青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
52年前の今日、1959(昭和34)年1月7日付滋賀新聞↓
5年計画で工事が進められている湖岸道路に13もの路線バスの申請が出ている、とのニュースです。

S34.1.7S 湖岸道路13路線申請b

面白いことがたくさん書かれているのですが、京阪バスの一般路線の申請は……、
石山駅-石山汽船乗り場-膳所町内旧国道-馬場東町-湖岸道路-浜大津
和邇駅-浜大津-法務局-島ノ関-県庁前-大津駅


の2路線のようです。

注目すべきは「石山汽船乗り場」でしょうか。昭和50年代頃までの地図の中に、「石山乗船場前」というバス停が載っているものがあります(下の地図参照)が、いつ頃、どんな路線が走っていたのかが不明です。この記事の「石山汽船乗り場」がそれに当たるものと思われます。石山駅の東側にあって、今湖岸道路経由のバスがくぐっているJRのガードは、1971(昭和46)年にできたもので、それまでは「開かずの踏み切り」、と嫌われていたので、一旦瀬田川べりに出ていたと考えても不思議はありません。ただ、手元の昭和30年代の地図には、このような路線はなく、結局旧東海道を走っているらしいことが分かります。

S54京阪神市街地図集より 石山駅周辺

近江バスの計画も凄まじいですねw

草津駅-浜街道-石山駅-膳所旧国道-湖岸道路-浜大津-大津駅-県庁前-朝日ヶ丘住宅?

結局は実現しなかったはずですが、実現していたら、朝日ヶ丘から草津駅まで乗り換えなしで行けたことになります。何だか、小栗栖団地や御蔵山住宅と石山駅を結んだり、石山団地と堅田駅を結んだりするような話に思えて仕方ありません。
1日40往復と書かれているので、1時間平均2本以上の計画だったものと思われます。

因みに浜街道経由というと、私は「神領、大江、山田、下笠経由 草津駅西口行きです」というアナウンス(「山田」は共通語のヤマダでなく、「ヤ」にアクセントを置くのがミソ)と、「ブー!」という怒ったようなブザーで扉(後ろも折戸だった)が、潰れるんじゃないかと思うくらいバタンバタンと派手に開閉する三菱MAR470?などの非冷房車を思い出します。私が知っている80年代後半から90年代前半は、浜大津-国道-石山駅-浜街道-草津駅西口を20分間隔、国道経由の草津駅行き20分間隔、それらが交互に発車するため、浜大津-大江間は10分間隔の一大幹線でした。
今は、土曜ダイヤで草津駅西口発石山駅行きが1本あるだけです。


他に、京阪自動車の、日赤大津病院-浜大津-市役所-県庁-大津署-御殿が浜-石山駅という路線も許可される予定、とあり、今は近江鉄道バスが乗り入れている日赤病院の路線は、実はもともと京阪バスの路線であったことも見てとれます。実際、昭和45年の、バス停ごとに社名が書かれた地図では日赤病院のところは、「京阪」となっています。
もちろん、先述の朝日ヶ丘住宅は、逆に京阪バスの路線となったわけです。本当に食うか食われるかの競争です。

朝日ヶ丘周辺 S45

この地図を見ると、まだ大津駅前から湖岸道路に延びる中央大通りもないため、先述の近江鉄道の路線が、浜大津に先に行った上で、大津駅に行くというルートになっていることも、また、京阪バスの和邇駅発の申請路線が、法務局、島ノ関、県庁、大津駅の順に停まっているルートもよく分かります。

特に島ノ関から県庁の道が私にははっきりイメージできないのですが、どんな道なのでしょう?また歩いてみたいと思います。
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