青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
少し肌寒いGWだった気がしますが、いかがお過ごしでしょうか?
私は、海外旅行……に行きたかったんですが、とりあえず、暑くも寒くもないいい時候を利用して、今は亡き京阪バス・京都今津線の「取材」に。3月に近江今津-安曇川間は見終わったので、3日は続きで安曇川-北小松、4日は北小松から蓬莱まで、それぞれほとんどの行程を歩いて南下し、バス停(及びその跡)を1カ所ずつ撮影しました。とても1回や2回で取り上げられる量ではありませんので、断続的な「連載」その他の形を取ろうと思っております。その節は宜しくお願いします。

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今日は、大津市伊香立下在地町(いかだちしもざいちちょう)から、峠を越えて、棚田で有名な仰木(おおぎ)まで歩きました。



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初めてフリーの地図ソフトを使ってみましたが、なんかイマイチうまくいきません(汗 もっと左の方にずらしてご覧下さい。みんなきれいにうまいことしてはるけど、何を使ってはるんやろう?私は基本、コンピュータ、技術、機械、電気関係等、全てチンプンカンプンの超アナログ人間なので、こういうとき本当に困ります。

リンクさせて頂いている - yume_cafe - (京都ひとり歩き)の、江若鉄道 ボンネットバス資料館 (滋賀県大津市)という記事で取り上げられている、「下在地」バス停(地図①)に前から行きたかったのです。

青空の堅田駅から乗るのは……かの有名な「途中」行き。

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私は見ていなかったのですが、2005(平成17)年1月19日放送の「トリビアの泉」で取り上げられ、ちょっとした話題になったようですね。
私は同じ大津市でも、軽く40キロほど離れた南の端に住んでいて、北の方のことは非常に疎いのですが、それでも「途中」という地名くらいはずっと前から知っているから、もはや一般名詞としての「途中」と、地名としての「途中」は、私の中では全く切り離されていて、「途中が終点!?」とか言われても、それがどうしたのかと思っていました。よその方から見ると不思議なんですね。

「家田道(いえだみち)」付近だったと思います↓のどかな風景…。

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「途中」もいずれ行きたいのですが、今回はもちろん「下在地」で下車。生まれて初めて、伊香立学区に足を踏み入れます。同じ大津市でも、石山や南郷、大石に住んでいるひとは、伊香立や仰木を一生見ることがなかったとしても不思議ではないと思われます。

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因みにその手前の「南庄道」「南庄」は、地図では「伊香立南庄町」、ルビは「いかだちみなみしょうちょう」なんですが、バスのアナウンスは「みなみしょみち」「みなみしょ」でした。地のひとの伝統的な発音は「しょ」で切るのでしょうか?
枚方市の「招提」が、公式には「しょうだい」であるところ、京阪バスのアナウンスでは「しょだい」と発音しているのを思い出しました。
同バス停の、堅田方面にある待合所。夕暮れなんかに来ても、いい雰囲気だろうな。江若バスは多雪地帯を走るせいか、こうした待合所が多くあります。

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待合所の入口上には、

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「江若鉄道バス史料館」!


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あまりここにたくさん写真を貼り付けると、今後行きたいと思われる方の楽しみを奪ってしまうかもしれませんので、この辺にしますが、素晴らしいですね!表の「史料館」は、ちょっと大げさな気もしますが(笑)、地元の方の熱心な気持ちが伝わってきます。バスが好きというよりは、恐らく地元の方が何かの折に撮った写真や絵が展示されているのでしょう。どなたの撮影なのかなどは何も分かりませんでした。

江若バスについては、私が知る限り、特に専門的なサイトもなく、江若鉄道も含めて、資料館のようなものが全くないので、江若鉄道 近江今津駅跡とこの下在地バス停とが、ちょっとしたセンターになると多くの方が訪れそうですね。私に資力と、展示できるほどの資料があったらいいのですが…。


「下在地」では、同じ江若バスの「生津(なまづ)」行きが分岐しますので、その道に沿って歩きます。
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私のような市南部の住人から見ると、同じ大津市とは思えない、非常にダイナミックな景色に見えます。南郷には変電所があって、高圧線がたくさん走っていて、低い山がいくつもあるということも、景色の見え方の違いを生んでいる気がします。また、もともとは同じ農村である石山・南郷学区が失ってしまった雰囲気が、伊香立・仰木両学区にはまだあるように思いました。

余談ですが、この伊香立学区と更にその北の葛川(かつらがわ)学区、5年前に合併した旧志賀町域は、大津市でありながら、天気予報の地域区分は「滋賀県北部」と「南部」のうち「北部」です。この辺りを旅される時は「北部」の天気予報をご覧下さい。旧志賀町は別にして、平成の大合併以前から、天気予報の「一次区分」と呼ばれる、この大きな区分が同じ自治体で分かれるのは、非常に珍しいケースのようです。

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↑伊香立小学校の生津寄り…狭っ!上千町も国分もこれにはかないません。ホンマにこんなところをバスが通るのか?

↓いい感じのS字。離合ができなさそうだけど、ここを上ってくるバスが見たい。

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↓終点・生津の1つ手前「岡出」バス停。

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待合所の中には…

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路線図。本堅田発着が書かれているので、もうだいぶ前のものでしょうね。

しかし、それ以上にびっくりしたのはこれ↓

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初乗り30円!堅田駅まで100円??? いったいいつの時代? 今は450円かかります。

↓終点・生津(地図②) 公民館前の広場は、それまでの狭い道と違って、かなりしっかり広いスペースが確保されていました。

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集落を出ると、こんな景色。レンゲとその向こうの伸びやかな道…。

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尚も歩くと、「直売トマトあります」とな…。

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今回は、この辺で。既にいくつか予定しているネタがあるので、続きはしばらく間を空けてからになりますが、ご了承願います。長くなってしまい、失礼しました。
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コメント
この記事へのコメント
江若バスで。
下在家まで、バスで行かれたのですね。。
やはり、あのバス停にたどり着くのは 江若バスでなくてはいけませんね。 バス停ですもの。。。
特にアピールするでもなく、ひっそりと存在している「資料館」
たまりません。見通しのいい風景の中のなだらかな坂道。。
そう5月のころころは、格別でしょう。。

京阪バスの廃線路を歩いて訪ねる。。これまたとてもいい時間が過ごせますね。

「ワンマンカーの運行について」。。
ワンマンカーがまだ珍しい時代だったのでしょうね。。

これからの記事も楽しみにさせて頂きます。
2011/05/08(日) 17:43:31 | yume | #/eG2YYas[ 編集]
No title
ええ、やっぱり「バス停に車で行く」は邪道かな?と思いまして。
車も運転しますが、大きな荷物があるとか、立ち寄るところがたくさんあるとか、ここ一番の時以外、何でもかんでも車というのは避けたいな、と自分では思っています。

湖西方面は、並行する鉄道があり、バス停の間隔も比較的短いので歩きましたが、しんどかったです。八日市方面も「取材中」で、こちらはバス停の間隔が長い、立ち寄る場所が他に多いなど、いろいろな事情があり、車中心になっていますが、でも、ぼくでも1日中ほとんど歩き続ける、ということができるんだ、と不思議な自信がつきました。

「ワンマンカーの運行について」
確かにそうですね。私は逆にツーマンのバスの乗り方が分かりません。生津・岡出-堅田間100円というのがいつの時代なのか、また調べてみます。
2011/05/08(日) 17:56:20 | 喜撰猿丸 | #HdXTMQ3I[ 編集]
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