青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
知る人ぞ知るアニメ、『スケアクロウマン』
私は、タテタカコという好きなアーティストの、『あした、僕は』という曲を、辛い時(私だってそういう時もあります…)に聴くと妙に心にしみて、それがこのアニメのエンディングであることを知る、という普通と逆のルートでこのアニメを知り、最近DVDを取り寄せて見始めました。




スケアクロウマン SCARECROWMAN THE ANIMATION(1) [DVD]スケアクロウマン SCARECROWMAN THE ANIMATION(1) [DVD]
(2008/10/22)
野島裕史、荻野晴朗 他

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scarecrow…「カラスを驚かせる=かかし」 正にその名の通り、かかしであったスケアクロウマンが、20年目にふとしたことで命を与えられ、動くことができるようになって、器用な手先を生かして、ものを作ったり、修理したりしながら、さまざまなひとと出会うというストーリーです。
スケアクロウマンが、修理したピアノをリアカーで運ぶなんていう、何重にもツッコミどころのある、???な場面もしばしばありますが、全体的には心温まる話の数々です。

彼の朴訥とした「人柄」は、声優・野島裕史の声によく表れています。

第4話「遠い日のノクターン」には、路線バスが登場します。
22年前に街を離れて外国に音楽を勉強しに行ったシュタインが、別れた恋人・アグネスに、当時作りかけだったノクターンを捧げに訪れるためにバスに乗ってやってくる、という設定です。かなり咳き込んで、具合が悪そうです。

無粋ですが、このバスの料金収受方法がよく分からない。前半、シュタインが街にやって来て、バスを降りる時は、中扉から降りていました。そのバス停から新たに乗るひともそこから乗っていました。後半、逆にシュタインが帰る時は、前扉から運賃を払わずに乗っていました。ツーマンではありません。
会話は日本語なのに、アメリカや大陸ヨーロッパのように右側通行のため、扉は右側(因みにDr.サトウという日本人、ないし日系人らしい登場人物もいます)。

ひょんなことで、2003年の話だということが分かるのですが、その割に鉄道はSLで、バスだけが妙に新しい、というのが不思議。

まあ、ブルーリボンⅡとか走っていても、リアルすぎというか、生々しすぎてちょっとどうかなと思いますし、やっぱりこういう話は、無国籍で多少幻想的な感じがいいのでしょうか。

肝心のアグネスは、昔経営していた街外れの花屋にはおらず(小さな街で、わざわざ街外れに店なんて作って、儲かるのかな?)、それどころか、花屋は廃墟。具体的にどの部分、とは言えませんが、FFやドラクエの一場面をアニメにしたらこんな感じだろうかと思うような雰囲気。

この第4話では断続的に、シュタインが作曲したという設定のノクターンの調べが流れ、最後には楽譜も少しの間ですが映ります。いい加減な楽譜でなく、本当に流れている曲の楽譜でした。映るのは1枚目だけですが、一時停止して確認する限り、あまり難しそうな曲ではありません。真剣に練習すれば(しぃひんねんけど)ぼくも弾けそうでした。しかし、調べても、このアニメのオリジナルなのか、誰かの曲なのか、分かりませんでした。


ところで、その曲を贈られるはずだったアグネスは……。

あとはご覧になる方ご自身でお確かめ頂いた方がいいので書きませんが、悲しい結末です。子どもも楽しめる、とありますが、やはり大人のための寓話と考えた方がよさそうです。

―――シュタインは、22年前、彼女から去って行った時と同じ、夜のバスに乗って、街を去って行きます。
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