青いバス停

There have been buses for more than 90 years in Otsu City. 「専攻?」である大津営業所管内の京阪バスの歴史を主体とした交通関係の記事をはじめ、雑記を記しております。
1月21日付拙稿メロディしか分からない曲①の続きです。

アナウンスがテープだった時代の京阪バスで、終点のアナウンスが終って、そのあとで流れる曲です。石山駅など、主だった終点では、今日と定期観光バスの案内が流れるので、この曲は流れなかったと思います。
ここでは、すこし昔の京阪バス写真集にUP中のるうパパ様提供の国分団地行きA-1004号車をバックに編集しました。国分団地終点のアナウンスが終わった後の音楽をお聴き下さい。






『マドンナの宝石』のようで『マドンナの宝石』でない、と思っていましたが、知人からは、

「やっぱりこれは『マドンナの宝石』だ」

といわれたり、でも違う気がするし…(*_*)

因みに原曲はこんな感じです↓ エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリというイタリアの作曲家が作った全3幕からなるオペラですが、日本で単に『マドンナの宝石』という場合は普通、第2幕前の第1間奏曲を指します。
[メロディしか分からない曲②~~京阪バス「終点の曲」]の続きを読む
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京阪バスの営業所・支所は、京都市交通局の受託を別にすると、現在11カ所あります。

ワンステップバスと磁気カードの導入は山科(それぞれ1998年、1999年)、バス接近表示システム導入とICカードの導入は高槻(それぞれ1980年と2007年)など、新しいことは大抵、山科のような比較的規模の大きい営業所や、ドル箱である高槻で先駆的に行われることが多く見えます。

一方大津はというと、何かを他の営業所に先んじて行ったとか、他より早く新しいタイプの車が入ったとかいうことは全部きっちり確かめたわけではありませんが、比較的少ないものと思われます。B-3969↓はその中にあって例外的に、京阪バス初のブルーリボンⅡのB車が転属でなく最初から大津に入ったという点で特筆すべきだと思われますが、だいたい、誰が見ても大阪のお古だと分かるような車が来てガッカリという方が圧倒的に多いです。

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最近では山科から何と10年遅れてのカードの導入と、その後の慌ただしい紙式回数券の廃止など、割を食っている印象が強いです。

しかし、大津が京阪バスで最初、という案件も、調べるとやはり出てきます。

↓T.F.様から以前頂いた、1981(昭和56)年10月14日、30年前の今日に実施された運賃改定のパンフレットコピーです。

下半分の「定期旅客運賃」の項の2をご覧下さい。持参人式通勤定期券の新設(滋賀県のみ)」
つまり、定期券の本来の所有者に関係なく、その時に持っている人間に有効、という制度で、当時としては非常に画期的なのではなかろうかと思われます。

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[大津が京阪バス初~持参人式定期券30周年]の続きを読む

あんたが望むことができるのは、あんたの世界を思いだせる間だけ。ここの連中は、記憶をすっかりなくしちまった。過去がなくなったものには、未来もない。だからこの連中は年もとらない。(中略)こいつらには、変わりうるものが、もうないのさ。自分自身がもう変われないんだからな。

(ミヒャエル・エンデ 上田・佐藤訳 『はてしない物語』(下) P304 岩波書店 2000)




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(2000/06/16)
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ブログを始めて、無事に1年が経過しました。これもひとえに読者の皆さまや、資料を提供して下さったりして私をサポートして下さる方々のお蔭です。ありがとうございます。

最初の頃のことを思うと、試行錯誤をしてやっとちょっと慣れたかな、という感じです。

もともと歴史など、内容的に写真が中心にはならない(しにくい)、テキスト中心のブログなので、どのくらい読者の方がついて下さるのかも分からず、まあ、自分なりに覚書にできればいいか、と思っておりましたが、予想よりはたくさんの方にご覧頂き、幸甚です。

タイトルを「現在完了形=present perfect」としてしまっていますが、本当は、「未来完了形=future perfect」でないといけなかったのかもしれないと思うこともあります。

今は、細かな点が散らばっているだけですが、それがやがて線になり、線が面になって行き、分からなかったことがだんだん明らかになっていくばかりでなく、過去から未来に至る軌跡が描けることを願いながら、書いています。

路線バスを巡る情勢は厳しく、今のままでは明るい軌跡とならないかもしれません。でも、ドラえもんではありませんが、未来は変わることがありますし、xy座標面上のある点から、ベクトルの成分が変わってもおかしくはありません。

過去がなくなったものには、未来もない―――忘れられてしまったであろう過去を私なんかが今に蘇らせて、その中で変わりうるものを見出せるのか分かりませんが、何かやってみずにいられません。

S29.9.5S 京阪バス広告(路線図有)右b

[Future Perfect~「永いおなじみ」から「永いおなじみ」へ]の続きを読む
早いものでもう大みそか。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
湖南としては久しぶりのまとまった雪になったので、思わず雪景色の撮影に出てしまったりもしましたが、今は大好きなチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」を流して(個人的に、秋から冬にかけてぴったりな曲だと思っている)、ストーブで温まりながら、この記事を書いています。もう長いこと紅白歌合戦もまともに見たことがなく、例年、こういう感じでパソコンに向かったり、本を読んだり、いつもと変わらないことをしています。

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(南郷二丁目にて チェーン走行のA-3755)

今年もいろいろな出来事がありましたが、京阪バス関係で大きなニュースと言ったら何でしょうか?京滋方面の方と、大阪方面の方、沿線住民の方と、ファンの方、それぞれ思い浮かべられることは多少違うかもしれませんね。去年は何をさておいてもやっぱり直Q京都号でしたでしょうけど、今年はやっぱり山科急行線の開通だったのではなかろうかと思います。かねてから噂はあって、あそこをバスが通ればいいのに、という希望的観測もあったので、驚かなかったというひともいたようですが、利用者の利便性が高まったという点で、やはりニュース性があると思います。

下半期だけ見ると、私の身近には、高槻営業所に数十年ぶりに入ったいすゞのN-6200を挙げる方もいましたし、歴史的な意義はありますが、利用者にとっては関係のないことなので、私から見るとやっぱり大津のカード導入というのがインパクトがあったと思います。利用者はまだ少ないですが…。

私としては、思ったよりもブログをたくさんの方に見て頂き、いろいろな方とお会いしたり、お話を伺ったり、思いもよらぬ写真や資料を見せて頂く機会に恵まれたり、本当にありがたかったです。更新をするのが結構大変なので、ペースは少しゆっくりにさせて頂こうかとも思いますが、来年も宜しくお願い致します。

寒いですが、皆様がいいお正月を迎えられますように…。