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師走のクソ忙しい時に2泊3日で無理やり東京に行ってきました。
というのも、12月17日、中高生の頃から一度生で聞いてみたいと思っていた、デンマーク人リコーダー奏者 ミカラ・ペトリ(Michala Petri 1958~)が来日してコンサートを開くと聞いたからです。 ↓乗り換えのために降りた原宿駅では、明治神宮参拝用の臨時ホームの改札の点検? ![]() 時期的なものなら、凄い偶然です。ちゃんとSuica用のタッチパネルがあるんですね。 中高生の時は、彼女が第1リコーダーパートを演奏する、J.S.Bachの「ブランデンブルグ協奏曲第4番」(BWV1049)の録音を聴いたんですが、 「学校で吹いている(吹かされている)リコーダーにプロがいるのか!?」 と衝撃を受けました。で、簡単な部分だけ、その当時はそんなことばはありませんでしたが、今でいう「耳コピ」をして自分のリコーダーで真似してみたりしていたんです。 YouTubeに、ちょうど彼女が演奏している同曲の動画がありました↓ ![]()
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(今日は交通関係の話題はありませんので、ご興味がない方は申し訳ありませんが別の記事をお待ちください)
知らなかったよ 空がこんなに青いとは… 有名な歌なので、小学校の時に歌ったという方も多いと思います。 風は強いですが、抜けるような青空の今日は、『空がこんなに青いとは』の作詞者、岩谷時子(いわたにときこ)(1916-2013)が亡くなってちょうど2年目です。 どちらかというと、シャンソン歌手・女優の越路吹雪(1924-1980)の付き人であったことや、『男の子女の子』(郷ひろみ)『恋の季節』(ピンキーとキラーズ)などの作詞が有名で、新聞の訃報記事にも、そちらのことばかりが書かれていましたが、私の中では断然、『空がこんなに青いとは』の作詞者であり、本当はそれについてももっと知られてもよいのに、と思っています。(作曲は野田暉行) ピアノ伴奏はたいていは歌のメロディとは全く別もので、この曲も例外にもれずほとんど和音だけなのですが、歌詞をつけたので、前奏とともに思い出して頂ける方も多いのではないかと思います↓ 左手のオクターブ開いて動かすところが強すぎて、まっすぐ上から腕を落としているだけに聞こえるとか、上手なひとからいろいろ言われたのですが、まあ目をつぶってやって下さいw 第37回(昭和45年度)のNHK全国学校音楽コンクールの小学校の部の課題曲ですが、この時代の課題曲で今も普通に歌い継がれているものはそうはありません。第51回(昭和59年度)にも再び課題曲として選定されています。同じ曲が2度も課題曲に選ばれることは非常に珍しいことで、この歌の力を感じさせられます。 実は、その1970(昭和45)年7月10日、NHKでこの曲と同じタイトルの、大阪市大正区を舞台にした番組が放送されています(環境アーカイブスをご参照願います)。 ![]() (今日は交通関係の話題は少ししかありません。ご興味のない方はスルーして下さい)
昨年の10月頃だったと思いますが、2月7日(土)びわ湖ホールでJ.S.バッハの大作『ヨハネ受難曲』(BWV245)が聴けるというので、早速予約をしようとしたら…何と4か月も先の話なのにもう満席!? びっくりしました。 「マタイ受難曲」(BWV244)が3時間がかりの超大作として扱いが派手なのに対して、「ヨハネ受難曲」は2時間ほどの作品で、演奏される機会も、CDの種類もやや少ないので、却って聴きたいひとが集中するのかもしれません。 「マタイ受難曲」を聴いたことは、2012(平成24)年3月7日付拙稿マタイ受難曲を生演奏で聴いたことが、あるか、ないかで書きましたが、マタイを聴いたらヨハネも生で聴かないと、と思っていたのに…。 しかし、あまりの人気ぶりに何とかしないといけないと思ったのか、6日に追加公演を実施することが決定しました。そちらの方は無事に予約が取れたので、寒い中いそいそとお出かけ。 ![]() 同じくバッハの「マタイ受難曲」は新約聖書の『マタイによる福音書』に書かれたイエズスの受難の物語を描いた曲ですが、「ヨハネ受難曲」は、新約聖書の「ヨハネによる福音書」を題材にしています。 新約聖書に4つある福音書のうち、「ヨハネによる福音書」だけは情報源が全く異なると言われていて、書き方や視点の置き方がかなり違っているためか、それを音楽にした結果としての受難曲も、マタイとヨハネでは雰囲気がかなり違います。 ごく大雑把にいうと、どんなひどい目に遭っても、イエズスは尊く、光り輝いている!と歌い上げ、またどこか達観したような雰囲気なのがヨハネ受難曲で、短く緊張感にあふれ、ドラマチックにまとまっています。嘆きと悲しみに満ちていて、しかし登場人物相互のやり取りを詳細に書き取った、ルポタージュに近い雰囲気なのがマタイ受難曲なのではないかと思います。 ![]() 配られたプログラムを見て、歌詞対訳がないことにショック! 会場を見回すと、やっぱり好きなひとは楽譜や対訳歌詞集をもってきてる。…あちゃ~…楽譜を持ってくりゃよかった…。 でもさすがびわ湖ホール!舞台の上に歌詞が映写されたので一安心。 たいていのコンサートで、何らかの形で歌詞を示すようになっているようです。 ![]() (今日は交通関係の話題はありません。ご興味がない方は申し訳ありませんが、次回以降の記事をお待ち下さい)
あまりテレビを見ず、見ても録画なのでCMは全部飛ばしてしまう私ですが、最近釘づけになったCMがこれ↓ 妻夫木聡、仕事とはいえ、こんなすごいところに行けていいなあ!モロッコなのだそうです。首都・ラバトより圧倒的に有名な観光都市・カサブランカ、最近知名度が上がっているマラケシュやフェズといった、都市部とは思えない砂漠地帯です。 この「影」役の女のひと、怖いですねw ただ、神出鬼没で不可解な存在であるにもかかわらず、字幕なしで何を言っているのかほとんど分かるくらいゆっくり、はっきりした英語です。 影) "What are you doing here?" 妻夫木) 「僕は…」 影) "Trying to capture the light, were you?" 妻夫木) 「どうして分かったんですか?」 何回か見ると、分かるなら聞くなよ、影!って突っ込んでしまいますが、最初に見た時は歌と画像の美しさに圧倒されて、ぽかんとしていてそんな余裕はありません。 そう、BGMのカッコいいこと!ネットが普及していない頃は考えもしなかったことですが、最近はこういう時に、必ず何のCMか控えて、すぐネットで検索するようにしています。 ブラームスの「7つの歌 Op 62 第1番 ロスマリン」だと分かりました。 ![]() 今年は、大津市内の中学校のいじめ自殺事件とこれに対する大津市教委の対応に関する問題など、実に不名誉なことで大津市が有名になってしまいました。
また、8月には宇治を中心に、大津市南部から北河内にかけて水害に見舞われ、大津市内では大石方面のフィーダー路線を中心に、長期間の運休が続いたことが記憶に新しいです。いや、内畑はいまだに通行止めで運休が続いているのです↓ ![]() いやに重大な交通事故が目立つ年でもあったように思います。 祇園の暴走事故(4月12日)、その捜査もまだ進んでいる最中に亀岡をはじめ全国で通学中の子どもが巻き込まれる事故(亀岡 4月23日)が発生し、また関越自動車道の高速バス事故(4月29日)などなど、本当にどこに危険が潜んでいるか分からず、他人事(ひとごと)と思えません。 このまま事故がないことを願っていたのに、23日には静岡でしずてつジャストラインのバスが信号に衝突するという事故が起きてしまいました。 日本人選手が大活躍のロンドンオリンピックなどの明るい話題があったのがせめてもの救いですが、年末の土壇場のクソ忙しい時に衆院選で、最後の最後まで落ち着かない気分でした。 今年の第79回NHK全国音楽コンクール中学生の部の課題曲は、ファンの方も多いかもしれませんが(私は知らなかった 汗)YUI作詞・作曲の「fight」でした↓ ![]() (今日は交通関係の話題はありません。ご興味がない方は申し訳ありませんが、また別の記事をお待ち下さい)
「マタイ受難曲」を生演奏で聴いたことが、あるか、ないか。それは貴方の音楽人生の中で、大きな分かれ道になるかもしれません。 なんて言われたら、行かなしゃーないですね。 先日、大阪・福島のシンフォニーホールに、J.S.バッハの音楽の集大成ともいえる『マタイ受難曲』(BWV244)を聴きに行きました。 ![]() ![]() 同じバッハの曲でも「G線上のアリア」(BWV1068)、「トッカータとフーガニ短調」(BWV565)みたいに、テレビや各種のBGMとしてしばしば使われていて、まずほとんど知らないひとがいないような超有名曲と違い、あまりそこらへんでしょっちゅう流れているような曲ではないので、もう一段階進んだクラシック好き、バッハ好きでないと知らないかもしれません。 ![]() 曲名が分からず、メロディラインしか分からない音楽を探したことのある方、いらっしゃいますでしょうか?大変ですよね~(>_<)インターネットがある今でも、歌詞がない(分からない)曲は、メロディを録音したり楽譜に起こしたりしてネットの質問サイトやyou tubeで公開するとか、あとは口ずさんだり、ピアノで弾いたりして、詳しそうなひとに聞いてみるとかしかないですね。それも、記憶が古くなると、だんだん不正確になります。
今は、CMで聴いたりして気に入った曲は、何のCMか控えて、すぐにネットで検索するようにしていますが、昔はそういう意識を持っていなかったので、その方法が通用せず、本当に困ります。 ほとんど奇跡と言っていい巡り合い方をしたのは、小学校の頃に、サントリーのCMで聴いた『誕生の歌』。私の記憶にあるのとは違いますが、当時のCM動画が残っていました↓ ![]() 11月19日、もはや常連になりつつある、大阪・福島の「ザ・シンフォニーホール」に、楽しみにしていたスタニスラフ・ブーニン(Станислав Станиславович Бунин, Stanislav Stanislavovich Bunin 1966-)のピアノリサイタルを聴きに行きました。
※キリル・アルファベット(ロシア語やブルガリア語などスラブ系のことばで使うアルファベット)をどうしたら半角にできるのか分からなかった(汗 ![]() 今回、当初の予定と曲目が変わって、却って私の好きな選曲になったので、曲目が変わってからチケットを購入しました。 ネットで調べると、結構、毀誉褒貶(きよほうへん)がありますね。 「誉」「褒」の方が圧倒的に多いものの、時々、同じような曲ばかりで選曲が下手とか、あり得ないミスがあったとか、急に1曲キャンセルしたとかいう批判も書かれていました。まあプロはいろいろありますね。ロシア人だから、感覚や考え方が日本人とはもちろん、西欧人ともちょっと違うだろうし、その日の調子もあるでしょうし。 幸い、私が聴いた時は特にアクシデントだとかそういうのはありませんでしたし、ホールいっぱいに美しい音が響きました。 ![]() でも、たまに靴の音がすることには驚きました。ペダルを踏む勢いでカツンとなる他に、リズムを取っているのか気持ちが高まっているのか、ペダルと関係ない左足を鳴らす時もあるし、正直どうかな…と思いましたが…。あの靴音は有名なようで、調べたらいろんなサイトさんで取り上げられていました。 まずいきなり超有名曲、『主よ、人の望みの喜びよ』BWV147(Jesu, Joy of Man's Desiring カンタータ第147番「心と口と生活をもって」より ヘス編曲)でノックアウトされました!正直、これを最初に持ってくるか?とも思いましたが。 ↓若い頃のものと思われる動画がありました。2:00辺りで1カ所明らかに音が違っています。(「YELL」の伴奏もやっとこさのお前が言うなよ、ていう話かもしれんけどwww) ![]() (今回、交通関係の話題ほぼ0ですので、ご興味のない方はまた別の記事をお待ち下さい。すみません)
今年の秋は、例年にも増して、よくクラシックのコンサートに行きました。10月だけで4回、11月は2回行き、今月も2回行く予定にしています。ポピュラーなものは聴かないのか、と読者の方に訊かれたことがありますが、聴かないわけではありません。ただ、わざわざコンサート、ライブまで行くことはありません。 今秋、最初に行ったのは、10月2日付拙稿"This train's destination is changed to Tsuchiyama." で触れた、アルゼンチン人ピアニスト、ブルーノ=レオナルド・ゲルバー(Bruno Leonardo Gelber)のピアノリサイタル。アルゼンチン人といえば、圧倒的大多数がスペイン系ですが、彼はオーストリア系なのだそうです。 ![]() 脚が悪く、多分、お弟子さんかマネージャーだと思いますが、付き添いがないと、舞台で歩くのも不自由です。まさか太り過ぎで体重が支えきれないのか?と最初失礼なことを思ったのですが、後で、幼い頃の小児麻痺が原因と知りました。その彼に、3歳からピアノを教えたという彼の母は、どんな気持ちで、何を願いながらレッスンしていたのでしょう?その成果たる大輪の花は70歳になっても開いています。 ベートーヴェンは、他の作曲家に比べ、ある程度力とスピードでぐいぐい押していく部分が必要だと思いますが、それを見せつけるような、しかし無駄な力みのない、流れるような音の粒に圧倒される約2時間でした。 ![]() 29日は、西宮の兵庫県立芸術文化センターまで、「ベルリン・バロック・ゾリステンwith樫本大進」を聴きに行きました。樫本大進(かしもとだいしん 1979-)は話題の超有名人とあって、会場は満員、チケットを手に入れるのも苦労しました。 ![]() |