国語については圧倒的に光村図書の採択率が高いため、どこの出身の方でも世代が近い場合や、長い間収載され続けている題材だと話が合うものです。
最近、ネットでもテレビでも「秘境駅」がちょっとしたブームで、私もJR北海道のいわゆる「白滝シリーズ」の廃止前の様子を見に行ったりしたものですが、そんなことをしているうちに、ふと、国語の教科書で読んだ話を思い出しました。

砂漠の真ん中に駅があって、誰も乗り降りしないのに3人駅員がいて…という話だったと思うのですが、続きは思い出せませんでした。ネットで検索するとジョーン・エイキン(Joan Aiken 1924-2004 「エイケン」と表記することも)の「三人の旅人」だと分かりました。
↓短編で、それだけで1冊の本にはできないため、他の話と合わせて『しずくの首飾り』(岩波書店 1977)に収載されています。

今でもアマゾンで簡単に手に入れることができるほか、滋賀県立、大津市立など各地の公共図書館で読むことができます。
