青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
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千寿の郷 せんじゅのさと
所在地:大津市石山千町
開設年月日:2002(平成14)年3月9日
付近:社会福祉法人滋賀同仁会 特別養護老人ホーム千寿の郷他関連施設、社会福祉法人夢翔会障害者支援施設 ステップ広場ガル他関連施設  


2002(平成14)年の、あれは2月の終わりか、3月初め、南郷中学校系統沿線の各バス停の時刻表が、ダイヤ改正の時のように、新しい方がポールのアクリル板の中に、古い方は外に張り付けられてあったので、なんだろう?と思ったら、「千寿の郷」に立ち寄る系統ができるのでダイヤが改正となったということなのでした。しかし、「このダイヤは3月9日から実施します」という小さな張り紙と、備考欄の「千石印 千寿の郷 京阪石山寺から石山駅行き」という注釈、新しくなった路線図以外、バス停にも車内にも特にお知らせはありませんでした。



運行から間もない頃は、中千町を出た時の「次は 千寿の郷」というアナウンスに驚いて、「間違えました!」と言って慌てて立ち上がる乗客もいました。



それでもそのひとは乗れたからましです。中には、ダイヤが変わっていることを知らず(石山駅の到着時刻をそれまでと変えないで千寿の郷に立ち寄るため、中千町から南では千寿の郷経由の石山駅行きは、全てそれまでより5分前倒しに発車する)、雨の中立ちつくすお年寄りや小さい子どもを連れた母親もいたりしました。そういう人たちは、定期券客と違って、必ずしも毎日乗らないから、時刻表が張り替えられていることも気付かなかったのでしょう。

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(中千町-千寿の郷 2007(平成19)年3月18日撮影)

正直なところ沿線住民としては、お知らせくらいはちゃんとして欲しいなと思われる、少々困ったスタートを切った路線です。

しかし、そうした残念な記憶を乗り越え、気がつけば今日、めでたく10周年!早いものです。これを記念し、2回に渡って、簡単に特集を組みたいと思います。

1回目の今回は現状を概観し、2回目の次回はレアな運用や、今は亡きエアロミディなどの写真を取り上げたいと思います。
まず、千寿の郷とは何か、という部分から入らないといけないと思いますが、名前からも何となく想像がつく通り、社会福祉法人滋賀同仁会が運営する特別養護老人ホームで、バス運行開始直前の平成14年1月に開所、デイサービスセンターなども併設されています。
同仁会は、1929(昭和4)年から養老事業を行っている歴史の古い社会福祉法人で、本宮(もとみや)町には救護施設「滋賀保護院」もあります。

↓バス停と施設

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地元を離れている友人や、大阪方面の京阪バスエリアの方などにしばしば、
「千寿の郷でバスを乗り降りするひとはいるの?」
と聞かれます。確かに、かなりの距離を虚しく往復することも少なくないのですが、ある程度の利用はあります。石山駅行きへの乗車、南郷二丁目東行きからの下車だけでなく、たまにその逆(千寿の郷から南郷方面に向かうひと、南郷方面から乗って、千寿の郷で降りるひと)もいます。
恐らく利用者・入所者の家族や友人なのでしょう。

経路番号は「53」が割り当てられています。1993(平成5)年6月の大津営業所移転時に廃止となった石山駅-南郷中学校-大石小学校-内畑系統と同じ番号です。

↓2009(平成21)年10月24日、投入されたばかりのW-3001

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私が知っている限り、2006(平成18)年頃から、ほぼずっと、土曜の朝の1往復だけが中型車による運行で、後は全て大型車です。

↓バス停

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↓折り返し風景(バス停そのものが敷地内にあって外来者の利用もあるため、立ち入り自体特に問題ないと思いますが、安全面も考え、今回は敷地外から撮影しております)

玄関ポーチには乗りつけられないので、一旦奥に入って、そこでターンしています。この日は高槻から転属してきたN-3153でした。以前は、日野HRがほぼ固定運用だったため、この路線に入ることはほとんどありませんでしたが、最近はさほど珍しくありません。

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↓ちゃんと折り返し専用スペースがあり、「路線バス回転場駐車禁止」と書かれています。

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↓この日はここから1人の乗客を乗せて出発して行きました。

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窓からはこんな景色が↓(これは屋外で撮影しています)

朝日に輝く袴腰

↓フロントからは瀬田川の向こう、太神山(たいしんさん・たなかみやま)が…。

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次回も特集を続けますので、ご興味がおありの方は、またお付き合い下さい。
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