青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
6月24日付拙稿2006(平成18)年6月30日 その時歴史が動いた?①でも申し上げましたように、2006(平成18)年6月30日で運行を終了した各路線の中で、唯一取り上げていなかった、13号経路(石山駅-市民病院玄関前-平野市民センター-びわ湖ホール-におの浜三丁目-義仲寺-市民病院玄関前-石山駅)を取り上げます。

ちょうど10年前の今日、2001(平成13)年10月1日、「国道と湖岸を便利に連絡」という鳴り物入りで誕生しました。



(「詳しい地図で見る」をクリックしないと、正しく表示されない場合があります)

2006(平成18)年6月30日、京津国道線(山科大津線46号経路)など、他の圧倒的に長い歴史を持つ路線とともに、丸5年と経たない短い生涯を終えます。大津管内では、私が知っている限り初めての本格的な循環系統でした。日中だけ、それも1時間間隔計8本という様子見のような運行で、京阪電車のフリークエント運行(近江神宮前以南日中7分半間隔)が始まっていたのも、利用が伸び悩んだ原因かもしれません。

「13」なんて数字がよくなかったのか?なんて迷信めいたことも思ったりw
因みに、いわゆる「裏切り者のユダ」(イスカリオテのユダ)は13番目の使徒ではありません。ユダが抜けた後、別のひとが入っているので、使徒が13人いたことはありません。

今回UPする写真は、特に注記がない限り、最終運行日、2006(平成18)年6月30日の写真です。

↓国道市民病院バス停付近でこの路線で一番好きな走行シーンでした。

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↑↓こういう写真を見ると、今の「市民病院玄関前」に相当する、「市民病院前」始発だった8号経路、22号経路を思い出し、切なくなります。

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↓大津営業所があった19年前まで、右手に建物はありません。京阪バスの車庫と整備工場です。この向こうから、エアロスターKやブルドッグ、或いはもっと古い時代なら、ボンネットバスがひょっこり顔を出していたはずです。想像できますか?

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↓市民病院玄関前で降車扱いするS-1070。ここ1、2年でかなり動きがあったS車ですが、この車はまだ大津で現役、11年目です。13号経路用の幕もまだ残っているはずです。

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市民病院の先で左折して、くるっと回り込むような形で、国道の下をくぐりぬけます。今はここに定期バス路線はありません↓

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膳所の山手の住民の中には、このバスが便利だった、という声があるそうですが、この光景が復活する日はあるのでしょうか?膳所の山手は、私もちっとも知らなかったのですが、思っていた以上に住宅が集積し、また勾配がきついので自転車も使いにくく、絶対バスの潜在的な需要があるはずなのに、本当にもったいないです。

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国道1号線の北側から、湖岸方面を望みます。湖岸を一回りしたバスが戻ってきました。

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下に下りると、「平野市民センター」バス停が。こちらは北行き。

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↓こちらが南行き、石山駅方面です。本当に市民センターの真ん前です。この近辺に「平野」という行政地名はありません(行政上の「平野」はずっと離れた上田上(かみたなかみ)の中心集落です)が、近くの「平野神社」に由来するそうです。なぜ「平野」なんていう地名がないのに膳所駅近くの小学校を「平野小学校」というのだろう、と子どもの時から思っていました。

余談ですが、JR膳所駅前平野学区で、膳所学区京阪膳所本町駅付近です。

JRの膳所駅は本来「馬場(ばんば)」と呼ばれるべき地域で、本当の意味での「膳所」は正にその名の通り「膳所本町」なのだそうです。

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当時いろいろ忙しくて時間が取れなかったことから、この最後の日に、京津国道線から坂本、唐崎方面から、全てを乗り尽くし、見尽くしていたので、におの浜三丁目のバス停を撮影し損なってしまいました。もったいないことをしました。「平野市民センター」とともに、13号経路だけのためのバス停でした。

この路線については、私もあまり乗ったことがなく、「びわ湖ホール」のバス停の位置も、「なぎさ公園線」と違っていたことなど、思いだせないことも多いため、再取材を敢行しようと思います。


◆◆◆追記◆◆◆

匿名希望の読者の方から、今朝記事がUPされてから間もなく、「におの浜三丁目」のバス停写真を持っています、と写真付きのメールを頂戴しましたので、こちらに掲載させて頂きます。2002年頃だそうです。

におの浜三丁目

匿名希望様、早速に記事を読んで下さった上、貴重な写真を頂きまして、ありがとうございました。
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コメント
この記事へのコメント
乗ったことないんです。
ん~ そんな路線ってあったかなあ?。。そういやあったような。。。
この程度の認識です。
実際 大津市南部の人間にはあまり必要がない路線。
ということは、地元の方のためのものだったということになりますね。
今 JRの膳所駅は国道へ抜ける跨線橋ができていますが、できる前はどうされていたのでしょう? どこか大回りされていたのでしょうか?

大津市の大動脈 国道・湖岸道路 これを渡る道路が意外に少なく未整備で不便ですね。
2011/10/03(月) 14:01:58 | yume | #/eG2YYas[ 編集]
Re: 乗ったことないんです。
yume様、いつもありがとうございます。

> ん~ そんな路線ってあったかなあ?。。そういやあったような。。。この程度の認識です。

私は開業当時を知っていますが、多くの方はそんな感じでしょうね。

> 実際 大津市南部の人間にはあまり必要がない路線。ということは、地元の方のためのものだったということになりますね。

といいますか、途中乗降が重要で、石山駅と、義仲寺やにおの浜などを結ぶ利用はあまり想定されていないと思います。
最終日に乗った時、運転手さんが、特に高齢者の乗り間違いが多くて、大変だったとおっしゃっていました。

> 今 JRの膳所駅は国道へ抜ける跨線橋ができていますが、できる前はどうされていたのでしょう? どこか大回りされていたのでしょうか?

↓コメント欄でも地図が表示されるのかよく分かりませんが、こちらをご覧下さい。跨線橋の東に地下道があります。

<script type='text/javascript' charset='UTF-8' src='http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?lat=34.99842961133918&lon=135.88183995660447&z=19&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=on&hlat=34.99827580865319&hlon=135.8815422314038&ei=utf-8&s=13176483134c17b36592c5975449bf2b1b7c9f7e46&width=480&height=360'></script>

私も膳所ではほとんど下車しませんし、この地下道を通ったことも見たこともなく、前に知人にチラッと聞いたのを思い出して調べて再発見したような次第です。

国道と湖岸を結ぶ道、そうですね、知事選、市長選の前後など、何かの折に時たま取りざたされますね。変な作り方をすると余計に渋滞しかねないし、何より、用地買収がとんでもない金額になるでしょうから、実現は困難でしょうね。

2005(平成17)年11月の、「市長とふれあいトーク」という記事を大津市役所公式HP内で見つけました。
http://www.city.otsu.shiga.jp/www/contents/1135652519668/index.html
13号経路のことと思われるバス路線の話も出ています。廃止1年前のことです。

(市長)「現在、1人か2人の乗客に大型バスを走らせておられますが、それで、「赤字になるから大津市の方でなんとかしてください」と言われても、これでは納得ができません。小型バスであればJR膳所駅前のロータリーも回れ、経費的な面からも可能だと思いますので、今後、バス会社に対して市民の代表としてお願いしていきます。」

大型バス?いやいや、私が撮っている写真の通り、よほどのことがなければ小型しか走っていませんでした。(ごく稀に大型が代走したケースがあるそうです。写真をお持ちの方がいらっしゃったらお知らせ下さい)

確かに燃費や減価償却費等の維持経費は、やはり小型は安いのは間違いないんです。でも、運転手は、バスが大きくても小さくても1人ですから、「経費的な面からも可能だと思います」なんて、「思います」じゃ困るんですよ。
「赤字になるから大津市で何とかしてと言われても困る」というのは確かですが、市民の代表としてお願いしていきますと言いながら、あっさり撤退させてしまうし。私は何を言っているのか?と思いますけどね。

yume様へのコメントのレスだったのに、大幅な補足(余談)になってしまいました。すみません。
2011/10/03(月) 22:47:17 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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