターンしてしまう、ということも十分可能だと思われます。新快速が止まることはまず考えられないので、その点が弱いですが。
近江鉄道バスは、この駅と、南草津-瀬田間新駅ができると、最悪の場合瀬田近辺の路線が壊滅状態になってしまいかねませんが、ここは逆に住宅地をきめ細かく走って近距離客を取り込む路線をコミュニティバスのように設定することで生き残るしかないように思われます。その場合、平坦な土地なので、自転車が最大のライバルですね。

ただ、私は、道路が整備されて渋滞が減れば、駅なんてなくてもバス路線を拡充するだけでも十分ではないかと思われます。逆に瀬田のJRより北側は、潜在的な需要がかなりあるはずなのに、近江鉄道バスがそれを上手に取り込めていないように思われます。

↓車で道に迷って行きついた先にあった、瀬田のため池。この辺りはこういうため池が多く見られますが、宅地開発が進むと、こんな景色も見られなくなるのでしょうか。

IMG_1357.jpg
関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
本当に出来たら。。
草津方面から電車で帰ってくると、唐橋を渡る手前で電車を降りる用意を始めます。 そう。。ちょうど新駅ができるあたりでしょうか?
そんなところに駅が出来る? 京阪電車じゃあるまいし。。と不思議に思いました。

母の病院がナフコの隣にあります。車に乗れない私は、どうやって行くかいくつか試みたのですが、石山駅から歩くより、京阪バスなら「松原」か「唐橋前」で降りて歩く方が近い。でも結構時間かかってしまいます。
病院入り口付近に琵琶湖漕艇場前というバス停はありますが、悲しいかな瀬田駅からしかでていませんものね。。
結局 自宅から自転車で行くのが一番楽。。という結論に達してます。
もし本当に駅が出来るのなら、石山駅からJRに乗れば近そうですが、新快速が停車しないとなればやっぱり自転車が早いかも。。

JRからも大規模な住宅開発がなされている様子が見えますし、国道より南側にはスーパーが建つと聞いています(聞いてからもう何年もなりますが) 需要はあるかな??

何度も自転車で通いながら先日やっと、唐橋から母の病院あたりまでの写真を撮ってきました。私も後日アップしますね。
2011/09/18(日) 10:30:17 | yume | #/eG2YYas[ 編集]
Re: 本当に出来たら。。
yume様、仰る通り、不思議な位置ですね。想像だにしませんでした。駅より、運転本数、運転体系を改善して欲しいです。
一度別件でJR西日本にメールしたことがありますが、トンチンカンな答えしか返ってこなくて、「そうじゃなくて…!」と詳しく言うことも疎ましくなって、やめました。私だけかと思ったら、新聞の投書欄への回答も、「この投稿者はそういうことが言いたいんじゃないのに…」と思うような的外れなものだったし、友だちにも似たようなことをきいたことがあります。わざとかしら(爆)

余計な話が挟まりました。

> 病院入り口付近に琵琶湖漕艇場前というバス停はありますが、悲しいかな瀬田駅からしかでていませんものね。。

本当に旅客の流動を考えて設定された路線なのか疑問ですね。もちろん、逆に「バスがこう走っているからこういうふうにひとが流れる」という場合もありますが。

> 結局 自宅から自転車で行くのが一番楽。。という結論に達してます。

自転車も乗りますが、普段は石山、南郷学区の範囲だけですね。特に暑いと汗でべたべたになるのが嫌で、つい車を使ってしまいます。

> JRからも大規模な住宅開発がなされている様子が見えますし、国道より南側にはスーパーが建つと聞いています(聞いてからもう何年もなりますが) 需要はあるかな??

私もそれは聞いたことがありますが、あんなところにそんなのができたら、今でさえ混むのに、絶望的に渋滞するでしょうね。最近は、大型店は渋滞の対策まで求められるらしいので、そういうこともあそこに出店することを難しくさせる要因かもしれません。

> 何度も自転車で通いながら先日やっと、唐橋から母の病院あたりまでの写真を撮ってきました。私も後日アップしますね。

楽しみにしております。
2011/09/18(日) 21:28:08 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://contrapunctus.blog103.fc2.com/tb.php/271-61d05352
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック