青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
3月5日付拙稿比較交通地理学???の続きです。今回は主として「札幌市交通資料館」の地下鉄車両と館内展示を取り上げます。

↓今は亡き、札幌市バスです。

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↓バスの運賃表。車内のものでしょうか?こういうタイプは見たことがありません。デジタルや幕より古いのでしょうか?

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↓幕式ですが、あまり区間数が多くないのか、2段目を小児運賃枠にしています。

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↓アナウンステープ。いいですね~

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↓電車やバスの方向幕は、昔布製だったというのはいくつかの文献で読んだことがありますが、本物を見るのは初めてです。これはすぐに破れますね。電気で照らした時、過熱しないかも心配です。

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↓抽籤(=抽選)日は昭和十二年三月十七日と書かれていますから、78年前の今頃は締め切り直前ですね。統制記念…現代人の目で見ると、そんなこと記念することか?と思うのですが。

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↓市電の路線が今よりはるかに充実していたことが分かります。

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↓市営地下鉄南北線の旧型車両。1000形です。

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小さい時に小学館の「鉄道」(1979)という図鑑で見て、電車なのにゴムタイヤであるということを知ったのが大変印象に残っています。ほぼ同じ形式の2000形を含めて、10年以上前に全て廃車になっていることを知って、ちょっと残念でしたが、実物を見ることができたのは感慨深いです。

↓こちらは試験車両。その名も「すずかけ」

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巨大で硬質な外観に「すずかけ」という優しい響きは、「エリザベス」「メアリー」と名付けられたゴリラやカバみたいな違和感があります。

↓橋脚の下。すごい止め方です。この高架線ができるより先にここに止められて、こういう形にすることがもう予定されていたとしか考えられません。半永久的にここから動かせないですね。

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なぜ札幌の地下鉄はゴムタイヤなのだろう?と思っていましたが、これは別に寒冷や積雪の対策ということには特に関係なく、騒音が少ないことや、地下から急に高架に出る勾配があって、鉄輪では少々厳しいといったことで採用になったようです。
後で、維持費が高い、JRと直通できない、車両を転用・転売できないなどのデメリットがあることもだんだん明らかになってきますが、さりとて今更切り替えるわけにもいかないという状況のようです。

↓こちらは何とガソリンで動く路面電車…、いや市電…電車じゃないから何と言ったらいいのでしょう?札幌市電の大きな特徴として、曽ては非電化区間があったことが挙げられましょう。これは私もこの資料館を見るまでは知りませんでした。

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↓札幌市電と言えば何と言っても「ササラ電車」

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↓「ササラ」は、漢字で書くと「簓」または「筅」。後者は「茶筅」の「筅」です。そういう雰囲気があります。

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↓10形という戦前に走っていた電車

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↓「野薄」……「のうす」???…「薄野」(すすきの)だと気づくまで少しかかりました。

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↓「満員」。「満」が旧字体「滿」でないのが意外ですが、「員」はパソコンでは出せない変わった字体です。京阪バスの幕車の「臨時」を思い出しました。あれも特徴的な字体ですね。

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↓車内…レトロないい味ですが、長い時間座っていると痛いんでしょうね。

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今度は少し間を空けて、実際に外で走っている路線バスを簡単に取り上げたいと思います。
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コメント
この記事へのコメント
ご無沙汰しています。ブログは時々拝見していますが,なかなかお手伝いができず恐縮しています。

今回札幌市営バスの運賃表(札幌市交通局では「料金表」と称していたようですが…)が登場しましたので,若干コメントさせて頂きます。

上の運賃表はツーマン車に搭載されていたものですが,途中停留所では車掌が「黄券」「青券」等のプレート状の整理券を乗客に手渡ししていた記憶があります。

当時の札幌市内の運賃は基本的に特殊区間6区制で,この運賃表は始発地で右端の縦1列が点灯し,区界停留所を通過する毎に左方向に1列ずつ点灯箇所が移動した筈です。ちなみに表示されている運賃は1970.10. 1改定~1973.10.20改定の間のものかも知れません。

一方下の運賃表示幕は1970年代初め頃には札幌市営バスや定鉄バス(定山渓鉄道)の札幌市内線(1972. 5. 1改正で札幌市へ移管)で見かけた記憶がありますが,当初は機器を車内正面中央と中(後)ドア付近の2ヶ所に設置していた筈です。ちなみにこちらで表示されている運賃は上が220円,下が130円ですので,1990年代初め頃の南区の路線の対キロ区間のものではないかと思いました(間違っていたらご勘弁下さい)。

なお札幌市内の運賃(料金)制度は
 1963. 7.27改定から特殊区間6区制
 1973.10.20改定から暫定的(?)制度
 1979.10.20改定から現行制度
に各々移行したようです。
2012/03/27(火) 05:41:25 | 各駅倉庫 | #VITo/1ss[ 編集]
Re: タイトルなし
各駅倉庫様、お久しぶりです。驚くほど詳しいご解説ありがとうございます。私もこのくらい勉強しないといけませんね(???)。

札幌も、人口が多いから当然ですが、結構会社が多いので、エリア調整や、複数のエリアに跨る時の運賃計算が複雑そうですね。
2012/03/28(水) 00:48:36 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
喜撰猿丸様、こんばんは。

早速のコメント有難うございます。掲載資料から拾った情報がほとんどでしたが、お褒め頂き恐縮しました。

北海道では3市で公営交通事業を行なっていましたが、各々次の通り、民間事業者への事業移管が行われました(苫小牧市営バスは間もなくです)。
 2003.04.01 函館市交通局  移管先は 函館バス
 2004.04.01 札幌市交通局  移管先は 北海道中央バス、じょうてつ、ジェイ・アール北海道バス
  #この他1977.05.01(頃)に現:札幌ばんけいへ移管した中央区内の路線もあります。
 2012.04.01 苫小牧市交通部 移管先は 道南バス

札幌市内では市域の端まで特殊区間となっている事も多いですが(その為、隣市に入ると運賃が急に上がる事があります)、札幌市内でも南区の一部(じょうてつ・中央)、清田区の一部(中央)、西区の一部と手稲区全域(JR)、中央区の一部(ばんけい)には対キロ区間があります。…私も未だに勉強不足ですが、各社エリアの境目と思われる地区では、路線開設に関して興味深い事が数多くあったようですね。
2012/03/28(水) 02:51:23 | 各駅倉庫 | #VITo/1ss[ 編集]
Re: タイトルなし
各駅倉庫様、またまた貴重な情報をありがとうございます。

> 札幌市内では市域の端まで特殊区間となっている事も多いですが(その為、隣市に入ると運賃が急に上がる事があります)、札幌市内でも南区の一部(じょうてつ・中央)、清田区の一部(中央)、西区の一部と手稲区全域(JR)、中央区の一部(ばんけい)には対キロ区間があります。

京阪バスも特殊区間制が基本なので、理解しやすそうな感じがしますね。札幌市であっても、定山渓などでは特殊区間制にはしにくそうで、やはり南区方面は対キロ制なのだというのは分かるのですが、中心部でもそういうところがあるんですね。

また宜しくお願いします。

…私も未だに勉強不足ですが、各社エリアの境目と思われる地区では、路線開設に関して興味深い事が数多くあったようですね。
2012/03/30(金) 01:43:26 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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