青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
引き続き、まんたろう様が25年前に撮影された写真をお届けします。今回は近江鉄道です。前回までお届けした信楽高原鐵道と同じ1993(平成5)年5月13日に撮影されたものの他、その2週間後の27日に撮影されたものも含まれています。

基本的には信楽に近いところは大体同じ5月13日に撮影されている様子なので、できるだけ南から北に進む形で2回に分けて取り上げたいと思います。

25年も前のことですので、現在も同じアングルで安全に撮影できる保証はありません。その後全く様子が変わっていたり、立入禁止になったりしている可能性もあります。事故やトラブルの責任は負えませんのでご注意下さい。

↓まずは当時導入2年目だったライオンズカラーの220形です。

ライオンズカラー新型電車 貴生川

基本的に1両で動かされるため、ラッシュ時などの対応が難しいことなどから運用は早々に減少したようです。2015(平成27)年5月に定期運用を離脱しています。

↓近江鉄道で個性的なのがこのLEカーと呼ばれるレールバスでしょう。

LEカー

全線電化されているにもかかわらず、電力供給コストを削減するために敢えて導入されたディーゼルカーですが、ローカル線とはいえ1両で捌けるほど乗客が少ないわけではないため、結局2両つながざるを得なくなってあまりコスト削減にならず、老朽化も早かったので、結局10年程しか使われなかったようです。

私は近江鉄道というとこの車両のイメージがありますが、実際はほんの一時期しか走っていないんですね。私はこの車両が走っているので、てっきり貴生川と八日市の間は非電化なのだと思っていました。

電化しているところで更にまた燃料を焚いたりしたら却って無駄な気がしますが、実際には電車の保守費、作成費などを考えると、輸送密度が低いところではディーゼルカーの方が効率がいいこともあるようで、肥薩おれんじ鉄道や日本海ひすいライン、JR羽越線の一部など貨物列車や優等列車以外に電車・電気機関車の定期運用が存在しないところも実は結構あります。

↓日野駅と水口松尾駅の間を走行中 モハ102形

日野-水口松尾  (2)

日野-水口松尾

これはいい場所ですね。同じ場所で、1221形↓

水口松尾-日野

近江鉄道の車両形式は実に複雑で、Wikipediaを見てもいまいちよく分かりません。何度も改造、改番したり、車籍だけ残った状態で車体を新製して手持ちの機器を装備する、というようなこともしているからです。
この車両は1990年代半ばにはなくなってしまったようです。

↓日野駅の様子。

日野

日野駅進入

沿線では比較的大きな町で、今も一部日野発着の便がある拠点駅です。こうして見ても比較的広い駅なのだと分かります。
かつては駅前から浜大津や三条京阪に向かう中長距離の近江鉄道バスも発着しており、今も走っている近江八幡駅に向かう日八線は、路線バスがやせ衰える湖東の中にあっては神崎線と並ぶ代表的なバス路線でしょう。

そして、近江鉄道を代表する駅と言ってよいであろう八日市駅。乗降客数は近江八幡駅に次ぐ2番目です↓

八日市駅

↓八日市駅の時刻表です。

八日市駅時刻表

八日市と近江八幡の間は最も利用者が多いので、さすがにそれなりの本数があります。今は朝以外はずっと1時間2本で、夕ラッシュ日本数が増えることもないので、トータルでは減便です。
本線の減り方はもっと目立っており、今は基本的に日中は1時間1回だけです。また、この当時の多賀線は圧倒的大多数が線内折り返しでしたが、今は彦根、米原との直通が増えた関係で本線の八日市方面からも高宮止まりというのが朝夕に何本もあり、多賀線から来る米原方面行に乗り換える必要が生じています。

↓この沿線案内は八日市駅に掲示されていたようです。

沿線案内

この時点でもう既に「京セラ前」「大学前」といった駅があることに驚かされます。調べてみると、京セラ前はこの2か月ほど前、3月16日に、「大学前」はその更に1年ほど前平成2年3月に開業したということです。
余談ですが、「京セラ前」では大阪の「京セラドーム」に行きたいひとが誤って降りてしまう、という都市伝説みたいなことが本当に起きたことがあるそうです。いろいろな名所が書かれていますが、駅から歩けるところは少ない気がします。

↓八日市線の近江八幡駅

八日市線 近江八幡

以前は近江八幡駅でもJR(国鉄)と線路がつながっていたのだろうと思われますが、恐らくこの時点でも既に切り離されているのではないかと思われます。


↓運賃表 どこか分かりませんが、駅で掲示されていたものだろうと思われます。

運賃表

現在、米原-貴生川間は1,030円です。JRは1,140円ですが、連絡がいい時だと近江鉄道より40分以上後の列車に乗っても、貴生川駅に着く時はほぼ同時刻、なんていうこともあります。それだけ近江鉄道がのんびり走っているということになります。

↓ワンマン運転の案内

ワンマン運転案内

2両の場合後ろの車両は無人駅ではずっとドアを閉めっぱなしということでしょうか?JR北海道とかもそういう感じだったかな…。

次回も近江鉄道の写真を取り上げます。
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