青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
15年前の今日、1996(平成8)年5月12日、京阪バス 4E号経路 大石小学校-桜公園東間が開通します。これに先立つ1993(平成5)年6月、大津営業所の移転に伴う大規模なダイヤ改正で、大石方面の路線の大半がフィーダー路線化(ゾーンバス化)されており、曽束の「D」のに続いて、「E」が割り振られました。他のゾーンバス同様緑色の表示、「桜谷パークタウン」と上に白抜きされているのが特徴です。

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S-1064 2010(平成22)年8月20日撮影

廃止代替だった他の路線と違って、この路線は大石のゾーンバスとして初めての新規開通でした。このため、運賃体系は他とは切り離されて、全区間が大津市内特殊区間制1区間に満たない「特区」として扱われました。現在もこれが引き継がれております。
大石のゾーンバスで、「特区」があるのは、桜谷の他、2008(平成20)年11月1日に新規開通した4G号経路(大石小学校-小田原)だけで、従来からの京阪バスの廃止代替路線との違いがくっきりしています。

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(ぼやけてしまってがっかりな写真ですが、意外と桜谷は撮っていなくて、すみません…)

車両面では、私はS車(小型ワンステ)が使われているのしか見たことがありませんが、桜谷パークタウン内の「大倉ホール」前で催された開通式典の模様をとらえた社史『世紀を越えて「この10年の歩み」』(京阪バス 2002)の写真には、ほぼマイクロバスといってよい、E-3091が写っています。この車両は、内畑-南郷中学校系統でも使われていました。後に山科に転属し、「くるり200」で活躍しました。同書にはその時の写真もあります。

この4E系統の運行距離は京阪バス全体の中でも、最も短い部類に属し、大石小学校のロータリーまでは「バスでは大げさで、歩くには遠い、自転車で十分」という中途半端な距離です。このため、華々しく開通した割に、利用はさほどではありません。

距離も歴史も短いながら、いざ書こうとすると、結構なボリュームになりますので、2回に分割します。大石のことは、私も知っているようで知らないので、勉強しながら???書いていきたいと思います。

開通から12年半ほど経った2008(平成20)11月1日、この路線に大きな転機が訪れます。京阪宇治バスの石山線廃止をきっかけとする4G号経路開通などに合わせ、4E号経路は、一方向循環になります。

この当時の車内掲示↓

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地図がないと分かりにくいので、引用しながら解説します(県別マップル25 滋賀県道路地図 昭文社 2011による)。なお、途中停留所の「極楽橋」が抜けていたので、私が書き込んでいます。

↓平成20年10月31日まで

Scan1806 -H20.10

汚くて申し訳ないのですが、青い点線は、回送していたルートです。

この時までは、大石小学校発桜公園東行きは、大石小学校→桜谷口→桜谷中央→極楽橋→桜公園東、と運行し、終点でターンできないので、回送で青い点線のルートを通り、桜谷中央まで行き、そこから営業運転して大石小学校に戻っていました。逆に、桜谷中央で営業運転を打ち切って(↓の写真 桜谷中央止まり)、青い点線の道を回送して、桜公園東まで行って、そこから営業運転に入る便もありました。

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↓旧側面幕は現在も残っていますが、このように、停車する全停留所が書かれていました。

桜谷 旧側面

それが、平成20年11月1日からは、大石小学校を出て、桜谷口→桜谷中央→極楽橋→桜公園東→桜谷中央→桜谷口→大石小学校、と循環するようになりました↓ この地図でもそこは書かれていなかったので、私が赤い点線を書き込みました。

Scan1806 H20.11-

ここからは、路線に沿ってご案内したいと思います。

起点はもちろん、大石小学校です。4号経路との連絡を図って、運行されています。この時の石山駅行きは、転属後は割と短命だったA-1913ですね。

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バスは、石山駅行き、外畑行きなどと同様、まず宮前橋の方向に向かって走りますが、宮前橋の手前、大石小学校の前で右折(赤い矢印の方向)します。

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さすが大石小学校、鹿跳(ししとび)伝説をモチーフにしたと思われるモニュメント…。大石小学校は平成15,16年、私がこうしてネット上で活動させて頂くようになるかならないかのころに建て替えられました。それ以前は大石に行くこと自体滅多になく、大変古い校舎だったと聞くだけで、実はどこにどんな校舎が建っていたのかもよく分かりません。

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桜谷パークタウンに入ってから最初のバス停は「桜谷口」です。文字通り、桜谷の入口です。桜谷口から直進する道は、桜の時期はどんなに美しいかと思いますし、いかにもバスが通りそうですが、地図の通り、ここは右折します。

桜谷口

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その前にバス停すぐそば、左手の建設中の橋。途中までしかできていませんが、街灯もあります。

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橋の向こうは、大石東町の旧集落ですが、橋の先には既に家が建っており、どうするつもりなのかな?と思います。

右折する先の道。地図でも分かるように、信楽川が流れている桜谷口から、山裾の桜谷中央に向かって、上りになっています。

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間もなく登りつめます。

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「桜谷中央」。1枚目は大石小学校方面を望んでいます。中央といっても、平行四辺形のような形の桜谷の「辺」に当たり、住宅地の道を挟んで反対側は山です。

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桜谷中央までは上りでしたが、ここからまた標高の低い方に下がって行き…↓

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ぽつりぽつりと店がある、メインストリートに入って、「極楽橋」です。ポールは15年前からそのままなのでしょう。だいぶくたびれています。

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かなり長くなり、写真も多いので、今回はここまでとさせていただきます。ご興味がおありの方は、ぜひ次回もご覧下さい。
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