青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
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中千町 なかせんちょう
所在地:(南郷方面)大津市千町一丁目 (石山駅方面)大津市千町四丁目
開設年月日:1987(昭和62)年4月8日
付近:ファミリーマートそがわ千町店 半田橋 水害想出之塔


石山方面から来ると、北千町を出て木立を抜け、カーブを曲がり、千寿の郷に続く道の分岐点を過ぎると、千丈川に沿って、赤川バス停付近から上千町、岩間寺まで続く道路と交差する信号が見えてきます。それを渡ると中千町のバス停です。石山駅方面は互い違いになっていて、信号の北側です。



もともとはこんな信号機はなく、信号機の設置年を確認したら2002(平成14)年となっていました。確かにその頃だった気がします。上千町、岩間寺方面から出てくる車、下千町方面から出てくる車が危険だと昔から言われており、桜峠方面の道路がよくなって、大型トラックの通過も増えたため、地元からの要望が高まったのだと思います。夜10時を過ぎると点滅信号となるため、通常は石山駅22:10発の最終バスだけ、点滅信号の状態で通過します。

千丈(せんじょう)川が作った谷の底に位置し、石山駅に向かっても、南郷に向かっても上り勾配です。

[中千町 【南中系統開通25周年記念特集3】]の続きを読む
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昔の新聞を見ているとこのブログで「投書」という別カテゴリが必要かと思うくらい、バスに関する投書が多数寄せられています。
やはり多いのは、乗務員の態度に関する苦情と運行本数を増やして欲しい、という要望ですね。

今回取り上げるのは、1956(昭和31)年4月11日付産経新聞滋賀版の投書↓

S31.4.11Sa 投稿 江若合理的なダイヤ改正をb

今津から浜大津に行くバスはこの当時3本しかなかったんですね!まあ江若鉄道がまだバリバリ現役の時代だから当然ですが、この方は、どうせ運転するなら、江若鉄道の列車と列車の間に走らせて欲しい、と言っています。尤もです。

しかしそれができない理由がなかなかすごい。投稿された方には申し訳ないのですが、江若鉄道からの回答が、歴史的には大変興味深い記述です。

京阪バス京都今津線の開通こそ1962(昭和37)年でまだ先のことですが、1950(昭和25)年10月1日から三条-和邇間で京阪バスと江若バスが相互乗り入れを実施しており、翌1951(昭和26)年7月8日には、更に白鬚駅前(白鬚神社)まで延長を実施していることが背景にあることがよく分かるのです。

また、国鉄バスに関する記述も、4月20日は間に合わなかったようですが、5月1日には開通することが56年前の今日、4月24日付読売新聞滋賀版で明らかになります↓

S31.4.24Y 小浜‐浜大津に国鉄・江若バスb

浜大津-小浜間3時間45分、三条大橋-小浜間4時間5分!トイレなんてないバスで、2時間を超える運転は厳しい気がしますが、休憩とかあったのでしょうか?うっかりコーヒーやビールなんて飲めないですね。

[1956(昭和31)年5月1日 国鉄バス・江若バス若江線開通]の続きを読む
笠取口 かさとりぐち (宇治川ライン休暇村口 うじがわらいんきゅうかむらぐち)
所在地:宇治市二尾(にのお)
開設年月日:1977(昭和52)年3月21日
廃止年月日:?
付近:京滋バイパス笠取IC カシオペアライディングパーク(宇治乗馬クラブ) YMCAりトリートセンター (以下現在ないもの)宇治川ライン休暇村 ぜんまい茶屋




私の手元にある1979(昭和54)年1月1日現在の京阪宇治交通全線路線図によると、内畑口から1.2キロ、2分で笠取口に着きます。1977(昭和52)年9月1日改正の京阪宇治交通の時刻表…①には、京阪バスの宇治川ライン線の時刻も載っていますが、笠取口のところには「ライン休暇村」という副名称も書かれています。1978(昭和53)年4月1日現在の路線図…②にはイラストとともに記載があります。
私の手元にある1970(昭和45)年7月発行のパンフレット、路線図では「笠取口」ではなく「宇治川ライン休暇村口」としか書かれていないので、それが正式名だったのでしょうか。

①②については、北海道の各駅倉庫様のHPの道外事業者資料のページにUPされております。京阪バスの古い路線図などもありますので、ご興味がおありの方はご覧下さい。


先述の1970年のパンフレットによると…

宇治川ラインを望む 緑につつまれた山頂
清々しいオゾンがいっぱいのキャンプ場の処女地!


オゾン層の破壊の問題が広く知られるようになるのは、1987(昭和62)年に採択された「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」による各国でのフロン規制の開始からであり、1970年というと、まだ科学的にもオゾン層の破壊は知られていなかった時代ですから(論文での発表は1983~85年頃)、この当時、既に「オゾン」なんていうことばを使って、一般に意味が通ったのか不思議です。

でも残念ながら、これを作ったひとは、やっぱりオゾン(O3)の何たるかが分かっていません。
[笠取口(宇治川ライン休暇村口) 【宇治川ライン線生誕35年企画2】]の続きを読む
北千町 きたせんちょう
所在地:石山駅方面 大津市石山千町
    南郷中学校方面 大津市千町一丁目
開設年月日:1987(昭和62)年4月8日
付近:石山霊園


石山駅方面から走ってきたバスが、滋賀大学職員会館「清流荘」の木立の脇の見通しの悪いカーブを曲がりながら軽く坂を下り、パッと視界が開けて住宅街が見えたところにあるのが「北千町」。ここは南郷学区の北の外れで、学区内でもっとも北に位置するバス停です。



もともと「北千町」などという表現は、地元でも特に使われていませんでしたが、千町の北の端ということで名付けられたのでしょう。
因みに、「千町」とは、ここを新田開発した神崎郡伊庭村(現在の東近江市能登川町)の小野将監が千町歩の田畑になるとして開拓し、1552(天文21)年に完成させ、300石収穫したことによる地名なのだそうです(『角川地名大辞典 25 滋賀県』P426)。

なので、他の町の「町」と「千町」の「町」は意味が全く違っており、「千町」の「町」は接尾辞ではありませんから、必ず「千町」とセットで呼ばないとおかしいことになります。タウンページでは「町」を略すため、「千」と書かれていますが、本当はすごく変なことです。
それにしても江戸時代にならないうちから開拓されていたんですね。

バス停名が「石山霊園前」でもおかしくないくらいの位置です。石山駅方面は、バス停ができる前から、このように少し広かった記憶があり、そこがうまく活用されています。
[北千町 【南中系統開通25周年記念特集2】]の続きを読む
52年前の一昨日、1960(昭和35)年4月12日、朝日ヶ丘住宅に初めて京阪バスが乗り入れます。

この路線の廃線跡を辿った時のことは、2010(平成22)年11月24日付拙稿朝日ヶ丘①他で詳述しておりますので、ご興味がおありの方はご覧下さい。

↓52年前の今日、4月14日付読売新聞滋賀版より

S35.4.14Y 朝日ヶ丘‐大津駅開通b



[1960(昭和35)年4月12日 朝日ヶ丘-大津駅間開通]の続きを読む
滋賀大西門 しがだいにしもん
所在地:(南郷中学校方面)大津市平津二丁目 (石山駅方面)大津市石山寺五丁目
開設年月日:1987(昭和62)年4月8日
付近:滋賀大学平津キャンパス(教育学部・教育学研究科) 社会福祉法人湘南学園


滋賀大西門は、文字通り、滋賀大学平津キャンパス(教育学部)の西門のまん前のバス停。
もともとはもちろん、滋賀大生の通学など全く想定されていないダイヤでした。滋賀大生は、車で通学している、というイメージが強いのですが、いつの間にか滋賀大生が多数利用するようになり、南郷中学校の通学路線だったはずが、滋賀大の通学路線ともなりました。





石山、南郷方面の住民にとって、平津に滋賀大があるのはもはや当たり前のことですが、もともとは膳所の、現在滋賀大附属小・中学校がある辺りにあった師範学校がその場所で滋賀大教育学部となったのでした。建物が老朽化したため、膳所で高層化するという話もあったのですが、財政が厳しかったことから、1961(昭和36)-1963(昭和38)年をピークに続々と移転して、平津キャンパスが形成されました(『滋賀大学史』)。
戦前に東急が誘致した東京工大、東京学芸大、都立大学(首都大学東京)など、事情が異なる移転を別にすると、国立、私立ともに大学のキャンパスの郊外移転が相次ぐのは1970年代以降のことで、滋賀大教育学部の移転は、特に早い部類と思われます。
[滋賀大西門 【南中系統開通25周年特集1】]の続きを読む
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1987(昭和62)年4月8日、大津市立南郷中学校が開校し、通学輸送を目的とする、52・53・54号経路他、南郷中学校関係の各路線バスが開通して、今日でちょうど25周年です。

宜しければ昨年4月8日付拙稿南郷中学校系統開通24周年も合わせてご覧下さい。

思えば1日数本という本数からスタートして、一般客の一定の利用があると見込まれ、日中1時間1本、1時間2本…とよく成長したものです。

簡単に歴史を振り返ります。

1987(昭和62)年4月8日:大津市立南郷中学校が大津市赤尾町に開校(旧南郷中学校は「石山中学校」となる、同日より京阪バス南郷中学校系統運行開始

1988(昭和63)年3月13日:日中1時間1回の運行に

1993(平成5)年6月20日:旧53号経路(石山駅-南郷中学校-大石小学校-内畑)廃止、日中1時間2回の運行に

2001(平成13)年5月21日:1988年ダイヤ改正以来10年以上石山駅21:10発だった終バスが1時間繰り下げられ22:10発となる。「南郷二丁目東」発着便が初めて設定される。

2002(平成14)年3月9日:千寿の郷経由系統(新53号経路)が設定される。      

2008(平成20)年11月1日:朝の内畑発南郷中学校行きが、外畑始発となる。



樟葉中書島線、大津9(4A)号経路(寿長生の郷)、13号経路(国道湖岸連絡)など、比較的新しく開通したのに、僅かな歴史を残して消えていった路線のことを思うと、80年代以降に開通した一般路線としては最も成功した…、と言って大げさなら、「最もましだった」一般路線だと言って過言でないでしょう。

最近では、昨年9月25日開催の「スルっとKANSAI バスまつり」で発売された、「ミニ方向幕」のおもちゃに、

52 南郷中学校・石山駅

の幕が入っていることを知り、実に感慨深かったです(知人から提供)↓

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一定の存在感がなければ採用されなかったことでしょう。

25周年というと四半世紀です。これを記念し、今回を含めて8回に渡り、この系統単独のバス停7カ所や、滅多に見られないBタイプ運用、限られた便でしか見られない中型車運用など、私が僅かばかり撮りためた写真で、振り返りたいと思います。

[大津市立南郷中学校開校&南中経由系統開通25周年]の続きを読む
世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし[在原業平]

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私は特に桜が好きというわけでもないのですが、やっぱり桜が咲いていると、心が寒さの緊張から解きほぐされ、浮き立つような気がしてきます。

60年前の今日、1952(昭和27)年4月6日付滋賀新聞↓

[花見バス合戦~~世の中にたえて桜のなかりせば…]の続きを読む
八日市インター口 ようかいちいんたーぐち
所在地:?
開設年月日:?
廃止(休止)年月日:1984(昭和59)年10月24日
付近:名神高速道路八日市インターチェンジ 国立滋賀病院 ケーズデンキ八日市インター店 東近江市立御園小学校


久しぶりの京都八日市線の記事です。
この八日市インター口については、奥山 (八日市特急線5)でも書きました通り、再確認したい事項があって、遅くなりました。

最初、何も疑問に思わず、名神八日市バス停を「取材」していたのですが、バス停名が「八日市インター口」となっており、インターチェンジの北にある同名の交差点にあった可能性が捨てがたいと考え、再調査したのでした。



上の地図で青い線を引っ張っている区間は、ここ10年ほどでできたバイパスで、京阪バスが走っていた当時には存在しません。
「八日市インター口」交差点は、普通に考えれば、インターから一般道に出てすぐのところにありそうなものなのに、それより北にあるのはこのためです。

↓今は4つある信号機のうちの1つにしか、交差点名表示がありません。
[八日市インター口 【八日市特急線6】]の続きを読む
40年前の今日、1972(昭和47)年4月1日、京阪自動車株式会社の社名が、京阪バス株式会社に改称されました。

しかし、本ブログをお読みの方ならお気づきの通り、そのずっと前から、「京阪バス」という通称が使われおりました。逆に、そういう通称がよく通っていたから、そちらを社名にしてしまったのでしょう。

日本人は、排他的なところがある一方で、新しいものが嫌いということはないので、人間はともかく、「モノ」は割とすっと受け入れるところがあり、発音も2音節でしやすいので、たくさんの人間が乗り合う自動車は「バス」と呼ぶのだとすっと入ってしまったのだろうと思います。

この件については残念ながら、これと言ってUPできる写真や資料がありませんので、次の話題に…(何という書き方…(汗 )

4月1日というのはいろいろなことが動く日ですが、JRが発足したのも25年前、1987(昭和62)年の今日でした。

発足直後のJRの車両写真をまんたろう様がたくさん提供して下さったので、その中から何枚かご紹介したいと思います。撮影日は写真のファイル名に含めております。

↓有名どころですが、湖西線の撮影名所。もうこの風景も見られませんね。今なら、同じ場所に行ったら225系が撮りたいかな…。

H1.6.4和邇‐蓬莱4

↓まんたろうさん、東京まで足を運んでいらっしゃいました。池袋止まりの山手線、205系。
[京阪バス社名変更40周年&JR発足25周年]の続きを読む