青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
近江八幡市で唯一、京阪バス京都八日市線が停まっていた、「六枚橋」バス停↓ 

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前のバス停、大篠原からここまで6キロほどです。もちろん、近江鉄道バスは、その間にある「鏡」「馬渕」など、私が昔から雰囲気的に大好きな各バス停に停まっていたはずです。



地図を見て気がついたのですが、京阪バス各サイト関係の方なら、門真・寝屋川の京阪バスが停まる「天辻工場前」でご存知であろう、天辻鋼球製作所の滋賀工場がすぐ近くにあることに気づきました。昔は、京阪バスで本社工場と滋賀工場がつながっていた…のでしょうか?工場が移転していたりしたらそうでもないですが、ちょっとだけ感心しました。

東行きのバス停を、京都方面を向いて撮っています↓

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ここは、近江鉄道バスの浜大津-長命寺、木之本、彦根、八日市、日野など、各中・長距離系統と、近江八幡と竜王・日野を結ぶ比較的短距離の路線との一大ジャンクションで、乗継停留所として非常に重要だった場所です。


↓今も「六枚橋」交差点は、国道8号線の中では有名な交差点で、私も昔から名前は知っていました。国道8号線から、近江八幡駅や、その向こうの旧市街に向かう時は、昔からここで曲がるのが最も一般的なルートだからなのでしょう。この写真は確か、彦根方面を望んで撮ったはずです。

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1962(昭和37)年10月23日付朝日新聞滋賀版に、このバス停に関する、読者の投稿記事が掲載されました↓

私は国道八号線を走る近鉄バスで近江八幡市へでかけます。六枚橋停留所で下車し、国道近江八幡駅行きの同バスに乗換えますが、連絡が悪く四十分も待たされるときがあります。もっと便利なダイヤが組めませんか。



近江鉄道の八幡営業所の回答は、12月に、バス停に待合所を設置し、連絡をよくする、というものでした。

この投稿をした読者がどこのひとだと思いますか?昔のことなので、町名まで載っていたのですが、何と今でいう大津市松原町、つまり、石山駅前商店街付近のひとなんです。駅の近くなのだし、近江八幡に行くなら、石山から国鉄に乗ればいいのに、と思うのですが、バスでこのような距離を移動するのが普通であったことを示す、ある意味で貴重な資料だと思われます。

↓京都方向のバス停ですが、今は、待合所など影も形もありません。今は、県道近江八幡竜王線を経由するバスなどがメインのようで、間の六枚橋や馬渕は、取り残されたような格好で、極端に本数が少ないです。

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その、クロスする八幡竜王線などのバス停はこちら↓

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↓近江八幡駅方面のバスが、ある程度の本数が走っているようでした。

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↓上の写真でチラッと見えている、竜王方面のバス停。

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↓こちらの方にちゃんとした屋根がありました。

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因みに、六枚橋の由来がなかなか分からなかったのですが、しまむー様の中山道中遊歩録 街道の行く先への2008(平成20)年11月13日付記事日野川(横関川)の舟渡しによると、国道8号線に架かる小さな橋の名前で、江戸時代に、板石6枚を使って掛けられたことに由来するそうです。私は残念ながら今回の取材では気づきませんでした。そのくらい小さな橋なのに、重要な交差点名として今も生き残っているのが面白いですね。

しまむー様は馬渕や鏡など、私も先ほど触れた味のある集落を丹念に歩いてルポされていて、大変興味深いですので、是非ご覧下さい。末尾ですが、しまむー様、改めましてご協力ありがとうございました。

次は、八日市、終点です。
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