青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
バス停付近の四ノ宮川に架かる四ノ宮橋東詰には、1965(昭和40)年までの住宅地図においては、「毘沙門前」という謎のバス停の記載があります。

現在の四ノ宮橋↓

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橋のように見えませんが、サークルKと、手前のインド料理店の間に微妙な距離があることに気づいて頂けるかと思います。ここが橋で、下に小さな川が流れているのです。

地図ではこの橋の東寄り、上の写真では手前に「毘沙門前」のバス停があったことになっていますが、他にこのバス停に関する記載がある資料がなく、全くの謎の存在です。距離も、四ノ宮と国道山科の間で近すぎる気がします。

まっすぐ北に進むと京津線の踏切「毘沙門道」とぶつかるのだろうか、と思って調べましたが、かなりずれていて、呼応するとは言い難いです。

なお、ここから川沿いに南下すると、志賀直哉の旧居跡が見えてきます↓
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四ノ宮 しのみや
所在地:山科区四ノ宮神田町
開設年月日:1928(昭和3)年3月14日設置、同26日営業開始(但し旧道上)
付近:京都市四ノ宮児童館・四ノ宮の家 四ノ宮さくら広場 山科警察署四ノ宮交番(旧山科検問派出所) 滋賀銀行四ノ宮支店 京阪四宮駅 京阪電鉄四宮車庫 志賀直哉旧居跡 (現在ないもの)京阪バス四ノ宮回転場
キロ程:緑ヶ丘から0.7キロ 音羽から0.6キロ




かなり以前に全てのバス停について、予めタイトル、つまりバス停名だけ入力して用意をしていたのですが、なぜか四ノ宮だけ漏れていて、さあ書こうと思った時に驚きました。片原町とか薬大前とかもっと影の薄いバス停は用意していたのに。

緑ヶ丘のように、ポールが大津市と京都市にまたがる、ということでなく、両サイドともしっかり京都市に入るのはここからです。ここから京都八日市線(特急)も合流します。名神大津から約4年間お待たせしました。

複雑に絡まり合う名神、国道1号、旧京津国道(府道四ノ宮四ツ塚線)などをかいくぐって、やっと落ち着いて、少し街らしくなったところです。浜大津方面全景↓

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京阪電車の駅と同名の停留所はたくさんありますが、大抵駅が見えるような位置です。しかし、ここは本線や石山坂本線を含めて考えても、珍しく駅とバス停が離れています。

…いや、厳密にいうと、バス停は「四ノ宮」で駅は「四宮」で、別名なんですね。
なお、四ノ宮については、以下の記事もご覧下さい。
1949(昭和24)年8月7日 京阪四宮車庫火災と代行バス
[四ノ宮 【京津国道線9-1】]の続きを読む
追分の続きです。

実は追分付近は、西大津バイパスのインターチェンジを設けて、国道1号線を拡幅するために、1974(昭和49)年から1979(昭和54)年にかけて、京津線の線路の位置そのものを北に15mずらして、駅の位置も変えるという大工事を行っており、景観がガラッと変わっているのです。

↓恐らく大津寄りにあるカーブはもっと緩くて、ほとんど曲がらないまま現在の国道1号線の東行き車線に入っていたのだろうと思われます。

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住宅地図などを参照すると、北の山手の摂取院と国道の南側の佛立寺の間に駅があったことになっています。

とすると、今踏切がある辺りの右手に駅があって、浜大津方面のバス停は今の国道の中央にあったのかと思われます↓
[追分 【京津国道線7-2】]の続きを読む
熊本地震、恐ろしいですね。被災された方にお見舞い申し上げます。
熊本は、数年前に旅行に行ったばかりなんです。「あそBOY」や「SL人吉号」「いさぶろう・しんぺい」といった名物列車を総なめにするいい旅で、拙ブログでも取り上げたいと思っていました。食べ物もおいしかったのに、今は飲み水にも困っていらっしゃるとのこと、心配です。一日も早い終息と復旧を祈念しております。

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2010(平成22)年11月にNHKで放送された『こだわり人物伝』によると、芥川賞作家・平野啓一郎がショパンの生涯を描いた『葬送』執筆時、ショパンの生きた時代をしらみつぶしに調べて、年表というよりスケジュールと言ってよいようなものを作って、この日は雪だった、誰と会った、どんな出来事があった、と全部整理してから書いていたそうです。

私のやっていることのレベルとは比べ物になりませんが、でもひとでもものでも、何かの歴史を紡ぎ出して「伝えたい」と思った時、そういう手法を取りたいという気持ちは分かります。
目立った出来事がない日であっても、その1日1日の積み重ねが歴史を作って、今を作っていき、人も、社会も変化していくものだからです。

でも、時々、過去の中に沈潜し過ぎてしまって、今日この日も未来から見たら歴史なんだ、ということを忘れてしまっていることがあり、ふと気づけば新車が入っていたりして驚くことがあります。もともと車両写真を撮ることを重視している人間ではないのですが、それにしても全く撮影しなくなってしまったので、この春は、もうちょっと写真もやってみようかな、と思ったりします。

てなことを言いながらまた古い話で恐縮ですが、今から60年前の今日、1956(昭和31)年4月18日の読売新聞滋賀版↓

S31.4.18Y 授業の邪魔をするバス 長等b

長等小学校付近に観光バスが1日300台も乗り入れて、その騒音で授業も満足にできない、と報じられています。当時の小学校1年生は今年67歳、6年生で72歳、こんなことがあったことを覚えていらっしゃるでしょうか?

京阪バスの三井寺停留所、というのはもちろん今の三井寺バス停ではなく、拙ブログでは「旧大津市内線」としている、石山方面に向かう旧市街の循環線の三井寺バス停です。



左の写真は、京阪バスの路線バスのように見えるのですが、よく分かりません。右は完全によその会社ですね。一瞬霊柩車かと思いました。凄いデザインです。

今は観音堂側ではなく、金堂側の土産物店・食堂などが並んでいるところに立派な駐車場があるので、こんな駐車の仕方自体する必要がなくなっています。それにしても狭いところでどうやって観光バスが出入りしていたのでしょう。

一方、こちらはその2日後、1956(昭和31)年4月20日付京都新聞滋賀版の記事↓
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三條橋畔から出る電車に乗ると、四十分ほどで大津の終端驛まで伴れて行つて吳れた。この間は槪して昔の街道で、感じが何とも言はれずなつかしい氣がした。毘沙門から追分邊(あた)りには、まだ昔の面影が殘(のこ)つてゐはしないかと思はれた。
(田山花袋「大津まで」『京阪一日の行樂』P604)



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追分 おいわけ
所在地:大津市追分町
開設年月日:不明
廃止年月日:
付近:大津警察署藤尾交番(旧藤尾駐在所) 本門佛立宗佛立寺 光明山摂取院 京阪京津線追分駅 追分会館 (現在ないもの)京阪バス旧大津営業所 大津市立藤尾小学校 京都産業大学追分寮 京都産業大学すみれ幼稚園追分グラウンド
 



「新宿追分」「草津追分」など、全国各地に分布する「追分」地名ですが、いずれも道路が分岐する場所です。ここの追分は「髭茶屋追分」または「山科追分」といって、東海道と大津街道(伏見街道)の分岐点です↓

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バスの運転手さんというと、勤務が不規則で、休みが少なそうな、大変そうなイメージがあります。土日祝日も年末年始も関係ありません。

そんなバスドライバーの休日とは、どんなものなのでしょうか?

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テレビを見たり、読書したり、スポーツが好きなひとは汗を流したり、パチンコが好きで仕方ないひともいるかもしれないし、骨董品の収集に血道を上げているひともいるかもしれません。若い世代だとバンドの経験があって、ギターが達者に弾けるとか、そういうひともいるかもしれません。もちろんきっと、疲れて眠くて眠くて、とにかく寝ている、というひとも…。
結局、一般的なサラリーマンと実はそう変わりないのかと思うのですが、英語には、"busman's holiday"(バス運転手の休日)という慣用句的な表現があります。

["busman's holiday" site:us] (アメリカのサイトに限定してbusman's holidayを検索)≒ 9,240

["busman's holiday" site:uk] (イギリスのサイトに限定してbusman's holidayを検索)≒12,000

[busman's holiday~~バス運転手の休日]の続きを読む
駅の前にある民家の数は知れているのですが、実は奥の方に「大谷団地」があり、まとまった戸建て、市営住宅が並んでいます。
ここ、元々何だったのでしょうかね。何かで見た気がするのですが、どうしても思い出せません。

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その一番奥には、大津市民でも知らないひとが多いであろう、市営大谷乗馬場があります↓

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これ以上あんまり入っちゃまずいのかな?と思って、遠慮して遠くから撮りましたが、白馬がいるのが見えるでしょう?

大津市民の利用料金は土日祝日9時から17時まで2,160円、平日1,400円、他に午前だけ、午後だけの料金設定があります。
大津市民でない場合はこの倍額です。
平日と土日祝日の落差が大きいですが、いずれにしろいい値段だな。それほど馬に乗りたいと思わないので、これなら、前回取り上げたうなぎを食べた方がいいやw

しかし、相場が全く分からないので、高いのか安いのかどうなんだろう?と思い、そうだ、田辺の京阪バスが乗り入れている『クレイン京都』があるじゃないか!と思って、確認しました。
正会員の入会金が15万円!?、1回1回の利用料は大津市営と似たような額ですが、更に月々の会費が別途15,000円かかる(なお、全て税別なのでこれらにまた消費税がかかる)と書かれています。こりゃ、富裕層向きだ!

この金額を見ると、大津市営大谷乗馬場は何と良心的な、と極端に安く見えます。

でも、……うなぎの方がいいや…。

↓団地の入口、名神高速道路の真上辺りに「逢坂山とんねる跡」の石碑
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引き続き、大谷です。

↓前回も少し触れましたが、「日本一のうなぎ」という大胆不敵なコピーが、ウナギには縁の薄そうな山の中でひときわ目を引くので、ずっと気になっていた「かねよ」

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↓うなぎが道路を渡ることもあるのでしょうか?? 
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