青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
構成の都合で、塩狩峠記念館について書く前に、塩狩駅周辺の様子について書きたいと思います。



駅から5分ほどで、国道40号線に出ます。民家はありますが、ひとの気配がしません。車以外でひとの姿を見たのは、道を挟んで左手に見える直売所に出入りするひとだけです。

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↓少し旭川寄り。「塩狩駅」のピクトグラムのデザインは、立派な特急列車のようでちょっと変w 「塩狩峠記念館 三浦綾子旧宅」の文字もあります。これは建物の形をよく表しています。

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前の前の画像の左に「ユースホステル」の標識があり、その標識はそれほど古くは見えませんが、既に廃業しているようです↓

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あとで、2005年10月休館、2006年6月閉館、と分かりましたが、5年しか経っていない割に、かなりの傷みようでした。もともと新しくなかったのかもしれませんが、雪と風の激しさが傷みを早めるのかもしれません。

すぐ横に道北バス「塩狩」バス停。

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1日に2本とかなんだろうな…と思って見てみると…↓
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1時間に1本程度、朝がやや遅く、夜が早いものの、周辺の環境を考えれば意外なほどの本数です。塩狩駅に停車する列車は、逆に運転時間帯はもう少し長く、夜も意外に遅いのですが、本数で見れば同じくらいか、寧ろ少ないかもしれません。変な話、内畑曽束はじめ、滋賀県の山間部の集落の多くより便利なことでしょう。両者を合わせれば、積雪を考慮に入れないと、意外に交通に恵まれているとさえいえましょう。
京阪バスのように、営業所ごとにそれぞれ経路番号を付けているわけではなく、1、2という番号は道北バス内で他にないことから、重要視されている路線なのではなかろうかと推測されます。

↓少し名寄寄りに歩くと、「塩狩温泉保養センター」。しかし、こちらも閉鎖されている様子です。「日帰り温泉」などの看板はそれほど古びておらず、知らないひとは入って来てしまうかもしれません。あとで調べると、ユースホステルと同時に閉まってしまったようです。

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ん??バスか?最近、聴覚の端でバスのエンジン音を聞きつける、無駄な能力が身についています(爆)。

ちょうど旭川行きのバスが!↓

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慌てて振り返って撮影したので、碌な写りではありませんが、「2 普通 旭川」と書かれているのが何となく分かります。観光タイプではない、ニューエアロスターです。前扉だけのバスは路線マスクでも、何だかな、と思うのですが、このバスは中扉があります。座席は、同じ道北バスでも旭川市内だけを走るバスと違って、さすがにちょっと豪華で、正に京阪バスのBタイプと同じような感じでした。

京阪バスと同じように、こういうのが何かの都合で旭川市内の一般路線に特別に使われたりとか、そういうことがあるのでしょうか?そういうのを追いかけているひとがいるのでしょうか(爆)?ネットで検索してもよく分かりませんでした。

残念ながら、この時は私が見た限り、乗客は0でしたが、時間的に、どちらかというとこれから旭川に出かけるひとはあまりおらず、旭川で買物をしたりして、帰るひとの方が多いのだろうと思われました。


↓名寄方面のバス停。ちょっと待てば、名寄行きのバスが来そうだったので待つことにしました。

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↓来ました。「1 急行 名寄」と書かれているようです。思っていた通り、それほど多くはありませんが、旭川に出かけて帰りと思われるひとが乗車しているのが見えました。

因みに、写真に写っている下向きの赤い矢印が、最初は何なのか分かりませんでしたが、あとで函館に行った時にも同じものを見つけ、ひょんなことで知り合った現地の方に聞いて、「歩道との境を示している」と教わりました。比較的雪が少ない道南でも、冬はこれがないと、雪でどこが歩道と車道の境なのか分からず、運転する時とても怖い、とのことです。ましてここはもう道北なので、冬は見違えるような景色なのでしょう。

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↓名寄に向かって走り去っていくのを見送ります。
道北バス内では、この程度の距離では一般路線の部類とされているようで、名寄-札幌間、旭川-釧路間など、より一層距離のある路線を「都市間バス」としているようです。

因みに、こんなひとのいなさそうなバス停なら、「急行」は通過してもよさそうに見えるのですが、公式HPを見る限り、塩狩以北は、全てのバスが停車し、それより南で、停車するバス停に違いがあるようです。

DSC_0440.jpg

次回は記念館訪問記の予定です。交通関係の話題はやや少なくなりますが、宜しければご覧下さい。

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コメント
この記事へのコメント
No title
こんにちは。

さすがに北海道ですね。旭川~名寄間80キロ弱を走っても、
一般路線バスですか。

道路事情が違うでしょうけど、京都~大阪~神戸間、約80キロを
京阪バスとか阪急バスとか阪神バスが結んでても、乗る人は
いないでしょうね。
2011/09/03(土) 20:08:58 | なかっちょ | #4RB3NX36[ 編集]
Re: No title
なかっちょ様、早速のコメントありがとうございます。

> さすがに北海道ですね。旭川~名寄間80キロ弱を走っても、一般路線バスですか。

まあ、社内での位置づけですので、よその会社はどうか分かりません。ただ、観光タイプの車両でないのがすごいですね。

> 道路事情が違うでしょうけど、京都~大阪~神戸間、約80キロを京阪バスとか阪急バスとか阪神バスが結んでても、乗る人はいないでしょうね。

道路事情以上に、鉄道の事情が大きく違いますね。鉄道は本数が少なく、また私鉄がほぼないので、普通に本州の人間が考えているよりはバスはよく発達しています。みんな車が当たり前で、バスなんてほとんどないのかと思っていたので、意外でした。距離がありすぎて、好きなひとはともかく、そうでもなければ車を運転するのも面倒臭い、ということもあるようです。

京都神戸間は分かりませんが、京都-大阪間なら、京阪バスや阪急バスの急行バスがありましたね。これは結局、他社に入り込ませない、というのが大きな目的で、鉄道が便利になるにつれて、衰退してしまいました。
2011/09/03(土) 20:19:06 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
塩狩ユースホステル
塩狩ユースホステルには1度だけ宿泊したことがあります。旅館と併設で、ユースの客は男女別に大部屋の相部屋というスタイルでした。風呂は脱衣場は男女別々(当然ですが)になっているのですが、扉を開けて中に入ると、大浴場が一つだけ。つまり混浴です。私の入浴中(その時は全員男性)に4人位の女性グループが入ってきて、そのうちの一人が混浴に吃驚して、驚きの声を発したので出ていくのかと思ったら、そのままづかづかと入ってきました。

バスの話に戻りますが、北海道はJRの本数が少ないため都市間バスが発達しています。運賃もJRより安い目に設定されています。冬になると道路が凍結するため、バスの利用者が増えます。
道北バスと同じ旭川に本社がある「旭川電気軌道」に京阪バスの定観車が売却され、長距離路線に使用されていましたが、今も残っているかも知れません。

旭川
2011/09/03(土) 21:27:25 | T.F | #-[ 編集]
Re: 塩狩ユースホステル
T.F.様、こんばんは、いつもありがとうございます。友人や、日ごろお世話になっている方の中で塩狩YHに宿泊されていた方がいらっしゃったとは!しかも混浴!?ああ、なぜもっと早く生まれなかったのか、なぜもっと早く行かなかったのか……。悔やんでも悔やみきれませんね(>_<)…と思わずオッサンコメントしてしまいましたw

> バスの話に戻りますが、北海道はJRの本数が少ないため都市間バスが発達しています。運賃もJRより安い目に設定されています。冬になると道路が凍結するため、バスの利用者が増えます。

なるほど、私も内心、積雪や凍結のことは考えていました。運転はプロに任せる、ということですね。
できれば早めに、僅かな写真しかありませんが、北海道の交通のことも取り上げたいと思います。
2011/09/03(土) 21:48:15 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
No title
例えば、外畑、曽束にしても、比較的近距離に日本の大都市を控えています。京都・大阪も石山駅まで出れば一時間です。
でもこの塩狩峠では、札幌に行くのにどれだけかかる?
そんな場所にある鉄道・バスというのは、まさしく本物の、田舎で(私にとってはいい意味での)。。なんともいえない空気が伝わってきます。
渋滞がないから、バスもスムーズなんでしょうね。
乗り物に揺られて車窓を楽しむのが好きな私、最近はバスフリーパスが気になっています。
2011/09/04(日) 10:54:34 | yume | #/eG2YYas[ 編集]
Re: No title
> 例えば、外畑、曽束にしても、比較的近距離に日本の大都市を控えています。京都・大阪も石山駅まで出れば一時間です。
> でもこの塩狩峠では、札幌に行くのにどれだけかかる?

確かに、本数だけで、大都市に辿りつける時間までは考慮に入れていませんでしたね。ただ、大都市まで距離が近くても、バスの本数が1時間に1本を切っていて、結局足がなくて、近い駅、または大都市まで直接車で出かけるか、タクシーを呼ぶかしないといけない、というのは大きな問題だとも思われます。

因みに、旭川までは1時間弱、札幌までだと連絡が良ければ2時間半かかるかどうかです。

> そんな場所にある鉄道・バスというのは、まさしく本物の、田舎で(私にとってはいい意味での)。。なんともいえない空気が伝わってきます。

そうですね。でも、もっとすごい駅もあるようなので、行ってみたいです。

> 乗り物に揺られて車窓を楽しむのが好きな私、最近はバスフリーパスが気になっています。

関西で一番オススメなのはやはりスルッとKANSAI3dayチケットでしょうか。奈良交通や神姫バスグループで使えないのが残念ですが、たいていの関西の私鉄、バスが何も考えずに乗り放題です。
2011/09/04(日) 11:09:05 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
Re: 道北バス 「塩狩」(塩狩峠②)
喜撰猿丸様,皆様,こんばんは。簡潔なコメントで大変恐縮ですが・・・

旭川周辺の一般バス路線に関しては,
  旭川情報ねっと>旭川バス時刻情報
   http://time.ajnet.ne.jp/
をご参照下さい。ちなみに道北バス名寄線については
  [1]名寄線急行
   http://time.ajnet.ne.jp/busstop.hpml?rno=1&comp=1
  [2]名寄線普通
   http://time.ajnet.ne.jp/busstop.hpml?rno=2&comp=1
で各々掲載されています。なお,かつては[89]特急なよろ号
   http://kakueki.sakura.ne.jp/hwn.html
    #「各駅倉庫」内
も運行されていました。
2011/09/05(月) 02:36:38 | 各駅倉庫 | #VITo/1ss[ 編集]
Re: Re: 道北バス 「塩狩」(塩狩峠②)
各駅倉庫様 こちらでは初めてですね。サイトのご紹介、ありがとうございました。
でも、一番お詳しいのは各駅倉庫様のサイトですね。あんなにたくさん資料を集められて、うらやましいです。
教えて頂いたサイトさんの情報も参考にさせて頂きながら、少しだけですが、また北海道の交通事情を見て感じたことなども書かせて頂ければ、と思いました。その節は宜しくお願いします。
2011/09/15(木) 22:16:15 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
Re~2: 道北バス 「塩狩」(塩狩峠②)
喜撰猿丸様,皆様,お早うございます。コメントが遅くなり申し訳ありません。

1980年代中頃(JR移行直前)までの北海道は電車の本数が比較的少なかった上に駅間距離も長く,市内近郊路線や後に「高速バス」化される都市間長距離路線の他,これらの中間に当たると思われる1~2時間程度の地方路線も発達していたようです。

またかつてこれらの地方路線では観光型のトップドア車も多く使われたようで,私も道北バス名寄線では日野のRC・RE・RV型と思われる車両(ご存じの方の訂正をお待ちします)に乗った記憶があります。
2011/09/27(火) 05:34:19 | 各駅倉庫 | #VITo/1ss[ 編集]
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