青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
最近、路線バス関係がなかなか書けなくてすみません。資料の整理と講読が追いつかないんです(汗

先月、紅葉真っ盛りの永源寺に行くついでに、京阪バス八日市車庫の跡地も見てしまおう、という欲張りプランで出掛けて、結局時間がなくて、八日市車庫は車窓からチラッと見ただけで終わってしまったのですが、生まれて初めて八日市駅を見ることができました。
でも、いつか時間があったら途中下車したいなと思ったのはむしろ、1つ近江八幡寄りの「新八日市駅」。大正時代の雰囲気たっぷり!後で調べると、表側だけ淡いグリーンに塗られているようです。

新八日市駅

八日市駅で降りると、駅舎にこんなモニュメントと碑文…。

八日市駅前モニュメント

あかねさす

さすが蒲生野の中心!
「あかねさす 紫野逝き標野行き 野守が見ずや 君が袖振る」(額田王 =ぬかたのおほきみ)
(天智天皇の御領地である)蒲生野で、袖を振ったりして(=あなたのことが好きですとアピールしたりして)、野守が見たりはしないでしょうか?くらいの意味ですね。メールや何かと違って、実に奥床しい告白ですね。

むらさき、でふと思い出しました。

貨車の積載重量を表す記号が、軽い方から順に「ム、ラ、サ、キ」なんです。
無骨な鉄の塊のような貨車に、渋みのある紫というのが不釣り合いですが、日本人の遊び心、繊細なことばの感覚が思いもよらないところに生きていて、ぼくは好きです。これは、他のどの色でもなく、やっぱり、昔から高貴な色とされる、でないと、生きてこないですね。そもそも日本語の色の名前って、アカ、アオ、キ、など1~2音節で終わってしまうのが多いですよね。

これを考えたひとってどんなひとなのかな?鉄道省の高級官吏なのかな?
ぼくは、百人一首以外の和歌は、この額田王の和歌以外には数えるほどしか暗唱できないけど、明治、大正の頃は、譬え理系だったとしても、和漢の古典的素養があるのは別に珍しいことではなかったから、この和歌のことも思い出しながら考えたのではないかな、なんて思いをはせたりします。

八日市車庫跡はまた今度行こうw
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