青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
米井 よない
所在地:高島市新旭町饗庭(字米井?)
開設年月日:1962(昭和37)年5月19日?
廃止年月日:1974(昭和49)年7月19日?
付近:高島市立新旭北小学校




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よない、というとJR山田線の「上米内(かみよない)駅」(盛岡市)を思い出しますが、ここは、「米井」と書いて「よない」。ずっと「よねい」だと思っていました。木津といい、五十川といい、漢字は簡単でも少しひねくれた読み方の地名が続きます。素直でないから地名は面白いんですよね。日本語ならではです。

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↓南行きのバス停
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現在は、江若交通に委託されているコミュニティバスのバス停となっています↓

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↓しかし、年季の入り方はすごい。湖西線が開通する前には既にあったとしてもおかしくないと思いましたが、実際はどうなのでしょう?土地柄か、自衛隊の募集広告が多いです。

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↓一方こちらは北行き。南行きに比べて待合所らしくて、時計までありますが、一体今ここでどれほどのひとがバスを待つのでしょう…。

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実はこのバス停では、ちょうど41年前、1970(昭和45)年1月8日、9日と2日続けて、あってはならないトラブルが発生しています。
京阪バスの浜大津6:10発今津行き第1便が、利用者が10人ほども待っていたのに、通過してしまったのです。7:44発車予定だったと言いますから、浜大津から1時間半もかかるんですね。今でも旧道を通ればそれに近いくらいかかるだろうと思います。
江若鉄道が廃止された翌年で、江若交通と京阪バスの代行輸送だけが頼りの時代です。

41年前の今日、1970(昭和45)年1月10日付京都新聞滋賀版から

浜大津-今津間にはこれまで同区間を運行していた江若バスの他、京阪バスも代行輸送として八往復乗り入れ、江若バスとの共通乗車券で一日約三万人の乗客をさばいている。
湖西の利用者は「こんな運行では代行バスの役目を果たしていない」と非難している。



そりゃそうですね。私だって怒ると思います。
大津だって大阪に比べれば日照時間がだいぶ少なくて気温が上がりにくいのに、湖西の強風吹きすさぶ寒さの中でせっかく待っていたバスを虚しく見送った方々の怒りと驚きと言ったらなかったでしょう。

記事には通学の高校生も待っていた、とありましたが、今56-59歳ですね。41年経っても、これほどのことならきっと覚えていらっしゃることでしょう。

本社担当者のお詫びのコメントも載っていて、大津営業所に厳重注意したとのことです。京都今津線は京都(現・山科)管轄のはず……と思ったのですが、浜大津始発の代行バスだから、大津管轄だったのでしょうね。この頃は京滋両方の京阪バスが交ざっていたのかもしれません。

↓バス停近くの小屋? 春まだ浅い頃に通りかかり、日本画にでもしたら味がありそうだと思いながら撮りました。今年の春までは、まだもう少しです。

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次は、熊野本

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コメント
この記事へのコメント
お疲れ様です。
今はバイパスができて旧161号線を使うことは
ありませんが、小、中、高校のスキー実習、若狭湾への海水浴では必ず通りました。
「米内」なる地名は知りませんでしたが、岩手県出身の旧帝国海軍の提督で、総理大臣も務めた米内光政(よないみつまさ)を知っているので私なら「よない」と読めたと思います。でも米村(よねむら)さんという知り合いも何人かいるので、「よねい」
とも読んだかも。漢字は難しいですが、面白いですよね。
中谷さんと書けば、だいたい「なかたに」と読むし、私も何人か知人がいますが、東日本では「なかや」が多いようです。転勤で富山にいた時、社内、取引先、顧客で何人か中谷さんがいましたが、皆「なかや」さんでした。
話が逸れました。
京阪バスの通過事件、石山地区でも昔の京阪バスは
結構飛ばしていたので、乗車客が少ないと2~3分
早めに通過していてことは時々あったように思います。
2012/01/10(火) 23:21:47 | K2 | #-[ 編集]
Re: タイトルなし
引き続き、コメントありがとうございます。

> 「米内」なる地名は知りませんでしたが……

すみません、「米内」ではなく、「米井」です。
「よない」で変換を押すと、「米内」或いは「米納」が出てきて、「米井」は「よねい」と打たないと出てきませんね。

> 中谷さんと書けば、だいたい「なかたに」と読むし、私も何人か知人がいますが、東日本では「なかや」が多いようです。転勤で富山にいた時、社内、取引先、顧客で何人か中谷さんがいましたが、皆「なかや」さんでした。

ええ、そうだと思います。
関東では特に事情がなければ「谷」は「や」です。
「渋谷」を筆頭に、「世田谷」「千駄ヶ谷」「雪谷(ゆきがや)」「糀谷(こうじや)」「谷中」「保谷(ほうや)」「越谷(こしがや)」など、「や」と読む地名はいくらでも出てきますが、「たに」と読むのは非常に珍しく、山手線の「鶯谷」(うぐいすだに)なんていうのはかなり例外的です。

> 京阪バスの通過事件、石山地区でも昔の京阪バスは結構飛ばしていたので、乗車客が少ないと2~3分早めに通過していてことは時々あったように思います。

このケースでは、新聞記事の内容からすると、早発したというより、みんな待っていたのに、単純に通過したようですね。今とバス停の造りが変わっていないなら、少し奥まっていて見にくかったのかな、とも思いましたが、10人もいれば分かりそうなものですね。続報はなかったので、原因不明です。
2012/01/11(水) 00:26:02 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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